定例記者会見(令和2年10月19日)

更新日:2021年04月01日

1.新型コロナウイルス PCR検査体制を強化します

 市は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えるとともに、インフルエンザの流行期も見据え、医師会・十日町病院・新潟大学寄附講座の協力のもと、市内の検査体制充実・強化として、2つの取組みを行う予定です。

 なお、この2つの事業は10月28日(水曜日)開催予定の臨時議会において、上程する予定です。

(1)「地域外来・検査センター」の開設について

 まず1つ目として、11月上旬を目途に「地域外来・検査センター」を週3日程度開設したいと考えています。現在、新型コロナウイルスの感染が疑われる人は、保健所を介して検査可能な医療機関を紹介していますが、今回開設予定の「地域外来・検査センター」では、発熱などにより感染が疑わしい患者を保健所を通さず、「かかりつけ医」からの紹介で、PCR検査のための検体採取を行うことができるようになります。また、インフルエンザも含めた診察・検査も実施することとしており、検査がより受けやすい体制となります。ここで採取した検体は、市が委託契約する民間検査機関が回収し、翌日には検査結果を確認できる体制を構築することも考えています。

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(2)高齢者PCR検査事業について

 2つ目は、新型コロナウイルス感染症拡大や重症化を防止するため、高齢者福祉施設に新たに入所などをする、症状のない高齢者のうち、PCR検査を希望する人に市内で検査を行うことができる体制を整備したいと考えています。

 高齢者は、新型コロナウイルスに感染すると重症化するリスクが高い特性があり、また全国で高齢者福祉施設のクラスター発生により、大きな影響が出ている例もあります。現在、症状のある人に行政検査を行っていますが、この事業では新型コロナウイルス感染症の症状がない市内に居住する65歳以上の高齢者で、市内の高齢者福祉施設に新たに入所などする人のうち、PCR検査を希望する人を対象とします。自己負担額は、検査費用の約1割、2,000円程度を想定しています。

 実施にあたっては市内の医療機関から協力いただくことになりますので、検査開始時期は来月以降、順次実施したいと考えています。検査体制が固まりましたら、また詳しくお知らせします。

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2.清津峡渓谷トンネルの事前予約購入システムの試験運用を実施します

 清津峡渓谷トンネルにおいて、繁忙期の“オーバーツーリズム”を解消するため、「事前予約購入システム」の導入を目指し、今冬期間に試験運用を実施します。

 平成30年4月にリニューアルした清津峡渓谷トンネルでは、ゴールデンウィーク・お盆・紅葉シーズンなどの繁忙期に、駐車可能台数を大きく上回るお客さまから来訪いただくことで、国道353号の渋滞や路上駐車などの交通渋滞、またトンネル内での混雑により十分に渓谷美を鑑賞できないなど、“オーバーツーリズム”が発生していました。これを解消するため、令和3年度から繁忙期と冬期間に限り、1日の入坑時間に区分を設けた、「事前予約購入による入坑制限」を実施するものです。今年度は、降雪により駐車台数が限られる12月から令和3年3月までの土曜日・日曜日・祝日を対象に試験運用を実施し、令和3年4月からの本運用に向け、準備を進めます。

 個人の予約方法は、清津峡公式ホームページなどからのオンラインによる販売と、コンビニエンスストア販売の2通りです。また団体については、大型車両の駐車区画に限りがあることから、事前に「駐車場利用申込書」を提出していただきます。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

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