定例記者会見(令和5年5月1日)

更新日:2023年05月01日

1.野首遺跡の火焔型土器が海外展に出品されます

要旨

このたび、市内下条地区にある野首遺跡から出土した火焔型土器1点が、ギリシャで開催される展覧会「日本の美の原点」に出品されます。この展覧会は、東京国立博物館がオリンピック発祥の地・ギリシャにおいて、日本文化の基礎を築いた縄文時代から古墳時代までの原始美術を紹介するものです。
展示品の多くが、東京国立博物館所蔵の考古資料で構成されますが、この中に十日町市所蔵の野首遺跡の火焔型土器が含まれています。当初、令和3年(2021)の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期となっていました。
今回、出品される展覧会の会期は6月2日(金曜日)から9月24日(日曜日)で、会場はギリシャ共和国のクレタ島にあるイラクリオン考古学博物館です。
なお、野首遺跡の火焔型・王冠型土器12点が、平成30年(2018)の夏に東京国立博物館で開催された、特別展「縄文―1万年の美の鼓動―」に出品され、話題となりましたが、今回、出品される火焔型土器も、この中のひとつです。
日本の原始美術の代表として、十日町市が誇る火焔型土器を世界に発信する、またとない機会になるものと、大いに期待しています。

2.田毎の月(たごとのつき)観月会を開催します

要旨

飛渡地区、三ツ山の「田毎の月(たごとのつき)」観月会が4年ぶりに6月3日(土曜日)と4日(日曜日)の2日間開催されます。
三ツ山の田毎の月は明治時代に住民によって発見され、大正時代にかけてにぎやかな観月会が催されていました。観月ができる場所の近くには石碑が建てられており、地域の宝として、長く地元の方々がその風景を守ってきています。満月前日(6月3日)と満月(6月4日)の2日間の観月会となります。自然が作り出す幻想的で貴重な風景「田毎の月」をぜひご覧ください。
参加される方は、両日ともに、午後5時に三ツ山集落の「田毎の月」入り口看板前で受付をしていただき、各自山道を15分ほど登って会場に向かいます。
詳細については、報道資料や案内のチラシをご確認ください。

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