定例記者会見(令和5年1月10日)

更新日:2023年01月10日

1.「『大地の芸術祭』の里 越後妻有 2023冬 SNOWART」を開催します

要旨

越後妻有の冬の魅力を発信する「『大地の芸術祭』の里 越後妻有2023冬SNOWART」を開催します。期間は、1月14日(土曜日)から3月12日(日曜日)です。
主なプログラムとして、特別企画展では、越後妻有里山現代美術館MonETでは「越後妻有 雪の様相1」(※イチはローマ数字)を開催します。越後妻有最大の魅力である「雪」をテーマに、4組の作家が館内外で期間限定のアートを展開します。土日限定ではありますが、集落に伝わる昔の遊び「新水のハネッケーシ」も体験することができます。
また、まつだい農舞台フィールドミュージアムでは、「里山雪の遊園地~白い雪原に一瞬だけ遊園地が現れる!?」を開催します。こちらは、1月28日(土曜日)から3月12日(日曜日)の土、日、祝日の開催です。冬の里山の自然の傾斜を利用したアクティビティやお餅焼き体験、雪に映えるアート作品など、雪を存分に堪能できる企画です。
次に、2023冬のオフィシャルツアーとして、毎週土曜日催行する日帰りのツアーと、小正月の1泊2日のツアーを用意しました。日帰りツアーでは地域の越冬料理「雪見御膳」を楽しんだり、小正月ツアーでは「鳥追い」や「どんど焼き」など、伝統行事を体験したりできます。
また、3月には冬の宿泊プランとして、豪雪の秋山郷を体験できる限定ツアーを催行し、ツアー参加者には、旧大赤沢分校の作品を限定公開するほか、豪雪の秘境を体験できるトレッキングも準備しています。
本日ご紹介した企画展や施設に加え、「最後の教室」で使える共通パスポートを販売します。詳細はお手元の資料または大地の芸術祭公式ホームページでご確認ください。
夏の長期開催の芸術祭に引き続き、冬も様々な企画展やツアーなどで多くのお客様を越後妻有にお迎えし、通年誘客を図ってまいります。

2.「むこ投げすみ塗り」を開催します

松之山で江戸時代から伝わる伝統行事「むこ投げすみ塗り」が、今年も開催されます。
開催日時は1月15日(日曜日)の午後2時からで、会場は松之山温泉湯本の薬師堂付近です。
前の年に結婚したお婿さんを薬師堂から約5メートル下の雪上へ豪快に投げ落とす「むこ投げ」は、よそ者に集落の娘を奪われた腹いせが形を変えたといわれています。その後、会場を移動し、「すみ塗り」が行われます。賽の神を燃やしたススと雪を混ぜて墨を作り、だれかれとなくお互いの顔に塗り合い、無病息災と家業繁栄を祈ります。日本の奇祭として、テレビや雑誌などで注目を集めています。
今年の主役は、一般公募で選ばれた埼玉県出身の佐藤夫妻と、松之山出身で姉妹の志賀夫妻、田口夫妻の3組です。なお、新型コロナウィルス感染予防対策として、来場者にはマスク着用と共に、体温測定、手指消毒を行った後に参加していただきます。
昨年、薬師堂付近にあった電柱が移設されたことにより見通しが良くなり、婿投げの撮影環境が改善されました。

3.令和4年 交通死亡事故ゼロを達成しました

十日町市は、令和4年における交通死亡事故ゼロを達成しました。これは、平成17年4月1日の新市発足以来、初の達成です。
当市では、令和3年1月24日以降、交通死亡事故ゼロが続いていて、今月24日午前0時をもって、交通死亡事故ゼロ2年を達成します。なかでも松之山地域は令和4年12月7日に交通死亡事故ゼロ4,000日を達成し、現在も記録を更新中です。
今回の達成は、市民一人ひとりが、交通ルールと交通マナーを守り、交通安全を実践してきたこと、十日町警察署や交通安全協会などの関係機関との連携のもと、各町内、職場や学校などからも、きめ細やかな交通安全活動に取り組んでいただいたことの賜物です。
これからも交通死亡事故ゼロの継続を目指し、皆様と共に交通安全対策を進めてまいります。

4.十日町市のPR動画が「第3回新潟ふるさとCM大賞」で第5位に入賞しました

県内の市町村が制作した30秒のPR動画を審査する、「第3回新潟ふるさとCM大賞」が行われ、当市の動画が第5位に入賞しましたのでお知らせします。
新潟ふるさとCM大賞は、新潟県・UX新潟テレビ21・県市町村振興協会の共催で行われ、今年は県内27の自治体が参加しました。
今回制作した動画のタイトルは「農ある女子は、夢隠さず!」で、全国から十日町市へ移住し、農業とサッカーの両立に奮闘するFC越後妻有の選手たちを主役にしました。
映像では農業とサッカーの様々なアクションをシンクロさせ、セリフはチーム発足時から在籍する石渡美里選手の言葉をもとに作っています。音楽は十日町市にゆかりのあるアーティストが制作したオリジナル楽曲で、「天神囃子」のメロディが隠れています。地域に根差して暮らしながら、夢の道を開拓する「FC越後妻有」の存在自体が、十日町市が発信する新しい生き方のメッセージです。
制作にあたり、企画・立案・準備は市職員が行い、撮影と編集は専門業者へ委託しました。主なロケ地は奴奈川キャンパスとクロアチアピッチです。審査会は、11月10日に番組収録と合わせて行われ、1月2日の放送で情報解禁となりましたので、本日改めてお知らせさせていただきました。
この動画については、第5位の副賞として今年1月から8月の間に、UX新潟テレビ21で合計20本がスポットCMで放送される予定です。市でも、市内外の様々な施設やイベント等で活用してまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 広報広聴係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-3112
ファックス番号:025-752-4635

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