令和4年度新潟県十日町市 地方創生インターンシップ【新潟県内学生向け】
令和4年度の募集について
令和4年度は募集人数に達したため終了しました。
新潟県十日町市での滞在・交流を通じて 地方創生の最前線を体感
日本の原風景・豪雪から育まれた文化が色濃い場所、新潟県十日町市。
十日町市ならではの職業体験・暮らし体験・地元の人々との交流を通じて、新潟県・十日町市のことを新潟県内の学生に深く理解していただくためのインターンシッププログラムを用意しました。
十日町市は10年以上前から、都市部から移住をして地域おこし活動に取り組む「地域おこし協力隊」の受入を積極的に行っており、地域おこし協力隊の定住率は全国トップクラスを誇る、まさに地方創生の最前線の場所のひとつです。
新潟県内で学生生活を送る皆様が、地方創生の現場で多くの事を学んでいただければ幸いです。
地方創生・地域活性化に関心のある皆様からのご応募をお待ちしています。
インターンシップの内容
稲刈りや野菜の販売などの農作業、豪雪を活かしたアウトドアなど季節に応じたプログラムを用意しています。
また、新潟県十日町市の地方創生インターンシップは、作業を体験して終わりではありません。プログラム内容に取り組む人たちとの交流や、プログラムを体験してから見えてくる「課題」について考えてもらうことも重視しています。
応募者には、希望するプログラムをお選びいただくことができます。
プログラム1. 「地域」が主体の農産物直売所の運営
時期
2022年10月
受入れ先
季節野菜の栽培、集出荷、直売所運営に携わるプログラムです。生産者さん、お客さんとのコミュニケーションの中から、大量生産ではなく、地域の方々がそれぞれの個性で育てた農産物と、それらが地域内で消費される地産地消の意味を学ぶことができます。生産者さんとお客様のお互いの顔が見えているという信頼関係はとても小さな世界ですが、全ての分野に共通する人間味や温かさ、懐の深さなど学ぼうとする素直な心しだいで無限の要素を見出します。
ここがポイント!
観光地に行けばよく見かける道の駅などにある直売所ではなく、地域と地域の人のみが主体となって作り上げている小さな直売所の仕組みを理解することができます。
そして、そこに関わる方々の生活のスタイルを学ぶことができます。
プログラム2. 棚田米直販&棚田を活かした交流事業の体験
時期
2022年10月~11月中旬
受入れ先
直売に関わる活動や棚田米の現場農作業と、交流事業「おらたちの田んぼ」の管理作業を体験するプログラムです。
生産現場において、稲刈り・収穫体験を通じて中山間地の実情を体得します。
また、プログラム実施時期は新米販売の入り口の時期でもあるので、顧客に対しての販売促進活動や初荷の集中した作業を会員と共に行い、こうした集落を横断した活動が過疎化にあえぐ地域にとって大切であることを学びます。
ここがポイント!
地域外との交流事業が都市地域の消費者とのつながり実感を得ながら、中山間地農家の生産活動の意欲の向上につながることを知ることができます。
プログラム3. 学校給食地産地消事業の体験
時期
2022年11月中旬~12月
受入れ先
東下組(ひがししもぐみ)さわらび学校給食の会
生産物の学校給食への納品業務支援に取組むプログラムです。十日町市では、山の中の小さな集落のお年寄りたちが作った農産物を市場に納品して、学校給食の納入業者がそれらを買い付けて学校へ納品するという地産地消の仕組みが6年ほど前から確立しています。大量生産地からスーパーへ出荷される野菜と、山の中の条件不利な畑で作られる野菜との間で、いったどんな違いがあるのか先入観無しに感じることが最大の学びとなるプログラムです。
ここがポイント!
大量生産地の野菜と、条件不利な畑で作られる野菜の違いを実際の現場で知ること・感じることができる貴重な体験プログラムです。
プログラム4. 雪上アウトドアガイド業務のサポート
時期
2023年1月中旬~2月
受入れ先
雪上のアウトドアプログラムにガイドと一緒に同行し、助手をしながら自然を学ぶプログラムです。たくさんの雪が積もった山の中で、スキーやスノーボード、スノーシューを使いお客さんのニーズに合わせた体験を実施します。少人数でのツアーで目指しているものはお客様の満足度。「楽しかった」とか「とても良かった」という感想だけでは体験をしていない誰かに体験の良さは伝わりません。お客様は心の底から楽しかった場合かなり具体的にお友達に伝えます。そんなお客様の懐深く飛び込むトークと、同じ体験を他の場所で参加しても「やっぱりここが一番」と言われるためにはどうすればいいかを学ぶプログラム。
ここがポイント!
