冬期間の空き家の適切な除雪と管理

更新日:2023年04月01日

雪で倒壊した空き家

雪で倒壊した空き家(十日町市内)

全国的に空き家が増加するなか、市内でも管理が不十分な空き家により、周囲に悪い影響を与えている事例があります。特に、十日町市は全国屈指の豪雪地帯であるため、雪下ろしや除雪をしなかったことにより、屋根などが傷んだり倒壊したりした空き家があります。

また、空き家からの落雪や倒壊などにより周囲の人やものに被害を与えた場合は、所有者または管理者が損害賠償責任を問われることになります。

空き家を所有の方は適切な管理をお願いします。

降雪期の空き家管理における注意事項

見た目の積雪量だけで判断しない

住宅によっては、設計積雪量(雪の平均密度を1立方メートルあたり300キログラムとして、雪下ろしの目安となる積雪量)が書かれた表示板が設置されています。しかしながら、雪は同じ体積でも状態によって重さが大きく異なるため注意が必要です。

【雪の状態別のおおよその重さ】

状態 特徴

1立方メートルあたりの重さ

新雪 降って間もない雪 30~150キログラム
しまり雪 降雪後数日がたち、全体として細かい締まった感じの雪 150~500キログラム
ざらめ雪 日中に溶けて夜間に再凍結することを繰り返し、大きな粒が連なった雪 300~500キログラム

雪の状態に注意を払いながら、状況に応じて設計積雪量以内でも雪下ろしをしてください。設計積雪量の表示がない場合は、ふすまや障子戸を開け閉めして、スムーズに開かなくなっていたら早めに雪下ろしをしてください。

また、現状の積雪量が少なくても降雪が何日も続く場合があります。天気予報を確認して早めの雪下ろしを心掛けてください。

自然落雪式住宅もこまめな確認・除雪を

自然落雪式住宅であっても、落ちた雪がたまって道路まで届いていないか、周辺家屋の敷地に入り込んでいないかなどを確認して、必要に応じで除雪をお願いします。

自身で空き家の管理が難しい場合

ご自身で空き家の管理が難しい場合は、雪が降る前に親族やご近所、建築業者等へ相談・依頼をしてください。

参考ウェブサイト

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 都市計画課 特定空家対策係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁3階)
直通電話番号:025-755-5216
ファックス番号:025-752-4635

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