定例記者会見(令和6年12月2日)

更新日:2024年12月02日

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2024」入込客数について

7月13日から長期間にわたり開催しました「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」が、11月10日(日曜日)に 閉幕しました。多くの皆様からご協力をいただきながら、 約4か月間の会期を無事に終えることができました。この場 をお借りして改めて御礼申し上げます。

今回の入込客数についてご報告します。これは、主要25 作品の89日間の入館者数及びイベントなどの入場者数を カウントしたものです。エリア別の代表施設作品鑑賞で 372,174人、ほか19作品鑑賞で169,909人、イベント・ワーク ショップが3,848人で、合計545,931人となりました。

一日当たりの入館者数では、前回展3,935人に対して、 今回展は6,091人と約1.5倍の入込となります。実際に、いたるところで、来訪者と受け入れ側でバランスよく、にぎわいが生まれていたと実感しています。また、長期開催によりお客様が分散してお越しいただいたことになりますので、経済的 にも良い効果が得られたのではないかと推察しております。

芸術祭期間中、北海道から四国まで、多くの自治体の視察 を受けました。首長自らお越しになり、私も直接対応させていただきましたが、皆様からは、若者や家族連れのにぎわいを見ての感嘆の声や、地域活性化の取組に対しての評価を頂戴しました。また、千葉県市原市や長野県大町市、岐阜県下呂市など、全国で同様の取組をされている自治体の市長からも「大地の芸術祭は追い付こうと尽力しても追いつけない」と嬉しい言葉をもらいました。さらに、福武総一郎プロデュ ーサーからは「日本の原風景や生活の営みが色濃く残って おり、感銘を受けた。それを守る大地の芸術祭は絶対なくしてはいけない」と有り難い声もいただきました。大地の芸術祭は、全国的に見ても誇りの持てる取り組みだと改めて認識いたしました。

海外からは、中国や韓国などのアジア地域をはじめ、欧米からも政府関係者が来訪しました。また、世界銀行が発行した地域活性化に関するレポートに「大地の芸術祭」が大きく取り上げられたり、イギリスの老舗新聞社「ザ・タイムズ」 が発行する富裕層向けの冊子にも掲載されましたが、国際的に信用のある組織から注目されたことは、芸術祭が世界に通じる力がついてきたものと感じています。

今後、パスポート販売を含む収支決算や経済波及効果の算出、地域へのアンケートなどを実施し、十分な検証を基に、来年度以降の通年誘客への展開、その先の第10回展の開催を目指して、「アートを通じた地域活性化」の取組を更に進化させてまいります。

西田川橋歩道橋が12月19日に開通します

令和4年9月から工事を進めてきました市道本町西線の「西田川橋歩道橋」が完成し、12月19日(木曜日)の12時に開通となります。

当該市道は、市街地へアクセスする重要な幹線道路でありますが、歩道がなく、特に冬期は消雪パイプの水はねにより、歩行者にとって歩きにくい状況でした。長年にわたり要望もあり、令和3年度に事業着手し、無事に完了することができま した。

当日は開通に先立ち、10時45分から歩道橋北側において開通式を開催いたします。ご協力いただいた関係者の皆様や、散歩で渡るきらきら西保育園の園児とともに、工事の完成を祝います。

「令和6年第4回十日町市議会定例会」に提出する 主な議案について

12月6日(金曜日)開会の12月議会で提案する主な 議案について説明します。会期は、16日(月曜日)までとな っています。

まず、1つ目は、議案第108号「物品購入契約の締結について」です。本件は、小学校教師用指導書の購入に当たり、市議会の議決に付さずに、契約したものであります。この契約は、市議会の議決を経ずに執行されたものであり、無効となりますが、既に納品され、相手方への支 払いも完了していることから、契約の締結について、議会の追認をお願いするものであります。

2つ目は、「料金改定等に係る条例の一部を改正する 条例制定について」です。議案第112号のほか3つの議案 につきましては、光熱水費や物価の高騰などに対し、施 設の適切な維持管理と健全な財政運営を行うため、一部を除き令和7年4月1日に利用料金及び使用料の改定を行うものであります。

3つ目は、「指定管理者の指定について」です。議案第111号のほか7議案につきましては、令和7年4月に更新を迎える15施設、及び新規1施設について、12月議会において議決をお願いするも のであります。

4つ目は、「令和6年度十日町市一般会計補正予算(第 8号)ほか概要」についてです。

まず、「1.補正予算」です。補正額は、一般会計で14億8,599万8千円の追加、特別 会計では、5会計で478万5千円の減額となります。

次に「2.一般会計の主な補正の内容」です。 まず、歳入予算では、「とおかまち応援寄附金」を4億円追加します。

続いて、歳出予算です。

はじめに、総務費です。
「とおかまち応援寄附金 募集経費」は1億 9,481万1千円を、「とおかまち応援基金 積立金」は2億118万 9千円を、それぞれ寄附金の増額分を財源にして追加し ます。「災害支援代理寄附金」は、石川県珠洲市を支援するため 400万円を新規で計上します。

続いて、衛生費 です。

「医師研究資金貸与事業」は 500万円、「医療施設整 備等支援事業」は 1,281万2千円、「不妊不育治療費助 成事業」は 109万7千円の、それぞれ追加補正となりま す。

次に農林水産業費 です。

「経営継承・発展等支援事業」では 100万円、「きの こ王国支援事業」では 219万5千円の、それぞれ新規の 計上です。

次に、土木費 です。

「道路除雪費」は、除雪委託料など、総額で8億 560 万円を追加します。

最後に、教育費 です。
「学校給食用 食材費 高騰対策事業」は 1,522万3千円 の追加補正を行い、保護者の負担軽減を図ります。

このほかにも、いくつかの事業において補正をしてい ます。

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