定例記者会見(平成31年3月25日)

更新日:2021年04月01日

1.新・十日町浄水場の完成及び通水式の開催について

 十日町浄水場は、十日町地区、中条地区、川治地区の一部を給水エリアとし、市民の約45パーセントである24,123人が給水人口となっている、まさに当市のライフラインの中心となっている施設です。

 これまでの浄水場は、昭和32年12月の給水開始から60年以上もの永きにわたり、市民の生活を支えてきましたが、施設の老朽化や近年の大規模災害により施設を維持管理していくことが困難となりました。そこで、新・十日町浄水場を建設することとし、平成23年度に基本設計、24年度に実施設計を行い、25年度から約6年間の工事期間を経て完成しました。

 新浄水場は「施設の耐震化」、「浸水対策」、「浄水池の増設」の3つを基本として建設されています。この施設の完成により、従来の約8倍の容量をもつ浄水池を整備したことで、浄水池能力が強化され、災害時におけるライフラインの確保や安全安心な飲料水の供給に繋げることができるようになっています。

 そしてこのたび、新たな当市の中心となる新浄水場の完成を祝して、3月28日(木曜日)午前10時15分から「新・十日町浄水場通水式」を開催します。

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2.松之山温泉地熱発電事業候補者の決定について

 このたび、市第2次総合計画に掲げた再生可能エネルギーの創出を進めるにあたり、「松之山温泉鷹の湯3号源泉」を活用した地熱発電事業に取り組むため、この発電事業に意欲がある民間事業者を公募し、審査会により事業候補者を決定したので結果をお知らせします。

 今年1月に事前告知を行い、2月末まで企画提案を公募した結果、ふたつの事業者から企画提案への参加申込をいただきました。しかし、参加要件を精査した結果、企画提案会の参加者は最終的に1事業者となりました。

 3月4日(月曜日)に企画提案会を実施し、審査会において地熱発電の実績や事業計画、市に収めていただく施設使用料などをポイントとして審査した結果、事業候補者は、「株式会社地熱開発(ちねつかいはつ)」と「GPSS(じーぴーえすえす)ホールディングス株式会社」の共同グループに決定しました。「地熱開発」は宮城県の鳴子温泉で地熱開発の実績がある事業者で、「GPSSホールディングス」は再生可能エネルギー開発および投資事業を行っている企業です。

 準備が整いしだい、このグループと、実際に発電事業者となる会社の設立などについて記載した「基本協定書」を締結し、事業着手に向けて動き出します。

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3.第32回信濃川河岸段丘ウォークの開催について

 第32回「信濃川河岸段丘ウォーク」が4月29日(月曜日・祝日)に十日町市、小千谷市、津南町の3市町を会場に開催されます。このウォーキングイベントには、毎年3千人近くの参加者があり、春の大型連休の風物詩とも言えるイベントになっています。市民はもとより、全国各地からの参加があります。

 参加者の皆さんからは、美しい残雪の山並みやブナの新緑を見てもらったり、野鳥のさえずりを聞いたりしていただき、河岸段丘のウォーキングを堪能してもらいたいと思います。また地元有志による各コースの休憩所で豚汁や湯茶サービス提供など、イベントを盛り上げていただきます。たくさんの皆さんからの参加をお待ちしています。

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4.平成30年度 十日町市褒賞の受賞者が決定しました

 平成30年度十日町市褒賞の受賞者として、29人・1団体が決定しました。市褒賞は、市政の進展・文化の向上・そのほか市民の福祉の増進のために多大な功労のあった人、及び市民の模範となるべき善行をされた人を表彰する制度です。

 受賞者は資料のとおりで、表彰式は3月29日(金曜日)午前11時から、越後妻有文化ホール「段十ろう」講堂で行います。

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