定例記者会見（令和3年10月18日）

要旨

コロナ禍で低迷する観光需要の回復を目的に、中心市街地に「きものの街・十日町」を体感できる「新たな和のスポット」が誕生します。思わず写真を撮りたくなるようなフォトスポットを整備することで、SNSによる情報拡散を図ります。このスポットを、令和3年度十日町市成人式が開催される10月31日（日曜日）午前10時から公開します。設置場所については、添付資料を確認してください（市内4か所）。

主な内容として、ほくほく線十日町駅および市民交流センター「分じろう」に、格子棚を設置し、棚一面に和布で作った風車を飾り付けます。このほか、本町2丁目のポケットパークなどの地面に、友禅の型紙を使用した和柄塗装を施すほか、花手水を設置します。また、国の有形文化財に登録された「角屋社屋別館」の公開イベントも、同時開催します。

なお、ポケットパークと「角屋社屋別館」については、この日限りの設置となります。11月1日（月曜日）以降も設置を継続する場所や期間は、十日町市観光協会ホームページで順次お知らせします。秋の休日を、きもの姿で散策してみてはいかがでしょうか。

要旨

自主防災組織と民生委員児童委員との連携を促進し『災害に強いまちづくり』を推進するため、自主防災組織等のリーダーと民生委員児童委員を対象とした研修会を開催します。この研修会は、平成29年度までは自主防災組織のリーダーを対象としていましたが、平成30年度から合同研修会として実施しています。開催日は10月26日（火曜日）午後7時からで、各地域の会場は添付資料のとおりです。

今回の研修会は、近年頻発する大雨や土砂災害、河川の増水等に対応するため、気象や防災について学べる内容となっています。新潟地方気象台、新潟県土木部砂防課、河川管理課から、気象や土砂災害に関する情報等について、オンラインでの講演があります。

要旨

国宝出土地・笹山遺跡に、より多くの人が集い、賑わいを創出することを目的に、「Oh！むかしマルシェ」を開催します。日時は11月7日（日曜日）午前10時からで、会場は笹山遺跡広場と笹山縄文館です。今年もオーガニック・クラフト系の雑貨・食料品販売、ワークショップ、リラクゼーションなど30店舗が出店するほか、笹山縄文館では笹山遺跡の土器を展示します。

マルシェでは独自のポイントカードを配布し、マルシェで販売している商品を購入すると、昔ながらの食品や自然由来の雑貨など“縄文時代らしさ”によりポイントがもらえます。10ポイント集めた人には、先着でプレゼントもあります。

当日は、新潟県文化振興課の企画による「新潟縄文ものがたり満喫ツアー」の見学地の一つとなっており、このツアーの参加者もイベントに来場する予定です。

要旨

姉妹都市であるイタリア共和国・コモ市との交流を一層深めていくため、駐日イタリア大使館の後援のもと、今年で5回目となる「イタリアンフェア in 十日町」を開催します。期間中、市内のフェア参加飲食店では特別メニューのイタリア伝統料理を味わうことができ、酒販店ではイタリア産ワイン・生ハムなどが購入できます。
開催期間は、10月23日（土曜日）から11月28日（日曜日）までで、参加店などは添付資料（フェアチラシ）を確認してください。

フェア期間中は、参加店で食事や買い物をした人を対象に、抽選のプレゼント企画も用意しています。インスタグラムによる「撮って参加」部門では、ワインなどのイタリア特産品が当たります。また、「食べて応募」部門では、フェア参加店の食事券や商品券が当たるほか、外れた人にもコモ市で活動する「日伊文化交流協会道しるべ」が選んだ、イタリア・コモ市で販売されている素敵な雑貨がダブルチャンスとして当たります。

また、この姉妹都市交流に関しての情報ですが、コモ市・セティフィチョ高校生徒のデザインを当市で仕立てて寄贈したゆかた22点が、令和3年10月15日から1か月間、コモ市のシルクミュージアムで展示されているとのことですので、あわせてお知らせします。

コロナ禍により自由な往来は制限されていますが、これらの取り組みにより、今後も交流の深化に努めていきます。

要旨

市が発注した令和2年度の工事のうち、十日町市優良工事表彰の表彰選考となる工事が88件ありました。その中から3件を優良工事として選び、表彰します。この表彰は、建設工事における良質な施工の確保と受注者の技術力の向上を図ることを目的とし、平成27年度から行っています。

表彰式は10月29日（金曜日）午前9時30分から、市役所防災庁舎大会議室で開催します。受賞社や対象工事など、詳細は添付資料を確認してください。

要旨

昨年度、ふるさと納税制度を活用し、ガバメントクラウドファンディングを実施した市内事業者によるプロジェクトが、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」が企画する「ふるさとチョイスアワード2021」において、「チョイス事業者部門大賞」を受賞しました。この賞の受賞は新潟県内初です。受賞したのは、越後妻有ごちそう家ごったくの福嶋恭子さんによる「共同食品加工所を作り、チャレンジできる女性農業者を増やしたい！」というプロジェクトです。

「ふるさとチョイスアワード2021」は「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクが主催し、全国各地の自治体のふるさと納税を活用した様々な取り組みの中から、地域の課題解決や地域活性化などにつながった優良事例を表彰するものです。今年度は、過去最多となる103自治体148事例の応募があり、4部門で大賞が選ばれました。福嶋さんのプロジェクトは、ふるさと納税を活用して地域産品の価値を高め、地域経済の活性化や、まちの魅力づくりに貢献したことが高く評価されてノミネートにつながり、10月16日（土曜日）の東京国際フォーラムでの公開プレゼンテーションにおいて、「チョイス事業者部門大賞」に決定しました。

プレゼンテーションの様子は、後日ふるさとチョイス公式YouTubeでダイジェスト版で公開される予定です。