定例記者会見（令和3年7月19日）

要旨

65歳以上の高齢者へのワクチン接種状況

7月18日現在の接種状況は、1回目の接種が完了した方が18,240回で、高齢者人口に対する割合は90.9％となり、2回目の接種が完了した方が10,903回で、高齢者人口に対する割合は54.3％となりました。予定通り、7月末には希望する高齢者への接種が完了する見込みです。

集団接種先行枠の予約状況

7月18日現在の先行予約状況は、予約枠5,487人に対して予約者数4,386人、予約率79.9％となりました。会場別の予約率は報道資料のとおりです。

なお、ワクチン接種予約サイトはスムーズに予約いただけましたが、コールセンターへの電話予約は7月12日の予約開始日の午前中は電話が殺到し、一時つながりにくい状況が発生しました。それ以降は、比較的つながりやすい状況になりました。

先行枠の対象者追加

国が示す優先接種順位などに基づき、基礎疾患をお持ちの方や学校・児童福祉施設職員、60歳から64歳までの方を対象としてきましたが、これに加えて以下の方を対象に追加します。

• 高齢者施設等の従事者
• 障がい福祉サービス事業所職員
• 環境省から早期の接種要請のある一般廃棄物処理業務等の従事者

要旨

現在、先行予約を受け付けている集団接種に加え、市内医療機関による個別接種並びに新潟県が開設する大規模接種会場の受付を開始します。これは、接種を希望する方ができるだけ早く接種できるよう、9月以降に1回目の接種を予定していたワクチンを前倒しで使用する計画に変更したものとなります。

市内医療機関での個別接種

8月1日（日曜日）から開始します。7月20日（火曜日）の午前9時から、先行枠対象者又は各個別接種医療機関の通院者を対象として先行予約を開始し、7月26日（月曜日）からはすべての方を対象とした予約を開始します。

予約は集団接種と同じく、市のワクチン接種予約サイトまたはコールセンターで予約していただきます。実施医療機関などについては、添付した資料をご確認ください。

朱鷺メッセを会場とした大規模接種

7月26日（月曜日）の午前9時から予約開始します。

対象者は18歳以上の市民で、これも市内での接種と同様に、市のワクチン接種予約サイトまたはコールセンターで予約していただきます。各接種日の1週間前が受付締切となります。

なお、使用されるのは、モデルナ社ワクチンです。接種日程は8月7日（土曜日）からで、十日町市には各回100人の予約枠が配分されています。

9月以降の予約受付

9月以降に1回目の接種をする集団接種及び個別接種の予約受付については、8月1日からの個別接種の開始及びファイザー社ワクチンの供給状況等を考慮し、既にお知らせしている受付開始日を7月26日から8月中旬頃まで延期します。

延期後の日程は決定次第、市ホームページや防災行政無線等で周知します。

接種に関してのお願い

いずれの接種会場でも、予約開始時はコールセンターが混み合うことが予想されます。市民の皆さんからは、できるだけ市のワクチン接種予約サイトからの予約をお願いいたします。

これから夏休み期間に入りますが、学生の方をはじめ、感染拡大地域からの帰省については、引き続き慎重なご判断をお願いいたします。また、帰省中に接種を検討されている方は、帰省した日から2週間以上空けて接種日を予約くださるよう、重ねてお願いをいたします。

要旨

十日町市がホストタウンとして交流を続けてきたクロアチア共和国の選手の皆さんが、いよいよ東京2020オリンピックに出場します。

そこで、十日町市クロアチアホストタウン推進事業プロジェクトチームでは、クロアチアを応援するキャンペーンを実施します。これは、クロアチアワインを購入した方に、飲食店で利用できる食事券500円分を、ワイン1本につき1枚プレゼントするものです。

食事券付きワインの販売は7月23日（金曜日）から9月5日（日曜日）までで、先着400本となっており、市内16店の酒販店で購入できます。食事券の利用期間は7月23日（金曜日）から9月30日（木曜日）までで、市内22店の飲食店で食事やテイクアウトに利用できます（キャンペーンに参加する酒販店及び飲食店は添付資料を参照）。

新型コロナウイルスの影響で、応援イベントなどができない状況ですが、クロアチアワインを飲みながら、クロアチア共和国の選手の皆さんを応援しましょう

要旨

新種として認定されたのは、ヒメガガンボ科エロエオフィラ属の昆虫です。「森の学校」キョロロの加藤大智研究員が、ニュージーランドの国際学術雑誌「ズータクサ」で発表した論文により、新種として認められました。

詳細な形態比較や、国内外の研究機関が収蔵する標本調査を経て、この属では日本で1976年以来45年ぶりの新種記載となりました。

採集地は天水山の標高900m付近のブナ林周辺です。また、本種は東北・中部地方に分布していることも同時に明らかにしました。昨年12月にも新種ガガンボの発見を発表しており、松之山で新種昆虫の発見が相次いでいます。

キョロロでは、十日町市の生物多様性に関する調査研究や環境教育を積極的に進めています。昨年からの一連の新種発見は、十日町市の身近な自然でも新種が見つかる可能性を示す好例で、子どもたちが地域の自然環境に対して興味関心を抱くきっかけとなることを期待しています。

要旨

今月初めの梅雨前線の停滞に伴う豪雨により、静岡県熱海市を中心に甚大な被害が発生しました。このたびの災害でお亡くなりになられた方へ、謹んで哀悼の意を表すとともに、被災された方々へ心からお見舞いを申し上げます。

市では被災された方々を支援するため、日本赤十字社新潟県支部十日町市地区や十日町市社会福祉協議会などと連携し、被災された方々の救援及び支援のため、義援金の募金箱を設置しました。

募金箱の設置期間は、先週の7月16日（金曜日）から9月末までで、市役所本庁舎や各支所、公民館など、26か所に設置しています。

十日町市も、これまで中越大震災や平成23年7月新潟・福島豪雨など、数々の災害で被災し、その都度全国の皆さんから温かいご支援をいただきました。このたびの災害に対しても、多くの市民の皆さんから募金に協力をくださるようお願いいたします。