人が余暇に使うお金に対するサービスの質について深く考えることができ、お客様の能動的な気持ちをどこまで満足させることができるのかを学ぶことができます。
プログラム5. 「なんでも屋が営む農家民宿業務全般」
時期
2022年10月~2023年3月
受入れ先
築50年の空き家を改装した、農家民宿業を体験できるプログラムです。「お松の家」は、「田舎に泊まって、文化、風習、祭、人、生活に実際に触れて体験し学べる場所」、「地域を案内できる場所」、「この地域に住みたいと思うきっかけを提供する場所」をテーマに2020年12月にオープンしました。宿泊業としてだけではなく、除雪や高齢者サービス等、地域のためになることはできる限り依頼を受けるという地域密着型の宿の中で、地域の課題や人との関わりなど様々なことを学ぶことができます。
ここがポイント!
地域おこし協力隊として活躍されていた移住者の女性が運営されています。宿泊業としてだけではなく、農業体験やイベントの実施、地域や人との繋がりなど、多角的に学ぶことができるプログラムです。
インターンシップの環境・待遇
十日町市の暮らし、地方創生の現場を少しでも深く理解していただくために、2週間から1カ月程度滞在していただく「滞在コース」をお勧めしています。一方で、まとまった時間が確保できないけれどもインターンシップに参加したいという学生の方向けに「通い」コースも用意しています。住居や滞在中の交通手段なども用意をして、活動に集中しやすい環境を整備してお待ちしています。
インターンシップの期間
滞在型
2022年10月~2023年3月の間の概ね2週間から1か月程度
通い型
2022年10月~2023年3月の間の2か月程度
- 滞在コース…概ね2週間から1カ月間十日町市内に滞在をして過ごします
- 通いコース…「土曜日日曜日だけ」「〇(丸)曜日と〇(丸)曜日」など受入先と調整をして、期間内で10日程度の活動を行います。
(注意)実際の期間は、プログラムの実施時期と参加者の希望を調整した上で決定します
活動時間
1日当たり実働6時間程度
(注意)上記の範囲内で、具体的な時間はプログラム毎で異なります。
休日
滞在コースの場合は、1週間当たり1日以上の休日があります。
(注意)具体的な休日数については、参加者のスケジュールを考慮して相談の上決定します。
休日の過ごし方
十日町市近郊を観光する、住居でゆっくりする、一旦自宅に帰って過ごす、インターンシップ受入先の行事に参加するなど、ご自由に過ごしていただけます。
「十日町市で何かをしたいけど、何をしたら良いか分からない…」という場合はコーディネート団体や受入先の世話人に相談をしてください。最適な休日の過ごし方をご提案します。
参加費用
無料
(注意)十日町市までの交通費・滞在中の食費は個人負担となります
参加費「無料」に含まれるもの
プログラム参加費用、滞在中の住居・水道光熱費、インターンシップ中の十日町市内の移動、プログラム参加に係る保険料
参加費に含まれないもの
十日町市までの交通費、滞在中の飲食費など
インターンシップ中の交通手段(十日町市内での移動)
運転免許をお持ちでご希望の方には乗用車を貸与します。また、自家用車の持込も可能です。乗用車の貸与・自家用車の持込を希望しない場合は、プログラムの活動に係る範囲内の送迎を行います。
注意事項
乗用車貸与の場合は保険の加入がありますが、貸与・持込如何にかかわらず、滞在中に乗用車での事故等が発生した場合は、参加者様ご自身の責任となりますので、運転の際には細心の注意をお願いいたします。
インターンシップ中の住居
インターンシップ中に滞在する住居は、活動地域(又は近郊)にある一軒家を無料で提供します。
インターンシップ中の保険
インターンシップコーディネート団体において、ボランティア保険に加入をします。
ご了承事項
インターンシップ中に報道機関や行政(市役所など)の取材依頼があった場合は、取材の対応をお願いします。また、取材内容については、今後の本事業や十日町市のUIターンに係る広報等に活用させていただきます。
安心のコーディネート団体&世話人によるサポート
インターンシップ開始までのサポートや、プログラム実施中や滞在中の参加者の皆様のフォローを「コーディネート団体」が行います。また、各プログラムの活動場所(受入先)には「世話人」と呼ばれる人が配置されています。日々の活動や住居に関するサポートは、各受入先の「世話人」が皆様をサポートします。
