定例記者会見(平成30年7月9日)

更新日:2021年04月01日

1.大厳寺高原キャンプ場がリニューアルオープンします

 当市では、平成28年度から大厳寺高原キャンプ場をアウトドアメーカーである株式会社スノーピーク監修のもと、地方創生推進交付金を活用し、5か年計画で施設整備を行い、テニスコートの芝生化やサニタリー棟の設置など、施設の利便性向上に努めてまいりました。3年目となる今年度、一定の改修が完了したため、7月21日(土曜日)にリニューアルオープンを予定しています。ソフト面では、これまで、豪雪を生かした春の雪上キャンプや、秋の稲刈り・きのこ狩りキャンプなど、十日町の観光資源とキャンプを組み合わせたイベントを開催し、ハード・ソフト両面でアウトドアによる観光誘客に力を入れてきました。今回の監修で得たノウハウを生かし、引き続き大厳寺高原キャンプ場を中心にアウトドアコンテンツを活用した観光誘客に力を入れてまいります。

 また、リニューアルを記念して、7月21日(土曜日)・22日(日曜日)の2日間、イベントを開催します。大厳寺高原を満喫できるメニューが盛りだくさんとなっておりますので、多くの皆さんの利用と来場をお待ちしています。

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2.「森の学校」キョロロの大地の芸術祭特別企画展の開催について

 「森の学校」キョロロでは、大地の芸術祭特別企画展として「空想×(かける)体験・里山のミクロとマクロのいきものラボ」を開催します。里山を「アート」と「科学」それぞれの切り口から、生き物たちのミクロとマクロの不思議な世界を探検する企画展です。

 今回の企画展では4人のアーティストが里山の生き物たちを空想の姿に変身させます。昆虫、キノコ、鳥類や哺乳類がモチーフとなり、人間大に拡大した多数のパネルや木の彫刻、流木や段ボールなど多様な材料を用いた作品が縦横無尽に戯れる夢のような不思議な世界を体験できます。また、顕微鏡やルーペを覗き込んだり、標本や生体をじっくり観察したりする体験を通じて、肉眼では見ることが難しいミクロな世界を探検することができます。毎年大好評のカブトムシに自由に触れるカブトムシルームも開設され、参加体験型の展示を通して「観察することの楽しさ」を多くの皆さんから体験していただきたいと思います。

 キョロロではこの夏も、様々な世代が楽しみながら体験・学ぶことができる企画が満載となっております。なお、7月14日(土曜日)から7月22日(日曜日)まで、十日町市民の皆さんは無料で入館できます。

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3.インフラメンテナンス大賞の受賞について

 8月9日(木曜日)午後2時から、東京都千代田区の中央合同庁舎2号館・講堂において、第2回インフラ・メンテナンス大賞の表彰式が開催されます。その中で、十日町市との共同研究体を代表して東亜グラウト工業株式会社が、技術開発部門において「優秀賞」を受賞することとなりました。

 下水の温度は気温に比べ、夏は冷たく冬は暖かいことから、その温度差を利用して空調や融雪に利用できないか実証実験を行った結果、旧西保育園では事務室の燃料費が約7分の1に低減できました。その効果が充分見込まれることから、昨年度きらきら西保育園新築にあたって空調及び床暖房に導入しました。なお、中小口径の下水道管からの熱利用は全国初の取り組みとなります。また本年度は、下島地内の市道島坂ノ下線に下水熱による融雪装置を設置し、技術の実用化に向けた研究に取組みます。従来の融雪技術と比較してコスト分析などを行い、実証を目指すものです。

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4.十日町市ビジネスコンテスト「トオコン2018」を開催します

 今年度も、新規創業や新分野進出のビジネスプランを競い合う、「トオコン2018」を開催します。9回目を迎える今回は、創業部門と、学生アイディア部門の2部門を設定し、7月10日(火曜日)からプランの受付を開始します。

