定例記者会見(平成30年6月4日)

更新日:2021年04月01日

1.大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018作品鑑賞パスポート等の販売を開始します

 「大地の芸術祭」の作品鑑賞パスポート、ガイドマップ、ガイドブックがいよいよ販売開始となります。

 作品鑑賞パスポートは、全ての展示作品が会期中1回無料で鑑賞できるほか、イベントチケットの割引や、地元の飲食店・宿泊施設などでさまざまなサービスが受けられる特典付きで、大変お得な内容となっています。また、作品ごとにスタンプラリーを楽しめるようにもなっていて、全スタンプ制覇者には素敵なプレゼントも予定しています。

 販売は、明日から17日まで東京都「渋谷ヒカリエ」で開催する「開幕直前展」にて先行販売します。その後、6月15日に「クロステン」で開催する「地元企画発表会」に合わせて一般販売を開始します。なお、この「地元企画発表会」では、パスポートとガイドブックのセット販売を会場限定で行います。お得な価格で購入できるチャンスですので、ぜひ多くの皆さんから地元企画発表会にお越しいただくとともに、「大地の芸術祭」を盛り上げてくださいますよう、ご協力をお願いいたします。

参考

2.「とおかまち健康ポイント事業」をスタートします

 6月から、新規事業である「とおかまち健康ポイント事業」の参加者を募集します。この事業は、自発的な運動や運動教室参加などでポイントを取得し、一定のポイントが貯まると「十日町市カタログギフト(4千円相当)」をプレゼントします。運動習慣の少ない働き盛り世代の市民の皆さんを対象に、健康寿命を延ばすため、健康づくりの意識向上と、運動習慣の定着化を図ることを目的としています。対象者は40歳から64歳の市民で、200人を募集します。特に昨年市の特定健診の結果、メタボリックシンドロームの可能性がある人を優先します。

 具体的な取組み方法は、まず電話で申し込みをし、6月30日(土曜日)の説明会で体脂肪量や筋肉量などの計測を行います。運動期間は7月から12月中旬までの約半年間で、ポイントは運動教室への参加や、健診の受診、ウォーキングなど自発的な運動をすると付与されます。さらに運動期間終了時に、再度体脂肪や筋肉量などの計測を行い、数値が改善された方に高いポイントを付与します。最終的に一定のポイントに達したとき、「十日町市カタログギフト」と交換します。

 この事業をきっかけに、自身の健康のために運動を始める市民の人たちが増えてくれることを期待しています。

参考

3.十日町市「節電エコポイント事業」を実施します

 当市エコポイント事業では、多くの皆さんからレジ袋削減にご協力をいただき、一定の効果を得ることができました。このため、6月末で「マイバッグ持参」に対するポイント付与を終了し、新たに「節電エコポイント事業」に取り組みます。

 これは、当市が策定した「地球温暖化対策実行計画」に基づく温室効果ガス削減目標達成のため、今年度から平成32年度までの3年間実施します。市が設定した取組み月に節電目標値を達成した世帯に、エコポイントカード5枚、100ポイントを付与するものです。

 今年度は、クーラーなどの冷房機器の使用で電力需要が伸びる夏場の7~9月の3か月を取組み月とし、電気使用量の前年同月比10%削減を節電目標値とします。1か月達成につき100ポイント、3か月達成すれば最大300ポイントとなります。

 申請方法は、東北電力などが毎月発行する「電気使用量のお知らせ」に当月の使用量と前年同月の使用量が記載されています。これを確認し、10%削減されていたら、環境衛生課、十日町地域の公民館、各支所地域振興課のいずれかに「お知らせ」の原本を持参し、申請してください。

 「地球温暖化対策実行計画」の家庭部門における温室効果ガス削減目標は、平成32年度に平成25年度比で3,400トンとしています。電力換算すると、1世帯当たり年に290キロワットアワーの削減が必要です。目標達成のためには、日ごろの心がけが重要です。無理のない範囲で、多くの市民の皆さんから「節電エコポイント事業」の取組みに参加をお願いします。