コーディネート団体
一般社団法人 里山プロジェクト
里山プロジェクトは、中山間地域が抱える諸課題に対して、メンバー自らが現場に入ることで小さな問題や課題をひとつひとつ丁寧に解決する活動に取組んでいます。
このひとつひとつの取組が、日本の中山間地が抱える大きな課題解決への歩みとなることを理念に活動する団体です。
これまでの主な業務内容
- 十日町市内の地域おこし協力隊雇用とサポート、全国研修、新潟県研修、各種視察対応
- 中山間地域直接支払制度、多面的機能支払制度事務局
- 学校給食地産地消の取り組み
- 松和荘リニューアル
代表紹介 小山 友誉
平成22年 十日町市地域おこし協力隊として活動
平成25年 地域おこし協力隊サポート人アドバイザー登録(総務省全国研修、新潟県研修で講師として参加)
平成25年 地域おこし協力隊サポート業務開始
平成25年 レインボー健骨体操インストラクター資格取得(高齢者体操サロン開催)
平成26年 RAJリバーガイド資格取得(ラフティングガイド)
平成27年 地域の任意団体である松代やぶこざきの会継承し代表を務める。
平成28年 一般社団法人TOC十日町アウトドア体験センター設立、代表を務める。
平成29年 一般社団法人里山プロジェクトをNPO法人傘下で5年間連れ添った仲間と共に設立
平成30年 総務省地域力創造アドバイザーに十日町市と新潟県に推薦され認定される。
令和2年 株式会社トロノキファーム取締役就任(里山と棚田の一本桜で有名な儀明の棚田を管理)
インターンシップの申込方法
インターンシップを通じて学生の皆様により良い経験をしていただくために、主に次の点を重視して参加者選考を行っています。
- 地方創生・地域活性に対する関心、中山間地域での生活への興味
- インターンシップを通じて見出したい課題等への意識
- インターンシップを将来のキャリアや人生設計にどのように活かすかという考え方
- 新潟県、十日町市のことを理解したいという気持ち
- 異なる風習をもつ人々、多様な年代の人々がいる環境で生活するにあたっての協調性
地方創生・地域活性化に関心がある方、新潟県・十日町市のことを理解したい気持ちをお持ちの方からのご応募をお待ちしています。
参加資格
新潟県内の大学・専門学校・専修学校、高等専門学校等に在籍している18歳以上の人
参加申し込み期間
2022年10月~随時
(注意)適任者(4名程度)が決定次第受付終了となりますので、ご了承ください。
参加者の決定方法
書類選考とビデオ通話(Zoom)でのヒアリングを経て参加者を決定します。
参加決定までの流れ
- お申込み
- 書類選考
(注意)申込書類到着から概ね10日以内に書類選考結果をお知らせします。 - 参加に係る事項のヒアリング
(注意)書類選考通過者にビデオ通話(Zoom)でのヒアリングを実施します(15分程度)
(注意)実施方法等は書類選考通過者に個別に連絡をします。 - 参加の決定
- 重要事項書類の提出
- インターンシップの開始
参加申し込み方法
1.オンライン申請でのお申込み
オンライン申込フォームにてお申込み(フォームの送信・学生証の写し電子ファイルのアップロード)ください。
令和4年度 新潟県十日町市地方創生インターンシップ オンライン申込フォーム
2.郵送・Eメールでのお申込み
参加申込書と学生証の写しを十日町市企画政策課まで郵送またはEメールにて提出してください。
申込書提出先
十日町市 企画政策課 (地方創生インターンシップ担当)
〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地
Eメール:企画政策課へメールを送信
電話番号:025-755-5137
ダウンロード
新潟県十日町市地方創生インターンシップ参加申込書(PDF版) (PDFファイル: 103.9KB)
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 企画政策課 移住定住推進係
所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-755-5137
ファックス番号:025-752-4635
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2022年12月27日