イタリア映画「帰れない山」特別上映会(十日町市・コモ市姉妹都市交流50周年プレイベント)

更新日:2024年06月10日

十日町市とコモ市(イタリア共和国・ロンバルディア州)は、2025年に姉妹都市交流50周年を迎えます。交流の節目を祝うプレイベントとして、イタリア映画「帰れない山」の特別上映会を開催します。

世界的ベストセラーの映像化で、第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した作品を十日町市内にて無料でご覧いただけます。多くの皆さんのご来場をお待ちしています。

申込み受付終了のお知らせ

ご関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。

本上映会は満席のため申込み受付を終了しました。

開催概要

開催日:令和6年7月28日(日曜日) 午後2時から(1時30分開場)

上映会場:十日町情報視聴覚ホール(新潟県十日町市西本町2丁目1−1)

入場料:無料

その他:日本語字幕上映、本編上映時間は2時間27分

来場申し込み

定員に達したため、受付を終了しました。

上映作品「帰れない山」について

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© 2022 WILDSIDE S.R.L. – RUFUS BV – MENUETTO BV –

PYRAMIDE PRODUCTIONS SAS – VISION DISTRIBUTION S.P.A.

第75回 カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞

 

監督・脚本:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン&シャルロッテ・ファンデルメールシュ 撮影:ルーベン・インペンス

 

原作:「帰れない山」(著:パオロ・コニェッティ 訳:関口英子 新潮クレスト・ブックス)

 

出演:ルカ・マリネッリ、アレッサンドロ・ボルギ、フィリッポ・ティーミ、エレナ・リエッティほか

2022年/イタリア・ベルギー・フランス/イタリア語/1.33:1/5.1ch/147分/原題:Le Otto Montagne/日本語字幕:関口英子/配給・宣伝:セテラ・インターナショナル/宣伝協力:ポイント・セット

作品紹介

北イタリア、モンテ・ローザ山麓を舞台に、かけがえのない友情を育み、やがて自分の人生と居場所を見つけてゆく、2人の青年の物語。

もう二度と戻らない時間だと知りながら、それでも人生はつづく。北イタリアの雄大なるモンテ・ローザ山麓を舞台に、青年ふたりの友情と成熟を描く、美しくもほろ苦い“大人の青春映画”。

「帰れない山」は北イタリアの山を舞台する2人の男性の生涯の友情を語る映画です。生まれ育ちが違う彼らは性格も対照的なのに何年経っても出会うたびにその友情が変わりません。山景色を眺めながら2人の人生や成長と困難なことも見て感動させる話です。

「Le otto montagne」という原題、すなわち八つの山。古代インドの世界観で世界の中心にそびえる須弥山は聖なる山。その周りを海、そして8つの山に囲まれている。8つの山すべてに登った者と、須弥山に登った者、どちらがより多くのことを学んだのでしょうか。

出演者

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ピエトロ:ルカ・マリネッリ Luca Marinelli

1984年10月22日イタリア、ローマ出身。映画の吹き替えでキャリアを積み、2006年から俳優として活動を始めた。パオロ・ジョルダーノ原作の『素数たちの孤独』(2010)で主役に抜擢。名匠パオロ・ソレンティーノ監督の『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(2014)での好演を経て、ベルリン国際映画祭において欧州出身の期待の若手俳優に与えられる「シューティング・スター賞」を受賞。永井豪原作のアニメ「鋼鉄ジーグ」にインスパイアされた『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(2017)で潔癖症の悪役を怪演し、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演男優賞に輝くなど、数多くの賞を受賞。

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ブルーノ:アレッサンドロ・ボルギ Alessandro Borghi

1986年9月19日イタリア、ローマ出身。ボクシングやフルコンタクト空手等の格闘技の経験を活かして2005年から2007年にかけてスタントマンとして活躍し、その後テレビドラマに出演するようになる。2015年には『暗黒街』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演男優賞に、また「Non essere cattivo」(2015)でルカ・マリネッリとともに同主演男優賞にノミネートされる。2017年にはフェルザン・オズペテク監督作『ナポリ、熟れた情事』で同助演男優賞にノミネートされたほか、『ダリダ ~あまい囁き~』にてシンガーソングライターのルイジ・テンコ役を演じる。また同年、ベルリン国際映画祭にてシューティング・スター賞を受賞。2018年、アレッシオ・クレモニーニ監督作「Sulla mia pelle」に出演し、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞を受賞。

監督、脚本

フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン Felix Van Groeningen

1977年11月1日、ベルギー・フランダース、ゲント生まれ。2000年にゲントの王立芸術アカデミー(KASK)を卒業し、映像芸術の学士を取得。クンフーというゲントの劇団で台本を書き、演出もしていた。2009年「あきれた日常(THE MISFORTUNATES)」が、カンヌ国際映画祭の監督週間でワールドプレミア上映され、国際的な注目を集めた。その後、『オーバー・ザ・ブルースカイ』(2012)が、2014年アカデミー賞® 外国語映画賞のベルギー代表に選出されノミネートを果たす。ベルヒカ」(2016)は2016年サンダンス映画祭でプレミア上映され、ワールド・シネマ・ドラマ部門で監督賞を受賞。そして主演にスティーブ・カレルとティモシー・シャラメを迎えた、初めての英語作品『ビューティフル・ボーイ』(2018)を経て、本作に至る。

シャルロッテ・ファンデルメールシュ Charlotte Vandermeersch

1983年11月11日、ベルギー・フランドル出身。アントワープのヘルマンテアリンク・インスティテュートで演劇芸術を学び、その後劇団で数多くの演劇作品に出演。2010年、テレビシリーズ「Dag & nacht」と映画「Turquaze」で主役を務める。また2012年、テレビシリーズ「Deadline 14/10」と、その続編「Deadline 25/5」(2014)で主役を演じる。『オーバー・ザ・ブルースカイ』(2012)では脚本に参加。『帰れない山』(2022)では、フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンと共に脚本を務め、共同監督としても名を連ねている。

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