定例記者会見(令和6年7月22日)
「十日町市文化財保存活用地域計画」が文化庁から認定を受けました
令和4 、5 年度の2 か年で策定した「十日町市文化財保存活用地域計画」が7月19 日(金曜日) に開催された文化庁文化審議会の答申を受け、文化庁により認定されました。新潟県内では新発田市、糸魚川市に次いで3 番目の認定となります。
本計画は、文化財保護法に基づく文化財の保存と活用に関する総合的な法定計画であり、文化財保護行政における中・長期的な基本方針を定めるマスタープラン兼アクションプランとなります。計画書の全文は、市ホームページで後日公開いたします。
計画の目標として、豪雪の中で育まれた「地域の財( たから)」を保存・活用し後世に確実に継承していくことや、歴史文化を生かした文化観光に取組み、地域総がかりでまちづくりを推進していくことを定めています。また今回、歴史文化遺産として指定文化財のほかに、6,108 件の未指定文化財をリストアップし、計画の対象としました。
今後は重点事業に取り組むことにより、計画の目標達成を図るとともに、地域経済活性化へと繋がる好循環を生み出し、地域づくりを推進してまいります。
また、11 月2 日(土曜日)に、計画認定を記念するシンポジウムを越後妻有文化ホールにおいて開催します。こちらについては詳細が決まり次第、発表します。
「十日町市文化財保存活用地域計画」が文化庁から認定を受けました (PDFファイル: 2.7MB)
「第12回 2024全国田んぼアート博in十日町」が開催されます
田んぼをキャンバスに見立て、稲を絵具代わりに巨大な絵を描く「田んぼアート」の全国大会が、松之山棚田アート10周年記念事業として当市で開催されます。
この田んぼアートは、地方の過疎高齢化などの課題解決や、新たな観光資源の確立を目指して、平成5 年に青森県田舎館村で始まりました。また、全国大会は、平成24年から開催され、今回で12回目を迎えます。
大会は、7 月31 日(水曜日) の午後からトークセッション、夕方に交流会が行われ、翌8 月1 日(木曜日)には事前申込制の松之山棚田アートツアーが実施されます。
今大会には、全国の田んぼアートを手掛ける約30団体のうち、17団体約110人の方々からお集まりいただけると伺っています。私も大会1 日目に参加します。
主催の十日町実行委員会の岡野真吾会長は、有限会社田んぼの代表で、首都圏でごはん専門店「おひつ膳田んぼ」を経営されている一方で、松之山布川地区の田んぼで平成27年から棚田アートに取り組んでおられます。また、岡野会長からは、当市への企業版ふるさと納税や当市の情報発信などにもご協力をいただいております。
「第12回 2024全国田んぼアート博in十日町」が開催されます (PDFファイル: 13.3MB)
「十日町市 木育・林業普及事業」市産材の「つみき」を贈ります
市では、将来にわたり、森林の整備や木材の利用を促進するために、市民の皆さまが森林や木材に親しむ「木育」に取り組んでいます。
今回、幼児期から木の手ざわりや、香り、ぬくもり、柔らかさなどを感じてもらい、木に親しむ心を育むきっかけとするため、スギの市産材を使用した「つみき“ すぎっこKIKKIきっき”」を乳幼児健診の受診者に贈ります。
「つみき」は、手作業で丁寧に面取りや研磨が施され、なめらかな仕上がりになっており、また、無塗装、無着色のためスギ本来の優しい香りが感じられる製品です。
今年度最初の配布については、8 月7 日(水曜日) 午後1 時から始まる1 歳6 か月児健診の受付時とし、私から受診されるお子さんにお渡しします。
この機会に保護者とお子様が、森や森の動植物に心を寄せ、ふるさと十日町の美しい自然が子どもたちの未来に繋がることを願っています。
「十日町市 木育・林業普及事業」市産材の「つみき」を贈ります (PDFファイル: 102.3KB)
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直通電話番号:025-757-3112
ファックス番号:025-752-4635
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更新日:2024年07月22日