定例記者会見(平成30年8月6日)

更新日:2021年04月01日

1.「松之山オープンキャンパス」の開催について

 8月25日(土曜日)、松之山小谷の三省ハウスを会場に「松之山オープンキャンパス」を開催します。少子高齢化が進む松之山地域では「松之山分校が無くなれば地域が立ちいかなくなる」という危機感から、大地の芸術祭と連携した特色あるカリキュラムを研究してきました。今回、大地の芸術祭第7回展では、その実現を目指す教育プログラムを一般公開し、山間地の小規模校だからこそ出来る“もう一つの学び“を体験していただきます。

 さらに、仕事や暮らしのスタイルが大きく変わろうとする中、これから何を学べばいいのかについて、大人向けの保護者会や、様々なジャンルの有識者とともに公開フォーラムを開催し「もう一つの学び」「もう一つの生き方」を考えます。

 小さな地域での新たな取組みを、ぜひ見学・体験していただきたいと思います。

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2.「松之山温泉ジャズストリート」の開催について

 9月8日(土曜日)、松之山温泉街を会場に「松之山温泉ジャズストリート」を開催します。松之山の魅力を発信するため平成25年から開催され、今年で6回目となります。

 3組のジャズアーティストを迎え、温泉街3会場においてストリートライブを行ったあと、特設ステージでステージライブを行います。今回のメインアーティストは、大地の芸術祭のオープニングコンサートにも出演されたフリューゲルホーンプレイヤーの「TOKU(トク)」さんです。

 チケットは、温泉入浴券に加え、屋台村利用券2枚付きで前売り価格2,500円です。屋台村に出店される串かつ、湯治豚、湯治玉子などの下湯(したゆ)グルメをぜひお楽しみください。イープラスサイトおよび里山ビジターセンター、観光協会各案内所、段十ろう、クロステンなどで販売中です。

 ぜひ、湯けむり漂う温泉街で大人の休日をお楽しみいただきたいと思います。

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3.コモ市との文化交流事業の取組みについて

 昨年、イタリア・コモ市に十日町市を紹介するPRコーナーが設置され、きもの文化の紹介やワークショップなどを行いました。そのつながりにより、コモ市のパオロ・カルカノ高校において、今年2月からきものの柄をデザインする授業を実施し、ファッションデザイン科5年生26人の学生が、きもののデザイン画を制作されました。デザイン画は、十日町市内のきもの関係者の皆さまから講評していただき、このたび、同高校において、デザインと講評をまとめた冊子が作成されました。

 また、このプロジェクトを企画いただいた、コモ市で活動されている「日伊文化交流協会『道しるべ』」の会員8人の皆さまが、現在来市されています。内容などにつきましては報道資料のとおりですが、滞在期間中道しるべ会員の皆さまは6軒のホストファミリーのお宅にホームステイをしながら、大地の芸術祭のボランティア活動や、市民との交流、文化体験などを行う予定です。

 今回の来訪が、当市とコモ市の更なる交流の発展につながることを期待しています。

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4.東京国立博物館・平成館において「第2回縄文国宝自治体首長懇談会」を開催します

 東京・上野の東京国立博物館で開催されている特別展「縄文-1万年の美の鼓動」で、十日町市が誇る笹山遺跡の国宝・火焔型土器No.6と野首遺跡出土品の火焔型や王冠型土器12点が展示され、評判となっております。

 今展の最大の目玉は、史上初めて長野県茅野市や山形県舟形町、函館市や八戸市の縄文時代の国宝6件全てが揃うことです。このことを記念して、国宝出土地の自治体が集い、第2回縄文国宝自治体首長懇談会を開催いたします。日時は、8月10日(金曜日)午前9時からで、東京国立博物館の平成館で行われます。詳細については資料をご覧ください。

 この懇談会は東京国立博物館の全面協力で実施し、東京国立博物館の銭谷(ぜにや)館長、井上副館長、品川考古室長がゲストとして参加いたします。コーディネーターは第1回に引き続き、前文化庁長官の青柳正規(まさのり)さんにお願いしました。

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