定例記者会見(令和5年9月4日)

更新日:2023年09月04日

1.秋季特別展「笑ぅ縄文人―縄文人の喜怒哀楽―」を開催します

要旨

博物館では、秋季特別展「笑ぅ縄文人―縄文人の喜怒哀楽―」を開催します。土偶は、縄文時代に作られた素焼きの土製品です。女性をかたどった祭祀具といわれ、時期や地域によって様々な容姿をもち、顔の表情も多彩に表現されています。本展では、埼玉県と長野県の重要文化財指定品3件を含む、新潟県内及び関東・中部地方出土の土偶や人体装飾のある土器など約170点を展示して、縄文人の感情表現に迫ります。
会期は9月30日(土曜日)から11月12日(日曜日)、開館時間、観覧料などにつきましては報道資料のとおりです。
また、富士見町井戸尻考古館・館長の小松隆史さんによる記念講演会「土偶のある暮らし~あるいは女神のいる風景~」を10月14日(土曜日)の午後1時30分から開催します。会場は博物館・講堂、定員は40名です。受講料などは報道資料のとおりです。
なお、学芸員によるギャラリートークや報道機関向けの展示説明会を報道資料のとおり行いますのでご確認ください。

2.「令和5年十日町市議会第3回定例会」に提出する主な議案について

要旨

9月6日(水曜日)開会の9月議会で提案する主な議案について説明します。会期は、22日(金曜日)までです。なお、本議会に提案する議案の一覧は、報道資料の資料1に記載のとおりです。
それでは、1つ目の「十日町市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について」です。本議案につきましては、十日町市立馬場小学校を令和7年3月31日をもって閉校することに伴い、条例を改正するものです。
次に、2つ目と3つ目の「十日町市里創プラン十日町ステージに関する議案」についてです。回廊棟と温浴棟という、機能が異なる建物で構成されている「越後妻有交流館」については、機能など実態に即した、より効率的な運営を行っていく必要があります。このことから、それぞれを公の施設として独立させるための条例改正並びに新たな条例の制定を行うものです。
次に、4つ目の「訴えの提起について」です。本議案は、市営住宅の家賃等を長期にわたり滞納し、再三の催告にも関わらず支払いの意思を示さない者に対して、市営住宅の明け渡しと未納家賃等の支払いを求める訴えを提起するものです。
最後に、5つ目の「令和5年度 十日町市一般会計補正予算(第5号)ほかの概要」についてです。詳細は、報道資料の資料2をご覧ください。まず、「1.補正予算」の補正額は、一般会計で7億9,945万2千円の追加、特別会計では、2会計で1億4,331万7千円の追加となります。
次に、「2.一般会計ほかの主な補正の内容」です。なお、コロナ交付金充当事業には、「重点支援」の表記があります。
最初に総務費です。「U・Iターン実現トータルサポート事業」では、「雪里留学体験ツアー」の冬版を企画します。「指定管理施設燃料費等高騰支援事業」は、電気料等の高騰分に係る、指定管理者の負担を軽減するものです。
民生費の「補聴器等購入費助成事業」の追加補正 は、申請件数の増加に対応するものです。
衛生費です。「医療施設整備等支援事業」の6,000万円は、新規に診療所を開設する医師への補助です。「医療福祉総合センター管理運営事業」では、十日町病院に建設される雁木に、センター側から接続を行います。「新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業」は、秋開始のワクチン接種を円滑に実施するための追加補正です。「省エネ家電等買換促進補助事業」では、家庭における電気使用比率の高い家電の買い替えを補助します。
農林水産業費は、エネルギー価格等の物価高騰の影響を受ける農業生産者等の支援として、三つの新規事業に、合わせて2,666万4千円を計上しました。「省エネルギー対応農業生産条件整備支援事業」は、県単補助事業です。燃油や電気の使用量などを低減できる農業機械の導入支援です。
商工費の一つ目の事業は、清津峡に常設の観光案内所を整備し、市内観光スポットへの回遊性向上を図るものです。スキー場関連では、オープンに向け、「松代ファミリースキー場」、「松之山温泉スキー場駐車場」の利用者の安全確保に取り組みます。
土木費の「道路橋りょう修繕事業」の補正額は、県立松代病院と市営駐車場を接続する取付道路の新設経費400万円を含むものです。「市営住宅管理経費」では、入居者退去後の空室修繕や、市営住宅家賃の高額滞納者対策等を進めます。
次に、教育費ですが、「小学校一般管理経費」は、水沢小学校の借地地権者より、当該地を購入するものです。「十日町地域生涯学習事業」には、市民ニーズの高いスマートフォン教室の実施経費を計上しました。
変わって、国民健康保健診療所特別会計 の補正は、「川西診療所」の建設に向けた実施設計に要する経費です。
最後に、「3.新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用額」です。9月補正では、5事業に、5,190万円を充てます。
なお、今後、低所得世帯支援枠の給付実績等に基づく精算分が追加交付される予定です。
このほかにも、いくつかの事業において、補正をしています。

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