定例記者会見(令和元年12月2日)

更新日:2021年04月01日

1.十日町農業協同組合グループとの包括的連携協定を締結します

 12月5日(木曜日)午後1時30分から、ラポート十日町で十日町農業協同組合グループと市による「包括的連携協定」締結式を行います。

 今回の協定は、十日町農業協同組合グループが進める自己改革の柱の一つである「地域の活性化」を実践するため、十日町農業協同組合からの申し出があり、春から検討協議を進めてきました。十日町農業協同組合グループと市は、すでに平成19年3月に「災害時の必要物資供給」について連携協定を結んでいますが、今回農業振興をはじめ、地方創生や持続可能な開発目標であるSDGsによる地域づくりなど、幅広い項目を包含した、県内の農業協同組合と自治体で初の「包括的連携協定」となります。

 これを機に、十日町農業協同組合グループと市は、まちづくり推進のパートナーとして、協定項目に盛り込んださまざまな分野での連携を進めていきます。

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2.トオコン2019本選会を開催します

 新規創業や新分野への進出を目指す個人・企業・団体が、ビジネスアイデアを競い合う、「十日町市ビジネスコンテスト『トオコン2019』」の本選会を、12月21日(土曜日)午後1時から、千手中央コミュニティセンターで開催します。

 応募総数24件のプランの中から書類審査を通過した8プランが、最優秀賞を目指して競い合います。本選会進出プランの内訳は、創業部門が5件、学生アイデア部門が3件となっています。本選会出場者は、11月16日(土曜日)・17日(日曜日)に、「起業家育成合宿」に参加して事業プランに磨きをかけてきており、当日はチャレンジ精神に満ちたビジネスアイデアが披露されます。

 また、トオコン開催10年の記念イベントとして、「十日町市の起業と未来」と題し、審査員と起業家によるパネルディスカッションを開催します。当市におけるこれまでのトオコンと、起業・創業の実績を振り返り、これからの十日町市の可能性について語り合われます。

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3.有限会社花田養豚場が農林水産大臣賞を受賞しました

 11月25日(月曜日)に東京都内で開催された、公益社団法人・中央畜産会主催の「令和元年度全国優良畜産経営管理技術発表会」で、市内野口で養豚業を営む有限会社花田養豚場が最高位の農林水産大臣賞を受賞しました。この技術発表会は、優秀な実績を収めている畜産経営の成果などを広く紹介し、全国の畜産経営者の経営改善に資することを目的に毎年行われているものです。

 花田養豚場は当地域のブランド豚「妻有ポーク」を生産している農場の1つであり、代表取締役の田中真(しん)さんは妻有ポークを支える若手リーダーの1人として活躍されています。審査では、双子の弟の田中力(つとむ)さんとともに、血縁関係のない創業者から養豚業を引き継いだことや、地域ぐるみの衛生対策に取り組んでいること、そして若手農家の中心的な存在として、仲間とともに開催する勉強会や地域農業の活性化に尽力していることなどが高く評価され、受賞に至りました。また、当日は田中さんが、「第三者継承により養豚経営に参画したイケメンTwinsの挑戦」というテーマで、飼養管理技術の改善対策や地域農業活性化の取組みについて発表しました。

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4.令和元年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰の受賞について

 このたび、「十小・十中・ふれあいの丘 ほほえみの会」が、「令和元年度障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞することになりました。この賞は、長年にわたり「障害者の生涯学習支援活動」の普及および発展のために尽力・貢献し、その活動内容がほかの活動と比較し顕著に優れ、模範と認められる個人・団体に贈られるものです。

 「十小・十中・ふれあいの丘 ほほえみの会」は、昭和38年に十日町小学校で発足した「手をつなぐ親の会」が前身となっています。平成14年に十日町小学校内に小出養護学校ふれあいの丘分校が開設され、十日町小学校・十日町中学校・ふれあいの丘分校の3校PTAで「ほほえみの会」が立ち上げられ、平成25年のふれあいの丘支援学校開設を機に、現在の名称となりました。主な活動としては、花火大会やクリスマス会の企画・実施、「ふれあいカーニバル」や「ふれあいフェスティバル」での支援活動、保護者への啓発活動などです。

