定例記者会見(令和4年7月4日)

更新日:2022年07月04日

1.「越後妻有 大地の芸術祭 2022」の入込状況および夏の作品公開について

要旨

4月29日(金曜日)に開幕した「越後妻有 大地の芸術祭 2022」の、6月までの入込状況及び夏の作品公開情報をお知らせします。6月までの入込状況については、芸術祭の拠点施設である9つの作品と、受付のある22作品の計31作品を集計した結果、合計131,726人の入込がありました。なお、集計対象施設はゴールデンウィークの入込数発表時と同じ施設となっております。

傾向としては、ゴールデンウィーク後も週末を中心にお客様が訪れており、一週間の平均延べ人数は11,339人と、好調を維持しています。客層としては、アンケート結果などから、県内の方や、日帰りの方が多く、また、家族連れや若年層のグループ、中高年のお二人連れなど、幅広い年齢層の方から楽しんでいただいているようです。

次に、夏の作品公開情報をお知らせします。いよいよ7月30日(土曜日)から、故クリスチャン・ボルタンスキーさんの新作や、ナカゴグリーンパークでの「里山アート動物園」などの注目作品を含む、ほぼ全ての作品を公開し、作品数は315作品となります。オフィシャルツアーについては、新たに夏限定の2つのコースを、火曜日・水曜日以外の毎営業日に運行します。また、セレクトバスツアーも、春の3本から、夏は7本にコースを増やし、お客様から存分に楽しんでいただけるよう準備しています。

次に、越後妻有里山現代美術館MonET(では、特別企画展として、回廊中央の池を使って、中谷()()子さんによる霧の演出「霧神楽」を展開します。また、エントランスでは、ロシア人の作家であるエカテリーナ・ムロムツェワさんの個展を開催します。さらには、巻上()公一()さんや田中()()さんなどによる、注目のパフォーマンスイベントも行われますので、より多くのお客様からお越しいただきたいと思います。

芸術祭の作品鑑賞パスポートの早期割は7月29日(金曜日)までとなっています。

2.プレミアム宿泊クーポンを発行します

要旨

この春以降、新型コロナウイルスに関する行動制限等も緩和され、市内の観光入込は回復基調にあります。さらなる後押しとともに、ポストコロナを視野に入れた新たな観光需要喚起につなげることを目的に、プレミアム宿泊クーポン「とおかまちに泊まるっ券」を発行しました。

プレミアム率は100%、額面1,000円のクーポン券を500円で販売し、発行枚数は50,000枚、発行総額5,000万円となっております。キャンペーン期間は12月31日(土曜日)の宿泊分までです。

販売場所については、すでに7月1日(金曜日)から対象施設で取り扱いを開始しています。対象施設は、報道資料をご覧ください。また、販売方法や利用枚数の上限、適用時期・曜日等は、施設により異なりますので、各施設へお問い合わせください。こちらのクーポン券は、国内在住の方どなたでも、宿泊に伴う支払いにご利用いただけます。また、大学等のスポーツ合宿にもご利用いただけます。

3.清津川フレッシュパークの譲り受けとキャンプサイトの有料化について

要旨

清津川フレッシュパークは中里芋川地内の清津川のほとりにあり、県が設置し、県との協定に基づいてこれまで市が管理を行ってきました。この度、令和4年7月1日付けで清津川フレッシュパークの施設を市が譲り受けました。それに伴い、隣接する芋川交流広場の名称を廃止し、清津川フレッシュパークとして一体的に管理します。

キャンプサイトの有料化については、近年増加している利用者のマナー違反や混雑を解消するため、キャンプサイト使用料や公園の適正な利用方法等を規定した、十日町市清津川フレッシュパーク条例を制定し、令和4年7月1日(金曜日)からキャンプサイトを有料としました。なお、キャンプサイトの使用料については報道資料にも記載のとおりで、近隣のキャンプ場と整合性を図った料金となっています。

キャンプサイトの予約方法については、「キャンプ場検索・予約サイトなっぷ」からのオンライン予約のみとなっています。

参考までに、清津川フレッシュパークの概要やキャンプサイトの詳細については、報道資料に添付をしていますのでご覧ください。

4.マイナンバーカード交付拡大キャンペーンを実施します

要旨

マイナンバーカードの交付拡大を目指し、次の2つの事業に取り組みます。

1つ目は、令和4年4月1日以降にマイナンバーカードを新規に申請し、取得された方へ「十日町市プレミアム商品券2千円分」を進呈します。現在行われている、国のマイナポイント第2弾の2万円分のポイントは、令和4年9月末までにマイナンバーカードを申請する方が対象ですので、十日町市プレミアム商品券2千円分と併せて、お得に活用してください。7月11日より事業を開始しますが、既にマイナンバーカードを取得済の方には別途ご案内します。詳細については報道資料のとおりで、中小店専門券を4千冊発行し、なくなり次第終了となります。本事業により、交付率の向上に加え、市内経済の活性化も図りたいと考えています。

2つ目は、出張申請についてです。出張申請は、企業や地域の団体、家族、友人などのグループでマイナンバーカードの申請希望者が5人以上いる場合、職員等がご自宅も含めた指定の場所に出向いて申請を受け付けます。費用は無料で、既に受付を開始していますので、ご希望の方は市民生活課へお電話で予約をお願いします。なお、出張申請をご利用いただいた方には、クオカード2千円分を進呈します。

