定例記者会見(令和6年1月9日)

更新日:2024年01月09日

1.令和6年能登半島地震の被害と対応状況について

要旨

令和6年能登半島地震による被害情報および対応状況についてお知らせします。
当市の最大震度は、石川県で震度7の震度が観測された1月1日16時10分時点で、十日町地域、松代地域、松之山地域が震度5弱、川西地域、中里地域が震度4でした。
次に、被害状況ですが1月9日11時現在で、人的被害はありませんでしたが、建物被害が住家の一部損壊12棟、非住家の全壊1棟、一部損壊1棟が報告されています。
また、市関連施設でも、エレベーターの不具合や、壁の崩落、施設のひび割れなどが報告されています。
その他にも、道路被害として市道の段差発生や、水道被害として水道水の濁りなどが発生しましたが、現在は解消されています。
なお、当市ではありませんが、柏崎刈羽原子力発電所がある柏崎市で震度5強の地震が発生したため、1日の16時30分に市の原子力災害警戒本部を設置し、状況確認を行いましたが、特に問題が無かったため、2日の17時に廃止しました。
市内きのこ産業では、地震により培養瓶・発生瓶が棚から落下するなどの被害が発生しています。
次に、被災地支援についてですが、1月6日に、当市が中越大震災でご支援いただいた石川県輪島市に対して、総務部長と防災安全課職員が見舞金と毛布等の救援物資をお届けしました。その他にも、芸術祭を通じて交流のある石川県珠洲市に見舞金と毛布等の救援物資をお届けするために、現在調整中です。
あわせて、輪島市、珠洲市以外の被災自治体へも支援を実施するため、石川県市長会への見舞金を予定しております。
また、石川県だけではなく、県内で被害の大きかった新潟市へ1月9日から1月13日の5日間に各2名ずつ被災建物応急危険度判定のために判定士を派遣しています。
さらに、市だけでなく、十日町地域消防本部からも新潟県緊急援助隊への職員及び消防車両を派遣しています。
最後に、今後の対応についてですが、当市で被災された方への罹災証明発行や、被災自治体への支援として、石川県等への災害支援や1月10日から市役所・公民館での義援金募金箱の設置等を予定しています。
対応状況等の詳細の内容は、報道資料に記載のとおりでありますのでご確認ください。

2.「TOPPAKU ナイトミュージアム―博物館で冬ごもり―」を開催します

要旨

十日町市博物館では、夜間イベント「TOPPAKU ナイトミュージアム ―博物館で冬ごもり―」を開催します。日時は1月26日(金曜日)、博物館の閉館時間を通常午後5時のところ午後9時まで延長し、様々なイベントを行います。
当日は博物館をライトアップして、雪の中に幻想的に浮かび上がる博物館をお楽しみいただきます。
館内では、常設展示室に移築された築約200年の民家で、雪国のくらしについて学芸員が特別解説します。
また、「昔の道具」の特設展示では、白黒テレビや足踏みミシンなどの懐かしい昭和の道具を展示します。このほかにもチンコロの販売や火焔型土器チョコづくりのワークショップなどを行います。
冬の夜、雪国に住み継いできた人々の知恵や歴史に思いを馳せる、ひと時をお過ごしいただければと思います。普段とは違う夜の博物館を、ぜひ多くの方からお楽しみいただきたいと思います。

3.「むこ投げすみ塗り」を開催します

要旨

松之山で江戸時代から伝わる伝統行事「むこ投げすみ塗り」が、今年も開催されます。
開催日は1月15日(月曜日)午後2時からで、会場は松之山温泉湯本の薬師堂付近です。
まず、「むこ投げ」は、前の年に結婚した男性を薬師堂から約5メートル下の雪上へ投げ落とします。お嫁さんは雪まみれになったお婿さんの雪をやさしく払い落とし、夫婦の絆を深めます。
その後、会場を移動し、「すみ塗り」が行われます。賽の神を燃やした灰と雪を混ぜて墨を作り、だれかれとなくお互いの顔に塗り合い、無病息災と家業繁栄を祈る伝統行事です。
今年の主役は、一般公募で選ばれました埼玉県出身の岡田ご夫妻と、千葉県出身の佐藤ご夫妻の2組です。

4.第34回越後まつだい冬の陣「のっとれ!松代城」出場戦士(選手)を募集します

要旨

春を呼ぶ冬まつりとして知られる『越後まつだい冬の陣』の目玉である雪中鉄人レース「のっとれ!松代城」の出場選手を募集します。
開催日は3月10日(日曜日)で、主な会場とスタート地点は松代総合体育館グラウンドです。
会場の城下町から山頂の越後松代城までの標高差約200メートル、 総延長約3キロメートルの雪上コースに複数の障害物あり、それらを乗り越えて越後松代城一番乗りを競います。
見事1番で入場した選手は第34代越後松代城主として認定されるほか、米一石十日町産魚沼コシヒカリ約150キログラムが褒美として与えられます。そして、男女各5位までに各種褒美が与えられます。
また、全完走者の中から抽選で『星峠吊るし身の刑』として「星峠ツリーキャンプ」のペア宿泊券、『古民家はりつけの刑』として「カールベンクス古民家ゲストハウス」のペア宿泊券、さらに『釜茹での刑』として「まつだい芝峠温泉雲海」の宿泊券など、当たって嬉しい刑罰の数々をご用意しています。
「のっとれ!松代城」は、新型コロナの感染拡大により令和元年度から令和3年度まで中止となり、令和4年度は募集枠を250名に絞って復活しました。今年は募集枠を先着400名に拡大して開催します。また、仮装して参加する「歌舞伎者の部」も5年ぶりに復活します。進行の都合上、ステージパフォーマンスの時間は設けませんが、会場審査員による投票で歌舞伎者を選出します。こちらも上位者には豪華な賞品を用意していますので、奮ってご参加ください。
出場希望者は2月3日(土曜日)までにRUNNET(ランネット)からお申込みください。

5.「第4回新潟ふるさとCM大賞」で十日町市の作品を発表しました

県内の市町村が制作した30秒のPR動画を審査する、「第4回新潟ふるさとCM大賞」が行われました。今年も、当市のPR動画を応募し、第10位の評価をいただきましたのでお知らせします。
新潟ふるさとCM大賞は、新潟県・UX新潟テレビ21・県市町村振興協会の共催で行われ、今年は県内28の自治体が参加しました。
今回制作した動画のタイトルは「スノウリッチなものがたり」で、十日町市を語るうえで欠かせない、「雪」をテーマにした作品です。タイトルにある「スノウリッチ」は、日本遺産「究極の雪国とおかまち-真説!豪雪地ものがたり-」のキャッチコピーで、雪の豊富さ、雪の恩恵を受けた豊かな文化や暮らしを表しています。
雪だるまが紹介する写真の数々は、昨冬に開催された2つのフォトコンテストの応募作品です。雪と暮らす何気ない日常や思い切り雪を楽しんでいる瞬間など、市民の視点で切り取られた風景で、エネルギーに満ちあふれる「雪国」を表現しました。
制作にあたり、企画とコンテスト写真以外の撮影は市職員が行い、編集は専門業者へ委託しました。
審査会は、11月9日に番組収録と合わせて行われ、1月2日(火曜日)の放送で情報解禁となりましたので、本日改めてお知らせさせていただきました。
この動画については、参加賞として、UX新潟テレビ21で年間10本がスポットCMで放送される予定です。市でも、市内外の様々な施設やイベント等で活用してまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 広報広聴係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-3112
ファックス番号:025-752-4635

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