 同会の皆さんが、長年にわたりこれらの活動を積み重ねたことが、今回の文部科学大臣表彰という評価につながったものと推察します。また、市としても同会の支援があって、障がいのある子もない子も、ともに学び・ともに育つ「共生教育」を理念とした「夢の学校」づくりを目指し、同一施設内に小学校・特別支援学校・発達支援センターの3つが共存する教育環境を整えることができました。「十小・十中・ふれあいの丘 ほほえみの会」の皆さんに、心からお祝い申し上げます。

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5.令和元年度「学校給食」に係る文部科学大臣表彰の受賞について

 このたび市立松代小学校が、学校給食優良学校として「令和元年度学校給食表彰」を受賞しました。同賞は、文部科学省が学校給食の普及と充実を図るため、学校給食の実施に関し、特に功績のあった学校給食関係者などに対し、表彰を行うものです。都道府県教育委員会が推薦するもので、今年度は全国で11校の優良学校が表彰されました。

 受賞した市立松代小学校は、楽しい食事や給食活動を通して好ましい人間関係を育て、食に関する基本的な知識を伝えています。栄養教諭を核とした食育の取組みが、学校教育活動全体の中に位置づけられ、学校給食の意義および役割を踏まえた給食指導の実践に取り組んでいます。全校児童による「給食川柳」の募集、「大地の芸術祭」の作家や作品を紹介する「大地の芸術祭コラボ給食」、クロアチアホストタウン事業の「クロアチアメニューの日」、地元の偉人などを紹介する「とおかまちメニューの日」など工夫を凝らした献立の提供や、地場産物を多く取り入れた地産地消の取組みほか、特色ある学校給食が評価されました。

 市は今回の受賞を励みに、より一層学校給食に係る衛生管理に取り組むとともに、食育推進のため魅力ある給食を提供していきます。

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6.「令和元年 十日町市議会第4回定例会」に提出する主な議案について

 12月6日(金曜日)開会の市議会第4回定例会に提案する主な議案について説明します。

 まず「人権擁護委員候補者の推薦」についてです。令和2年3月31日で任期が満了する2人の委員について、再任1人・新任1人として、人権擁護委員法に従い議会の意見を求めるものです。

 次に、条例関係の主なものを説明させていただきます。

 まず「十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定」についてです。本市の一般職の給与につきましては、新潟県人事委員会の勧告に合わせ、若年層を中心とした月例給の引上げは行いますが、ボーナスは据置きするものであります。

 続いて「十日町市会計年度任用職員の給与等に関する条例制定」についてです。地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、臨時・非常勤職員の任用を令和2年4月から「会計年度任用職員制度」に移行し、任用の方法を明確化するものです。

 続いて「十日町市簡易水道事業及び下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例制定」についてです。令和2年4月から簡易水道事業と下水道事業に地方公営企業法を全部適用します。なお管理者は非設置とし、市長が管理者の権限を行うこととしています。それに伴う条例の改正は、十日町市下水道条例など合計8条例となります。

 最後に「令和2年度十日町市一般会計補正予算(第5号)ほか」についてです。

 「令和元年度十日町市一般会計補正予算第4号」については、10月中旬の台風19号の暴風雨による被害に対し、急を要する災害復旧費として5億3,593万8千円を専決処分しました。

 「令和元年度十日町市一般会計補正予算第5号」については、補正額は一般会計で8億510万7千円の追加、特別会計では6会計で3,026万3千円の追加です。一般会計(歳出予算)の主な内容として、農林水産業費では畜産振興対策事業で、CSF(シーエスエフ)等侵入防護柵等整備支援事業補助金として、国補助対象経費の40%とする928万1千円を新規に計上しました。商工費では地域商社機能構築事業で、クロステンの収益事業の今後のあり方を検討するため、地場産業振興センター収益事業分析業務委託料として242万円を新規に計上しました。土木費では今冬の降雪見込みの一部として、市道除排雪経費に6億円、認定外道路除雪助成事業で1,465万円を追加計上しました。教育費では中学校部活動指導員設置事業で、配置人数の追加に伴い302万4千円を追加計上しました。以上のほか、いくつかの事業を追加計上しています。

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