定例記者会見(平成30年12月4日)

更新日:2021年04月01日

1.トオコン2018本選会の開催について

 新規創業や新分野事業に進出を目指す個人・企業・団体が、ビジネスアイデアを競い合う、「十日町市ビジネスコンテスト『トオコン2018』」の本選会を、12月22日(土曜日)午後1時から越後妻有文化ホール「段十ろう」で開催します。本選会では、応募総数28件のプランの中から一次審査を通過した9件が、最優秀賞を目指して競い合います。

 本選会進出プランの内訳は、創業部門が6件、学生アイデア部門が3件となっております。プランの概要につきましては、配布資料をご覧ください。本選会出場者は、11月17日、18日に「起業家育成合宿」に参加し、事業プランに磨きをかけてきており、当日はチャレンジ精神旺盛なビジネスアイデアが披露されます。

 市では、プランの事業化に向けた支援として、従来の最大300万円の補助金に加え、今年度からふるさと納税の制度を活用した、クラウドファンディングで資金調達を行うことができる「十日町市ふるさと起業家支援事業」を新設しました。また、専門家による経営指導などのバックアップも行っています。

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2.平成30年度「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰について

 文部科学省では、地域と学校が連携・協働し、地域を創生する活動に対して大臣表彰を行っています。

 今年度、中条小学校と地域との協働の取組みが、市内で初の受賞となりました。表彰活動名は、「中条小学校地域学校協働活動」です。表彰式は12月3日(月曜日)、文部科学省東館で行われ、中条小学校の佐藤(さとう)茂幸(しげゆき)校長と地域関係者の3人が出席しました。

 表彰活動の概要ですが、南北朝時代の歴史的背景をきっかけに始まった、岡山県総社(そうじゃ)市山手小学校と中条小学校との相互交流事業への地域住民の参画や、県内唯一の国宝火焔型土器が出土した中条地区で開催されている「笹山じょうもん市」に、全校児童が参加しているなどの事例が挙げられました。また、日頃の学校教育活動にも地域ボランティアが講師や学習支援者としてサポートし、学校・地域・公民館・関係団体の協力と連携・支援で、次世代を担う青少年の健全育成と地域づくりに取り組む活動についても評価を受けました。

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3.「第40回十日町新雪ジョギングマラソン大会」の開催について

 「第40回十日町新雪ジョギングマラソン大会」が新年の1月2日(水曜日)に十日町中学校を会場に開催されます。この大会には市民はもとより、全国各地から参加があり、遠方は青森県・岡山県からの参加申し込みをいただいております。現在約300人の事前申込がありますが、当日の参加受付も行います。

 今回は、40回という節目の大会であり、参加者には記念タオルを贈呈します。また、実行委員会では今回から豚汁のほかそばのサービスを行い、大会を盛り上げます。近年のマラソンブームもあり、正月早々の雪中マラソンとして人気の高い大会です。ぜひ大勢の皆さんから会場にお越しいただき、参加選手を応援してくださるようお願いいたします。

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4.平成30年市議会第4回定例会に提出する主な議案について

 今週7日(金曜日)開会の12月議会で提案する主な議案について説明します。

 まず、「1 人権擁護委員候補者の推薦について」です。人権擁護委員の「相澤(あいざわ)きよえ」さんの再任について、人権擁護委員法に従い議会の意見を求めるものです。任期は平成31年4月1日から平成34年3月31日までとなります。

 次に、条例関係の主なものを説明します。

 まず、「2 十日町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定」と「十日町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」です。このたび国において、特別職の期末手当を年0.05月引き上げる法律の一部改正案が国会で可決・成立されたことから、国に準じて支給月数を引き上げることとしたいと考えています。また、市議会議員の期末手当についても、関係条例の改正を合わせて提案するものです。

 続いて、「3 十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」です。本改正については、人事院および新潟県人事委員会の給与勧告に伴う改正であります。給与の改定では、初任給を1,500円に引上げるとともに、若年層は1,000円程度、そのほかは400円の引上げを基本に改定を行い、人事院が示す平均改定率は0.2%です。また、手当の改定は、勤勉手当の支給割合を年0.05月、医師に支給される初任給調整手当は、支給月額限度額を500円引き上げるものです。

 続いて、「4 十日町市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について」です。平成32年4月1日に千手保育園を、「社会福祉法人 松代福祉会」に移管し、民営化するため、条例の一部改正を提案するものです。

 続いて、「5 指定管理者の指定について」です。平成31年4月に更新を迎える施設と、新規に契約を開始する施設の指定管理者および指定管理期間について、議決をお願いするものであります。更新する施設は8件で、現在の指定管理者を継続するものですが、新規の施設は、分じろうや十じろうなど6件について指定管理者を指定するものです。期間は、利雪親雪総合センターの3年以外は、全て5年とするものです。

 最後に、「6 平成30年度十日町市一般会計補正予算(第5号)ほか」についてです。

 まず(1)補正予算額としては、一般会計で12億9,055万6千円、特別会計では6会計で1,281万2千円の追加です。

 次に(2)一般会計の主な補正の内容を説明します。

 歳出予算の総務費では、定住促進助成事業において、410万円を追加計上します。この補助金の追加で、10世帯・32人の人口増加を見込んでいます。

 民生費では、重度心身障がい者医療費助成事業において691万2千円、ほか3つの事業において実績見込みによる不足額をそれぞれ追加計上しました。

 衛生費では、子ども医療費助成事業において、実績見込みによる不足額1,460万円を追加計上しました。

 農林水産業費では、中山間地域等直接支払交付金事業において、広域化に伴う単価の増、対象面積の増により766万8千円を追加計上しました。また、農地所有適格法人設立支援事業において、農事組合法人が実施する機械整備への補助金233万3千円を計上しました。

 商工費では、企業設置奨励事業において、有限会社松之山きのこ社の“なめこ”生産施設の建設にかかる助成奨励金3,772万8千円を計上しました。

 土木費では、市道除排雪経費と認定外道路除雪助成事業において、今冬の降雪見込みの一部として、合わせて5億円を追加計上しました。

 教育費では、十日町市教育相談センター整備事業として、駅西地内にある適応指導教室「にこやかルーム」の機能向上を図るための工事費などに、900万円を計上しました。また小学校および中学校施設整備事業において、国の1次補正予算を活用し、小学校13校、中学校全10校で普通教室にエアコンを設置する費用を、それぞれ計上しました。小学校で2億6,660万8千円、中学校で1億6,832万4千円となります。最後に、現在建設中の新博物館建設事業において、屋外展示・活動スペースを追加する必要が生じたことから、用地補償費6,793万5千円を追加計上しました。

 そのほか、いくつかの事業を追加計上しています。

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