参考

4.ミオンなかさとサイクリング無料体験会の開催について

 6月24日(日曜日)午前9時と午前11時の2回、ミオンなかさとにて同施設で貸出しているレンタサイクルを使った「サイクリング無料体験会」を開催します。これは、サイクリングを通じて中里地域の豊かな自然と芸術作品の魅力を感じてもらうこととあわせ、レンタサイクル利用促進を目的として計画しました。

 今回はミオンなかさとから、清津川フレッシュパークまでの間を周遊するコースを設定しました。信濃川と清津川沿いに広がる大自然の中を辿るコースには、「日本に向けて北を定めよ(74°33’2”)」や「たくさんの失われた窓のために」などの芸術作品も数多く点在しています。

参考

5.横浜F・マリノス十日町市キャンプについて

 当間多目的グラウンド クロアチアピッチで、6月25日(月曜日)から30日(土曜日)の日程で、サッカーJリーグの横浜F・マリノスがキャンプを行います。横浜F・マリノスのキャンプは2年連続、今回で5回目となります。

 キャンプの大よその日程ですが、25日(月曜日)午後1時ころ、チームがホテルベルナティオに到着し、ホテル別館玄関前で歓迎セレモニーを開催します。その後、午後4時からトレーニングを開始し、翌日26日(火曜日)から29日(金曜日)は午前と夕方にトレーニングを予定しています。最終日の30日(土曜日)は午前中のみトレーニングを行い、同日午後1時30分にホテルを出発、帰省する予定です。

 なお、キャンプ時の注意事項は資料のとおりです。また、現在キャンプ期間中のボランティアスタッフを募集していますので、スポーツ振興課へお問い合わせください。

参考

6.写真集「下川手集落の<軌跡>」の出版について

 このたび、松之山地域下川手集落と新潟大学教育学部柳沼やぎぬま研究室との連携による写真集、「下川手集落の<軌跡>」が出版されました。

 これは下川手集落に保存されていた、大正から昭和のはじめにかけて当時の子どもたちが描いた絵や書が、地域のお宝としてテレビで紹介され、同時に新潟大学教育学部柳沼やぎぬま教授に情報提供されたことから調査研究が始まり、今回の出版に至ったものです。写真集には作品群の一部と、これまでの調査研究の成果が記されています。

 この作品群は、当時の少年団が中心となり学校の先生の評価をもらったのち、集落全戸に回覧していたもので、作品それぞれに当時の世相が反映されていることや、少年団活動と地域が一体となった教育文化が感じられるなど、大変貴重な資料であると考えています。この先も長く保存されることを願っています。

 市は昨年、新潟大学と連携協定を締結していて、このように同大学と地域の連携による一つの活動の成果が発信されることは、大変意義あることと考えています。また、今夏の大地の芸術祭の期間中には、第3回目となる「下川手集落の<軌跡>展」も同集落において計画されています。

参考

7.「まちなか朝市」を開催します

 中心市街地において、コミュニティの形成やにぎわいの場を作り出すことを目的として、まちなか朝市を開催します。

 会場は市民交流センター「分じろう」1階のマーケット広場で、開催日時は6月20日(水曜日)、および7月から10月の20日と30日の午前6時から9時となります。初日となる6月20日にはNPOにぎわいの協力で、朝汁100食が無料で振る舞われます。多くの皆さんの来場をお待ちしています。

 またあわせて、朝市に出店する人を募集します。出店料は無料ですが、販売する品物で許可が必要なものなど、準備は各出店者の対応となります。申込み・問い合わせは、都市計画課中心市街地活性化推進係へお願いします。

