中越大震災十日町市記録集のご案内
中越大震災十日町市記録集「あしたへ」~語り継ぐ10・23未来へのメッセージ~
中越大震災十日町市記録集「あしたへ」を発刊しました。多くの市民の皆さんから寄せられた体験談や写真とともに、市民編集委員会と庁内編集委員会を経て取材した先は60以上。かかわった個人や団体は180にのぼります。大震災発生から3年たった今、伝えたいことや、空前の大災害のつめあと、復旧・復興の足どりを検証し、次代に語り継ぐメッセージを込めた市民の記録です。
内容構成
プロローグ 市民が語り継ぐ10.23
第一章 突然の激震 中越大震災を検証する
被災エリア全体の被害状況、十日町市の被害、なぜ新潟に地震が起きるのか
第二章 地震発生から3日間
行政・消防・医療・ライフラインはどう動いたか、寸断された情報とライフライン、災害対策本部の動き、消防団の活躍、医療の現場はどう対応したか
第三章 地域の習慣を生かす
地域のきずなが力に、災害時要援護者はどう過ごしたか、被災地同士の助け合い、道の駅が果たした役割、住み慣れた土地を離れて、山の景色が変わった、無くなったむら
第四章 避難生活の「衣・食・住」
避難生活の「衣・食・住」、医療・福祉チームの活躍、自衛隊の災害支援活動、防犯パトロール、温泉の開放、どんな情報が欲しかったか、報道はどう動いたか
第五章 混乱から復旧へ 見えてきた課題
救援物資をめぐって、ボランティアの活躍と課題、ごみ問題、ライフラインの復旧、交通基盤の復旧、住宅・建物の復旧
第六章 復興へのターニングポイント
何がターニングポイントだったのか、仮設住宅への入居、風評被害を乗り越える、農地への影響、心の復興へ
第七章 3年たったとおかまち
この3年を振り返って、災害に強いまちづくりへ、雪国の防災、情報ネットワークの整備、産業への影響と経済復興、被災庁舎の再建、歴史資料の保護、激震ふたたび
第八章 語り継ぐこと
市民による「体験ひとことメッセージ」、10・23を未来につなごう、子どもたちの声、自然の不思議な現象、この震災で問われたこと
第九章 資料編:データで見る復興の軌跡
中越大震災の概況、災害対策本部の対応、消防本部の初動対応、救援物資、各種支援、ライフライン、ごみ処理、ボランティアセンター、学校再開、医療活動、応急仮設住宅、災害復旧事業費、新潟県中越沖地震、家屋被害認定調査、義援金の配分、支援制度、震災復興計画の概要、地域防災計画の概要、指定避難所、備えのちえちゃん
エピローグ 10.23を未来につなごう
付録
- わが家の防災ノート「避難のちえちゃん」
~災害から3日間をどう過ごすか~ - 十日町市 集落・町内マップ
~集落・町内名を登載した便利地図~
- 体裁 A4版160ページ カラー(1部2色)印刷
- 価格 1,000円
- 発行者 新潟県十日町市
- 発行 平成19年12月
好評発売中!
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更新日:2021年04月01日