定例記者会見(平成30年8月20日)

更新日:2021年04月01日

1.株式会社スノーピークと包括連携協定を締結します(8月28日午前11時解禁追加情報)

 当市は、毎年3メートル近い雪が積もり、山間部では春の大型連休でも雪が解けずに残る日本有数の豪雪地帯です。この珍しい地域性を活かし、アウトドアメーカーの株式会社スノーピーク協力のもと、アウトドアを軸に据えた地域活性化・地域ブランド化を目標に、「豪雪」と「アウトドア」を組み合わせた「雪上キャンプ」イベントや、大厳寺高原キャンプ場の施設整備など、アウトドアによる観光誘客に力を入れてきました。

 先月7月21日(土曜日)には、株式会社スノーピーク監修のキャンプ場として大厳寺高原キャンプ場がリニューアルオープンし、今後もアウトドアを軸に据えた地域活性化・ブランド化を推進していくため、このたび「十日町市」と「株式会社スノーピーク」は、新潟県内の自治体では初の「観光振興ならびに産業振興に関する包括連携協定」を締結することに合意いたしました。

 本協定は、観光・産業振興を包括する連携の枠組みについて取り決め、双方が対等な関係性に立ち、それぞれの自由な発想の中でさまざまな取組みを実施していくものです。

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2.大地の芸術祭の入込客数(中間発表)について

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の8月19日(日曜日)時点での入込客数を報告します。

 2015年の芸術祭と同様に拠点施設であるステージ4作品と、主要な21作品を集計した計25作品の合計を入込客数としています。合計213,608人で2015年の第6回展と比較して8.1%の増加となっております。

 増加の理由としては、今回7回目を迎える大地の芸術祭の認知度そのものが上がっていること。キナーレや清津峡渓谷トンネルの新作品など写真映えする作品が大きな集客効果につながっていること。国際的な芸術祭として国内外のメディア露出が増え、パブリシティ効果が表れていることなどが考えられます。

 まだ閉幕まで期間がありますので、さらに多くの方からお越しいただきたいと思います。

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3.東京大学高齢社会総合研究機構と研究協定を締結します

 今回、高齢者の生活支援に関する共同研究事業に取り組むため、東京大学高齢社会総合研究機構と「生活支援ニーズ量の将来推計研究事業に関する研究協定」を締結します。

 この研究協定において、今年10月に下条地区の高齢者約1,000人を対象とした生活支援ニーズに関するアンケート調査および訪問調査を実施します。調査結果は生活支援ニーズの現状把握と地域の生活支援ニーズ量の分析を行うとともに、分析に基づく地域での啓発活動や検討会などを行う予定です。なお、本調査はニーズの変化を追うため、2年後に同じ対象者に再度調査を行います。

 この調査は調査実施地域だけでなく、推計により市全体の生活支援ニーズ量と生活支援サービス提供可能者数を把握することができます。市ではこの研究事業を通し、生活支援体制整備事業の活性化および生活支援サービスの充実を図ってまいりたいと考えております。

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4.「プロバスケットボール新潟アルビレックスBBプレシーズンゲーム十日町大会」が開催されます

 プロバスケットボールチーム「新潟アルビレックスBB」のプレシーズンゲームが、9月17日(月曜日・敬老の日)に十日町市総合体育館で開催されます。この大会は、十日町市バスケットボール協会が企画誘致しており、今年で15回目となります。

 対戦相手は昨年と同じく、金沢(かなざわ)武士団(サムライズ)となります。当日はエキシビジョンゲームとして、地元小・中学生の前座試合も開催されます。また、アルビレックスチアリーダーズによるハーフタイムショーが行われるなど、1日楽しめる内容となっています。ぜひ、大勢の皆さまの来場をお待ちしています。

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5.「NIIGATA in 10 GALLERY and SHOP in 十日町」開催中です

 7月28日(土曜日)から、クロステンを会場に「NIIGATA in 10 GALLERY and SHOP in 十日町」が開催されています。

 これは、新潟県が高付加価値なものづくり県産品を国内外に発信するため、昨年度から実施している新潟県産品等認知度向上プロジェクト「NIIGATA(ニイガタ) in(イン) 10(テン)」の今年度第一弾となります。今回、国内外から多くの来訪者がある「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の会期に合わせ、県内では十日町市のみで開催されるものです。

 県内31企業・団体の54製品が出展し、市内からは十日町織物工業協同組合が、きものメーカーの振袖展示と、手描き友禅・手織り体験のワークショップで参加しています。会場では製品の展示販売に加え、実演やワークショップが実施されており、先週末行われた十日町織物工業協同組合のワークショップでは、多くの参加者からきものの伝統・技術に触れていただきました。

 とおかまちのきものをはじめ、県産品の品質・付加価値の高さを体感いただけるこの催しに、ぜひお越しください。

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6.「高校生ニッポン文化大使2018」について

 東京・上野の東京国立博物館で特別展「縄文-1万年の美の鼓動」が開催されており、十日町市からは国宝・笹山遺跡出土火焔型土器NO.6や、野首遺跡の火焔型土器・王冠型土器12点などが出品され、観覧者の注目を集めています。この「縄文」の魅力を海外でも知ってもらうため、10月からパリ日本文化会館においてジャポニスム2018「縄文展」として開催される予定です。なお、パリでは国宝・笹山遺跡出土火焔型土器NO.1が展示されます。

 そしてこのたび、文化庁などが主催する「高校生ニッポン文化大使2018」に、十日町市の高校生、水落亜久里(あぐり)さんと藤木貴生(たかき)さんの参加が決定しましたので、お知らせします。このプロジェクトは、次代を担う日本の高校生が海外の高校生と交流を図りながら、日本文化の魅力を発信してもらうことを目的としています。

 今回の「文化大使」が発信するテーマは「縄文」で、作文などの審査を経て、全国から選抜された12人の高校生が、都内で研修を行った後、「文化大使」に任命されます。そして、その中から3人が11月にパリへ派遣され、日本文化を発信します。「文化大使」は、パリの「縄文展」を訪れ、フランスの高校生らに縄文の魅力を伝える文化交流活動を行います。「高校生ニッポン文化大使」の活躍に期待するとともに、多くの皆さんからの応援をお願いします。

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