定例記者会見(令和3年2月1日)

更新日:2021年04月01日

豪雪災害対策本部から大雪警戒本部への切り替え等について

 1月10日(日曜日)をピークに、一気に大量の降雪に見舞われ、市民の皆さんも大変なご苦労・ご不便があったことと思います。現在は、屋根雪や道路などの除雪も作業が進み、状況も改善しています。除雪作業員の皆さん、災害救助法適用に伴う要援護世帯の救助の調査に尽力いただいた民生委員の皆さんに、心から感謝を申し上げます。

 気象台の今後の天気の見通しでは、降雪は平年よりやや少なめということですが、降雪期はまだ続きます。統計的に雪の多い年は被害も多く発生するほか、冬は夕暮れも早く、先日は夕方高齢者が国道を横断中、車にはねられる死亡事故も発生しています。市民の皆さんも、引き続き除雪作業中の事故、交通事故、雪崩など、雪に伴う事故や被害に十分注意してください。

 前回の定例記者会見に引き続き、この冬の雪害および市の対応状況についてお知らせします。

参考

大雪警戒本部への切り替え及び被害状況について

 1月10日(日曜日)から設置していた豪雪災害対策本部は、今日2月1日(月曜日)に大雪警戒本部に切り替えました。

 災害救助法の適用期間が昨日で終了したこと、新潟気象台発表の向こう3か月の天候の見通しによれば、降雪量は平年並みか少なく、気温も平年並みか高い見込みであることから、状況にあわせて防災体制も切り替えました。

 引き続き油断することなく、道路の除排雪はもちろん、定期的な雪崩パトロールや流雪溝の管理などの警戒を行います。

 (添付資料1と合わせて確認してください)1月31日までの被害状況ですが、人的被害としては、死者1人と重傷・軽傷者を合わせて32人です。建物被害としては、住家で一部損壊や床上・床下浸水などが13件、空き家や車庫などの非住家で全壊・半壊・一部損壊が13件、農業用ビニールハウスの損壊が25件ありました。道路関係としては、倒木による道路閉鎖などの被害は109件確認されており、そのうち雪崩によるものは19件となっています。

災害救助法適用における実施状況について

 (添付資料2と合わせて確認してください)上越市など5市とともに、十日町市も災害救助法が適用され、1月10日(日曜日)から1月31日(日曜日)までの22日間で、法に基づく救助が行われました。結果、救助要請があった要援護世帯の除雪は完了しています。

除排雪等支援の利用状況について

 (添付資料3と合わせて確認してください)1月12日(火曜日)から一般に開放していた市の雪捨て場の利用状況について、実績を報告します。十日町地域の信濃川堤防沿いの雪捨て場については、1月31日までに3,445台の排雪ダンプの利用がありました。

国民健康保険税および一部負担金、介護保険料の減免について

 (添付資料4と合わせて確認してください)市報1月25日でもお知らせしていますが、大雪により住宅、または家財が被害を受け、損害の割合が一定以上の場合に、損害の程度や前年の所得金額に応じ、国民健康保険税等の減免を行います。

(注意)減免についての制度詳細は資料を確認

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雪対策に関するお知らせ

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