定例記者会見(令和3年8月30日)

更新日:2021年08月30日

1.新館オープン1周年記念・秋季特別展「岡本太郎が見て、撮った縄文」を開催します

要旨

十日町市博物館は新館オープン1周年を記念して、10月2日(土曜日)から11月14日(日曜日)まで、秋季特別展「岡本太郎が見て、撮った縄文」を開催します。

岡本太郎は、1951年に東京国立博物館を訪れ、そこで縄文土器を見て、縄文に美を発見しました。その後、東京近郊の大学や博物館を次々と訪れ、数々の縄文土器や土偶を自ら撮影しています。本展では岡本太郎が撮影した縄文時代の出土品の実物と写真を展示し、太郎のまなざしを通して見た縄文の美に迫ります。また、岡本太郎は野沢温泉や十日町市内のそば店をたびたび訪れており、その関連資料も展示します。

10月16日(土曜日)の午後2時からは、記念イベント「“岡本太郎と縄文”を語る」を開催します。会場は十日町情報館の視聴覚ホールです。イベントでは、まず岡本太郎記念館・客員研究員の石井匠氏による講演「岡本太郎と縄文人の神話的思考」を行い、その後石井氏と明治学院大学文学部芸術学科・教授の山下裕二氏による対談、「岡本太郎の縄文発見」を行います。定員50人の事前申込制で参加費は無料です。

2.令和3年「台風第9号等大雨災害・8月大雨災害」義援金 募金箱を設置します

要旨

8月8日(日曜日)に鹿児島県付近に上陸した、台風第9号およびその後の温帯低気圧の影響により、青森県を中心とした東北地方に甚大な被害が発生しました。また、8月13日(金曜日)から本州に停滞した前線は日本各地に記録的な大雨を降らせ、全国広い範囲に被害をもたらしました。このたびの災害でお亡くなりになられた方へ謹んで哀悼の意を表すとともに、被災された方々へ心からお見舞いを申し上げます。

市では今回の2つの大雨災害で被災された方々の救援および支援のため、日本赤十字社新潟県支部十日町市地区や十日町市社会福祉協議会などと連携し、義援金の募金箱を設置します。設置期間は、9月1日(水曜日)から11月末まで、市役所本庁舎・各支所および公民館など、市内26か所に設置します。なお、7月から設置している「令和3年7月大雨災害義援金」も、引き続き9月末まで募金を受け付けています。

多くの市民の皆さんから、ご協力をお願いいたします。

3.「令和3年 十日町市議会第3回定例会」に提出する主な議案について

要旨

9月1日(水曜日)から16日(木曜日)まで行われる、9月議会に提案する主な議案について説明します(添付ファイルと照らし合わせて確認してください)。

字の変更について

これは、今年度地籍調査事業の完了を予定している上島(かみじま)などの「市街第18計画区」と、高田町6丁目などの「市街第19計画区」について、字の変更が生じるため9月議会に提案するものです。なお、中心市街地での地籍調査および住所表示の変更は平成21年度から継続的に実施してきましたが、今年度で全19計画区・4.69平方キロメートルの全てが完了する見込みです。

十日町市冬期集落保安要員設置条例を廃止する条例制定について

これは、冬期集落保安要員制度の見直しを行い、現行の保安要員個人だけでなく、集落や団体に対しても支援できるよう事業メニューを拡充するものです。制度内容を新潟県の要綱に合わせ、新たに「十日町市冬期集落安全・安心確保対策事業実施要綱」を制定するため、現行の条例の廃止を提案します。

このほかの議案件名の一覧は、添付ファイルの資料1を確認してください。

令和3年度十日町市一般会計補正予算(第7号)ほかの主な概要

詳細は、添付ファイルの資料2を確認してください。

補正予算の補正額は、一般会計で7億2,717万9千円の増額、特別会計は3会計で9,396万7千円の増額となります。

一般会計の主な補正の内容ですが、総務費の「ふるさと回帰支援事業」は感染拡大による地方回帰の流れを受け、UIターン補助金を1,465万円追加しました。また「市出身学生応援ふるさと便事業」は157万円を追加し、全学生に支援対象を広げ、ふるさと産品を贈ります。民生費の「病児・病後児保育事業継続支援金支給事業」は458万4千円を計上し、事業実施者の事業継続に向けた支援金を支給します。衛生費の「医師研究資金貸与事業」の400万円の追加は、事業対象となる医師が当初の見込みを4人上回ることによるものです。「簡易水道事業経費」の1億9,633万1千円は、令和2年度の簡易水道事業会計の純損失額を補填するものです。農林水産業費 の「ふるさと十日町の木で家づくり事業」は、ウッドショックにより木材価格が上昇する中、市産材購入費の補助として150万円を計上しました。なお、これは市産材の利用促進を図る既存の補助事業に上乗せするものです。商工費の「ポストコロナ対応ステップアップ支援事業補助金」は、コロナ禍の社会のさまざまな変化に合わせ、事業者自らのステップアップを図る取組を支援するため、500万円を計上しました。「お試しワーケーション受入事業補助金」は60万円を計上し、県外から市内へワーケーションで来訪する人の滞在費用の一部を補助するものです。「新たな和のスポットづくり事業」は、きものの街らしい空間づくりへの取組みに100万円を計上しました。「松代棚田ハウス改修事業」は、施設利用の促進および感染対策を図るため1,958万3千円を計上しました。「奴奈川キャンパス管理経費」は、農業体験参加者や、FC越後妻有などの施設利用者の利便性向上のため、295万9千円を追加しました。土木費の「新型コロナウイルス経済対策事業・住宅版」は新しい生活様式リフォーム事業補助金の申請実績に基づき、2,000万円を追加しました。教育費は「GIGAスクール構想における追加事業」として、教員用の端末や周辺機器などの整備のほか、普通教室以外でも利用できるよう配線工事を行うため、1,513万4千円を追加しました。このほかにも、いくつかの事業を追加計上しています。

なお、今回の補正では資料にあるとおり、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」8,895万1千円を24の事業に充当します。これにより資料のとおり4億5,309万5千円の全額を充当することになります。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 広報広聴係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-3112
ファックス番号:025-752-4635

メールでのお問い合わせはこちら