市役所にお越しいただけない方は、是非この機会をご利用ください。

5.十日町市出身学生応援ふるさと便の第4弾を実施します

要旨

「十日町市出身学生 応援ふるさと便」の第4弾を対象学生にお届けするため、本日(7月4日)から申込受付を開始します。

この事業は、市出身学生の活躍を応援するもので、今回で4回目の実施となります。また、今回から市公式LINE()を活用することで、学生に対して市の最新情報をリアルタイムに届け、継続的な繋がりを築くとともに、Uターンと地元定住の推進を図ります。

対象学生は、十日町市出身で現在、市外に住んでいる大学生や専門学校生などで、ふるさと便の内容は、市の特産品を選べる「十日町市カタログギフト」を贈ります。さらに、現在開催中の大地の芸術祭に、ぜひご友人と一緒に参加してほしいという思いから、パスポートの割引券も贈ります。この割引券は、7月30日から利用でき、本人とご友人それぞれ1,000円引きでパスポートを購入できます。

申込方法は、今回から市公式LINE()のアカウントを「友だち追加」し、専用申込フォームから手続きをしていただきます。申込いただいた学生には、LINE()からふるさと十日町市の最新情報もお届けしますので、ぜひ大勢の学生から、お申込みいただきたいと思います。申込期間は、本日(7月4日)から9月30日(金曜日)までです。

6.夏季企画展「煌めきのチョウ展」を開催します

要旨

「森の学校」キョロロでは、夏季企画展「煌めきのチョウ展」を開催します。今回の企画展では、旧松之山町出身で十日町市名誉市民である志賀夘助氏寄贈の世界のチョウコレクションを中心に、里山の身近なチョウの生態などについても、多くの標本や写真、クイズなどを通してたっぷりと紹介します。
会期は7月16日(土曜日)から10月16日(日曜日)までです。開館時間、休館日、入館料につきましては、報道資料のとおりです。
なお、本企画展の開幕に合わせ、常設展示の人気コーナー「ZooMuSee(ズームシー)」に、高解像度で撮影した志賀夘助氏のチョウコレクション3,500個体以上を新たに搭載します。さらに、キョロロ周辺の野外には大地の芸術祭作品「超高解像度人間大昆虫写真 life-size(ライフサイズ)」を約20基設置しますので、ぜひ、これを機会に多くの方からご覧いただければと思っています。
今回の「煌(きら)めきのチョウ展」は、美しさと科学の両面からチョウの魅力に迫る企画展となっています。詳しくは報道資料のチラシをご覧ください。

7.夏季企画展「里山の石仏ー松之山の祈りと信仰ー」を開催します

要旨

十日町市博物館(TOPPAKU)では、夏季企画展「里山の石仏―松之山の祈りと信仰―」を開催します。博物館友の会「いしぶみ研究グループ」では、6年にわたり松之山地域の石仏調査を行ってきました。本企画展では、この成果を基にして石仏の写真100点を展示し、里山の路傍にたたずむ石仏の魅力を紹介します。会期は7月23日(土曜日)から8月28日(日曜日)です。開館時間、観覧料などにつきましては報道資料のとおりです。
また、「TOPPAKU×キョロロ」の連携企画として、キョロロで開催される「煌めきのチョウ展」のミニ展示を博物館内で行い、キョロロ内では、「縄文土器の造形美」として火焔型土器のレプリカを展示します。この連携企画では、会期中、博物館とキョロロの両施設に入館された方には、「里山のいきものカード」や「博物館オリジナルシール」をプレゼントしますので、ぜひ、それぞれの施設の受付で半券を提示してください。

8.令和4年度十日町市指定文化財の答申について

要旨

令和4年7月1日(金曜日)に、第1回十日町市文化財保護審議会が開催され、貝野沢田遺跡の出土品285点を市指定文化財に指定するよう答申が出されました。
今後は、本答申を受け、7月末に開催される定例教育委員会での承認後の告示をもって、正式決定となります。
指定品の概要については、貝野沢田遺跡は市内本屋敷にあり、平成22年から平成26年にかけて、道路建設事業に伴う発掘調査が行われました。出土品には、石槍、掻器、礫器などがあり、縄文時代草創期の良好な資料です。
なお、石槍の製作方法がわかる接合資料も含まれ、当時の石器製作技術を解明する上で学術的価値が極めて高いと言われています。また、本指定品は、新潟県内には類例がなく、周辺地域では長野県佐久市下茂内遺跡、八風山4(※正しくはローマ数字の4)遺跡で同様の資料が確認されています。
参考となりますが、今回の答申により、市指定文化財は計118件、うち考古資料は26件となります。

9.クロアチアホストタウン推進事業「ブシナ・ブラス・クインテットin十日町ワークショップ&コンサート」を開催します

要旨

クロアチア共和国文化省の助成による文化交流事業として、クロアチアを代表するブラスアンサンブルである「ブシナ・ブラス・クインテット」のコンサートを開催します。また、中高生を対象としたワークショップによる技術指導を行うとともに、コンサートではワークショップ参加者との共演も行います。
ワークショップは、8月15日(月曜日)から20日(土曜日)までの6日間開催し、「ブシナ・ブラス・クインテット」による管楽器の技術指導を中心にアーティストとの交流が図られます。
コンサートは、8月21日(日曜日)に、越後妻有文化ホール「段十ろう」において、「ブシナ・ブラス・クインテット」による演奏はもちろんのこと、ワークショップ参加者との共演などによるスペシャルなコンサートとして開催します。詳細については、報道資料並びにチラシ等をご覧ください。
また、本日(7月4日)からワークショップの参加申込み及びコンサートチケットの販売を開始します。多くのみなさまからのご参加及びご来場をお待ちしています。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 広報広聴係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-3112
ファックス番号:025-752-4635

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