 書類審査を通過したプランの公開プレゼンテーションが行われる本選会は、12月22日(土曜日)午後1時から、越後妻有文化ホール「段十ろう」にて開催し、最優秀賞・各部門賞等を決定します。本選会は、どなたでもご覧になれますので、大勢の皆さまからお越しいただきたいと思います。

 なお、トオコンに出場したプランの事業化にご利用いただける助成金や、専門家による定期相談など、創業を応援する体制も整えております。平成27年度に創業部門を新設してから、市内初のクラフトビール醸造所やジビエ加工施設など、これまでに市内で15件の新規事業が誕生しております。この「トオコン」を新たなビジネス展開のきっかけとして、多くの皆さんからご応募いただきたいと思います。

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5.中里マンホールカードの配布について(7月18日午後1時解禁追加情報)

 8月11日(土曜日)から、松代に続いて2種類目となる中里のマンホールカードの配布を開始します。4月から9月は清津峡渓谷トンネル管理事務所、10月から3月はミオンなかさとにて配布します。

 マンホールカードは、全国のオリジナリティあふれるマンホール蓋を活用したカード型の下水道広報用パンフレットです。4月末に配布を開始した松代のカードは、6月末までで1010枚を配布。北海道や大阪など遠方からも収集に訪れています。その反響を受け、今回は清津峡渓谷と旧中里村の花・ユリがデザインされたマンホール蓋のカードを作成しました。配布場所に来た人を対象に、希望者1人につき1枚配布します。ほかの施設では配布しておりませんのでご注意ください。実物の色つきマンホールは、上下水道局、中里支所付近の国道の歩道、ミオンなかさと付近に設置されています。

 配布開始日は、大地の芸術祭の開催期間中です。市内各地を巡りながら中里・松代のマンホールカードを収集して、下水道事業にも興味を持っていただければと思っております。

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6.「避難支援セミナー2018 in 十日町」の開催について

 県と十日町市が主催となり、8月5日(日曜日)、午後2時より、クロステン・大ホールにおいて、東京大学大学院情報学環特任教授の片田(かただ)敏孝(としたか)さんをお招きして、「共助の防災で犠牲者ゼロの地域づくり」と題し、避難支援セミナーを開催いたします。片田敏孝さんは、東日本大震災での「釜石の奇跡」で著名な防災研究の第一人者であります。これまでに防災に関わるさまざまな賞を受賞し、また役職を歴任してきております。現在はその経験を生かし、全国各地でご活躍されています。

 当日は、避難行動要支援者の避難支援をテーマにご講演いただきます。“地域でどんな対応を取れば良いのか”、“自主防災組織・民生委員・児童委員・消防団はどのような役割を担うのか”など、避難支援が円滑に実施できるよう、地域・各団体での日頃からの備えについてお話しいただきます。

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7.上越魚沼地域振興快速道路建設促進フォーラム「道と考えるまちづくり~十日町道路・八箇峠道路でこう変わる~」を開催します

 9月1日(土曜日)、越後妻有文化ホール『段十ろう』において、「上沼道建設促進フォーラム『道と考えるまちづくり 十日町道路・八箇峠道路でこう変わる』」を開催します。これは、上沼道の役割や効果を改めて認識することにより、「十日町道路」、「八箇峠道路」に対して、地域住民の機運醸成を図り、官民一体になって事業化への動きを加速することを目的としています。

 基調講演では、筑波大学名誉教授・特命教授の石田東生(はるお)さんから「地方創生と道路政策・みちから始まるイノベーション」と題してお話をいただきます。そのほか、十日町青年会議所様と六日町温泉旅館組合女将会「雪あねさの会」様から道路実現の期待などについて熱いメッセージを述べていただきます。入場無料ですので、多くの皆さんの参加をお待ちしております。

 また、市民の皆さんの上沼道建設促進を願う思いを募集します。来月の市報にチラシを折り込みますので、多くの応募をお願いします。お寄せいただいた思いは、フォーラム当日、花角新潟県知事にお渡しします。

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