インフラメンテナンス大賞 優秀賞を受賞
平成30年8月9日に、第2回インフラ・メンテナンス大賞の表彰式が開催され、十日町市との共同研究体を代表して東亜グラウト工業株式会社が技術開発部門において「優秀賞」を受賞しました。
受賞技術の紹介
下水の温度は気温に比べ、夏は冷たく冬は暖かいことから、その温度差を利用して空調や融雪に利用できないか実証実験を行った結果、旧西保育園では事務室の燃料費が約7分の1に低減できました。その効果が充分見込まれることから、昨年度きらきら西保育園新築にあたって空調及び床暖房に導入しました。なお、中小口径の下水道管からの熱利用は全国初の取り組みとなります。また本年度は、下島地内の市道島坂ノ下線に下水熱による融雪装置を設置し、技術の実用化に向けた研究に取組みます。従来の融雪技術と比較してコスト分析などを行い、実証を目指すものです。
インフラメンテナンス大賞とは
インフラメンテナンス大賞は、国土交通省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省及び防衛省が、日本国内の社会資本のメンテナンス(インフラメンテナンス)に係る優れた取組や技術開発を表彰するものです。
これらをベストプラクティスとして広く紹介することにより、日本のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者などの取り組みを促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施しています。
インフラメンテナンス大賞について (PDFファイル: 2.5MB)
応募状況・審査
平成29年10月に募集を開始、同年11月30日までの〆切に205件の応募があり、有識者による選考委員会の審査を経て、計32件の受賞者(添付データ参照のとおり)が決定しました。
この記事に関するお問い合わせ先
上下水道局 上下水道課 下水道係
所在地:〒948-0072 新潟県十日町市西本町三丁目688番地(十日町市下水処理センター内)
直通電話番号:025-757-3141
ファックス番号:025-752-7009
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更新日:2021年04月01日