参考

8.「平成30年 十日町市議会第2回定例会」に提出する主な議案について

 6月8日(金曜日)に開会する、平成30年度十日町市議会第2回定例会について、主な提出議案を説明します。

 まず、「1 人権擁護委員候補者の推薦について」です。人権擁護委員の根津(ねつ)敬一郎(けいいちろう)さんの再任について、議会の意見を求めるものです。任期は平成30年10月1日から平成33年9月30日までとなります。

 次に、条例関係の主なものを説明します。

 まず、「2 十日町市清津峡渓谷歩道トンネル条例の一部を改正する条例制定について」です。今回の改正は、清津峡渓谷歩道トンネルのエントランス施設が新設されることに伴い、施設の名称および利用料について条例に盛り込むものです。

 続いて、「3 十日町市森林総合利用施設条例の一部を改正する条例制定について」です。今回の改正は、株式会社スノーピーク監修による大厳寺高原キャンプ場のリニューアルオープンに伴い、バンガローやコテージ等の利用料金を改めるものです。

 続いて、「4 十日町市敬老祝金支給条例の一部を改正する条例制定について」です。この条例改正は、満88歳に達する人への支給を、これまでの「祝金」に代えて地域振興に資するものとして「カタログギフト」を贈呈すること、また満100歳に達する人への支給額を、これまでの「7万円」から「5万円」に改めます。

 次に、5から14までの補正予算について、主なものを説明いたします。添付資料もあわせてご覧ください。

 まず「平成30年度十日町市一般会計補正予算(第2号)ほかの主な概要」についてです。

 (1)補正予算についてですが、補正額としては、一般会計で1億646万3千円の減額、特別会計では6会計で928万3千円の減額です。なお一覧表下※(こめじるし)印のとおり、例年同様年度当初の職員の異動に伴う人件費補正を各会計科目に計上しました。一般会計、特別会計及び水道事業会計を合計すると、一般職の人件費の総額では4,707万円の減額です。

 次に(2)一般会計の主な補正の内容を説明します。

 歳出予算の総務費では、市営バス六箇線のマイクロバス1台の購入費として1,025万2千円を計上しました。次に、新情報収集伝達システム整備事業では、整備計画に基づき、平成30年度事業費7,547万4千円を減額し、合わせて平成30年度から32年度までの3か年事業費の継続予算14億2,530万4千円を計上しました。

 農林水産業費では、県予算の配分変更を受け、農地開発整備費では県営事業負担金2,382万円を減額計上しました。また同様の理由により、農地整備費では県営事業負担金1,980万円を減額計上しました。内訳は、記載のとおりです。次に、きのこ王国支援事業では、県補助金のトンネル事業としてリース機械設備補助金547万円を計上しました。

 商工費では、大地の芸術祭運営事業で文化庁の補助金内示を受けたため、1億1,900万円を追加しました。次に国庫補助金を活用した新規事業として、2件を計上します。1つ目は、大地の芸術祭国際発信・他分野連携事業に1,400万円を計上し、中国や台湾など海外への情報発信や新潟市で開催する「水と土の芸術祭」やオフィシャルサポーターとの連携を進めます。2つ目は、農と文化のフィールドミュージアム創出事業に1千万円を計上し、農舞台の求心力を高めるために松代城山の体験農園化などを進めます。

 土木費では、主に国庫補助金の内示を受け、道路整備事業で5,130万1千円を減額計上しました。内訳としては記載のとおりです。次に、十日町地域公園・広場維持管理費では、県道改良に伴う移転補償費の一部を財源として、下条地域にある「ロッジ中峰」の解体工事費1,300万円を計上しました。

 教育費では、小中学校施設整備事業において、平成29年度の国の補正により前倒計上された分、8,610万円を皆減するものです。最後に、松之山地域体育施設維持管理経費では、松之山体育館の床の一部張替工事費として753万9千円を追加するものです。

 そのほか、いくつかの事業を追加計上しています。

参考

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 広報広聴係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-3112
ファックス番号:025-752-4635

メールでのお問い合わせはこちら