定例記者会見(令和2年9月24日)

更新日:2021年04月01日

1.ヤフー株式会社との災害時応援協定を締結しました

 9月10日(木曜日)に、ヤフー株式会社と「災害時の情報発信等に関する応援協定」を締結しました。これまでの各企業との災害時の協定内容は、主に災害発生時から復旧・復興までの人的支援や物資の供給などに係るものでしたが、今回は災害時の情報発信などに関するもので、当市として初の情報関連の応援協定企業となります。

 主な協定内容は3つあり、1つ目はホームページのコピーであるキャッシュサイトが提供されることです。これにより、災害時などホームページへのアクセスが集中し、接続しにくい状況となったときアクセスが分散され、閲覧障害が解消されます。

 2つ目は、ヤフー防災速報アプリを用いての注意喚起や緊急情報などを配信することです。十日町市を地点登録している同アプリ利用者に対して、プッシュ型でお知らせをすることができます。9月10日に利用者の皆さんに配信開始の通知をしました。

 3つ目は、ヤフージャパンのホームページ上の地図を活用して、避難場所や被災した場所など、ライフラインの情報などを地図上に掲載することです。

 自然災害が各地で頻繁に発生する状況を踏まえ、市民の皆さんに適切な避難行動などをとってもらうためには、災害に関する情報が迅速かつ的確に届くことが重要です。これらの手段を活用して、必要な情報を、確実に周知できるようにしたいと考えています。

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2.「産官学連携プロジェクト」お土産用ペーパーバッグを商品化しました

 連携協定を締結している、一般社団法人滋慶学園グループとの産官学連携プロジェクトとして、十日町市をPRするために昨年度から進めてきたものです。今年1月に、同グループの東京コミュニケーションアート専門学校の学生がデザインしたバッグの最終審査会を行い、ベストデザイン賞および準ベストデザイン賞の3作品を選定しました。その後、「きもの」や「火焔型土器」などの要素を取り入れるなど、商品化するにあたり、さらにブラッシュアップを重ねてきました。

 ベストデザイン賞の「鹿の子デザイン」のペーパーバッグは、十日町商工会議所を通じて市内店舗で広く使用するほか、観光協会売店、クロステン物産館、あてま高原リゾートベルナティオで、お土産用バッグとして使用します。

 準ベストデザイン賞の「清津峡デザイン」バッグは、株式会社なかさとのお土産用として、清津峡、ミオンなかさと、ゆくら妻有の施設で使用します。

 準ベストデザイン賞もう1つの「棚田デザイン」バッグは、市役所で出張時の手土産用として使用するなど、十日町市のPRに使用します。

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3. 2020プレナスなでしこリーグ1部公式戦2試合の開催について

 2020プレナスなでしこリーグ1部の、「アルビレックス新潟レディース」の公式戦ホームゲーム2試合が、十日町市当間多目的グラウンドで開催されます。9月27日(日曜日)には、第12節の対愛媛FCレディース戦が、10月11日(日曜日)には、第14節の対ノジマステラ神奈川相模原戦が行われます。

 開催にあたり、日本女子サッカーリーグと当市、それぞれが策定したガイドラインに基づき、アルビレックス新潟レディースとともに、入場者数の制限をはじめ、万全の新型コロナウイルス感染症対策に努めます。新型コロナウイルス感染症は、未来永劫続くわけではなく、終息したその先には希望に満ちた明るい未来が必ず来ると確信しています。この試合が、当市での「ウィズコロナ時代」への大きな一歩になることを願っています。

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4.市指定文化財「旧村山家主屋・表門(大棟山美術博物館)」で企画展を開催します

 10月3日(土曜日)から11月1日(日曜日)まで、市指定文化財「旧村山家主屋・表門」で、企画展「大棟山今昔~写真でみる市指定文化財・旧村山家の歴史~」を開催します。

 「旧村山家主屋・表門」は平成28年3月に市指定文化財に指定された、松之山地域を代表する歴史的建造物であり、「大棟山美術博物館」として一般公開されています。この企画展は、県の「地域振興戦略事業補助金」を活用し、明治・大正・昭和にかけての、旧村山家の住宅や庭園の様子などを記録した貴重な写真を展示し、あわせて各部屋に旧村山家の建築的特徴などを説明した解説パネルを設置します。

 たくさんの皆さんから訪れていただき、歴史的・建築的価値について理解を深め、親しんでいただきたいと思います。

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5.越後妻有文化ホール「段十ろう」イベント情報と「段サポ会員」の有効期限延長について

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催延期としていた「コロッケコンサート2020」の開催日が、令和3年3月20日(土曜日)に決まりましたので、お知らせします。チケット販売は、ホールイベントの入場者数制限に関する国の指針など状況を見ながら、12月中に開始したいと考えています。

 あわせて、「段十ろう」ホールイベントの延期・中止が相次いだことから、今年度に限り「段サポ会員」および「特別割引券」の有効期限を1年間延長し、令和4年3月31日までとします。

 楽しみにしていたホールイベントの多くが、延期または中止となり、市民の皆さんへ大変ご迷惑をお掛けしました。引き続き、「段サポ会員」に登録いただくなど、利用をよろしくお願いいたします。

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6.高齢者等のインフルエンザ予防接種費用の無料化について

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が懸念される中、季節性インフルエンザの流行に備え、り患すると重症化しやすい高齢者などのインフルエンザ予防接種費用を無料化します。助成対象は65歳以上の高齢者などで、早めの接種を勧めるため、10月1日から12月31日までの期間、自己負担額の1,650円を助成して無料化します。市内医療機関などでの接種は医療機関に直接助成し、市外の医療機関で接種したときは、接種者から一旦自己負担額を支払ってもらい、その後市へ申請して自己負担額の払い戻しを行います。

 国はインフルエンザ流行に備え、高齢者の定期接種について優先的に10月1日からの接種を勧めています。今回の無料化で接種しやすい体制を整え、医療体制のひっ迫を防ぐ対策につなげたいと考えています。

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