中越大震災十日町市記録集のご案内

更新日:2021年04月01日

中越大震災十日町市記録集「あしたへ」~語り継ぐ10・23未来へのメッセージ~

中越大震災十日町市記録集「あしたへ」を発刊しました。多くの市民の皆さんから寄せられた体験談や写真とともに、市民編集委員会と庁内編集委員会を経て取材した先は60以上。かかわった個人や団体は180にのぼります。大震災発生から3年たった今、伝えたいことや、空前の大災害のつめあと、復旧・復興の足どりを検証し、次代に語り継ぐメッセージを込めた市民の記録です。 

「あしたへ」チラシ

内容構成

プロローグ 市民が語り継ぐ10.23

第一章 突然の激震 中越大震災を検証する

被災エリア全体の被害状況、十日町市の被害、なぜ新潟に地震が起きるのか

第二章 地震発生から3日間

行政・消防・医療・ライフラインはどう動いたか、寸断された情報とライフライン、災害対策本部の動き、消防団の活躍、医療の現場はどう対応したか

第三章 地域の習慣を生かす

地域のきずなが力に、災害時要援護者はどう過ごしたか、被災地同士の助け合い、道の駅が果たした役割、住み慣れた土地を離れて、山の景色が変わった、無くなったむら

第四章 避難生活の「衣・食・住」

避難生活の「衣・食・住」、医療・福祉チームの活躍、自衛隊の災害支援活動、防犯パトロール、温泉の開放、どんな情報が欲しかったか、報道はどう動いたか

第五章 混乱から復旧へ 見えてきた課題

救援物資をめぐって、ボランティアの活躍と課題、ごみ問題、ライフラインの復旧、交通基盤の復旧、住宅・建物の復旧

第六章 復興へのターニングポイント

何がターニングポイントだったのか、仮設住宅への入居、風評被害を乗り越える、農地への影響、心の復興へ

第七章 3年たったとおかまち

この3年を振り返って、災害に強いまちづくりへ、雪国の防災、情報ネットワークの整備、産業への影響と経済復興、被災庁舎の再建、歴史資料の保護、激震ふたたび

第八章 語り継ぐこと

市民による「体験ひとことメッセージ」、10・23を未来につなごう、子どもたちの声、自然の不思議な現象、この震災で問われたこと

第九章 資料編:データで見る復興の軌跡

中越大震災の概況、災害対策本部の対応、消防本部の初動対応、救援物資、各種支援、ライフライン、ごみ処理、ボランティアセンター、学校再開、医療活動、応急仮設住宅、災害復旧事業費、新潟県中越沖地震、家屋被害認定調査、義援金の配分、支援制度、震災復興計画の概要、地域防災計画の概要、指定避難所、備えのちえちゃん

エピローグ 10.23を未来につなごう

付録

  1. わが家の防災ノート「避難のちえちゃん」
    ~災害から3日間をどう過ごすか~
  2. 十日町市 集落・町内マップ
    ~集落・町内名を登載した便利地図~
  • 体裁 A4版160ページ カラー(1部2色)印刷
  • 価格 1,000円
  • 発行者 新潟県十日町市
  • 発行 平成19年12月

好評発売中!

中越大震災によって亀裂が入った道路の写真
避難所の外で食事をしている方たちの写真
復興記念イベントで子どもたちが灯りの付いた風船を眺めている写真

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 広報広聴係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-3112
ファックス番号:025-752-4635

メールでのお問い合わせはこちら