定例記者会見（令和6年6月10日）

大地の芸術祭をきっかけに、当市で行われているサイクリングイベント、ツールド妻有を企画運営する「ツールド妻有実行委員会」の活動が、自転車活用推進功績者として認められ、このたび国土交通大臣から表彰されました。

この表彰は自転車の活用を一層推進するため、国土交通省が平成30年度から自転車月間の毎年5月に功績、功労のあった個人や団体を表彰するものです。今回の「ツールド妻有実行委員会」の受賞は新潟県下初で、「自転車活用の推進により、地域の活性化等公共の利益の増進に顕著な功績があった」ことが認められたものです。

表彰式は5月29日に国土交通省で行われ、実行委員会の伊藤嘉朗さんと小針伸広さんが出席され、斉藤大臣から表彰を受けました。

十日町市とイタリア共和国コモ市は来年の2025年に姉妹都市交流50周年を迎えます。これに向けて、多くの皆さんからイタリア文化に親しんでいただくため、イタリア映画 「帰れない山」の特別上映会を開催します。

開催日時は7月28日（日曜日）午後2時から、会場は十日町情報館視聴覚ホールです。入場料は無料で、定員は90名です。

6月14日（金曜日）開会の6月議会で提案する主な議案について説明します。

1つ目は、議案第64号の「十日町市里創プラン松代ステージ条例」及び議案第65号の「十日町市まつだい郷土資料館条例の一部を改正する条例制定について」です。両条例の改正内容については、「まつだい雪国農耕文化村センター・農舞台」及び「十日町市まつだい郷土資料館」の適切な維持管理を図るため、利用料金の上限を改定するものです。

2つ目は、「令和6年度十日町市一般会計補正予算(第3号)ほか概要」についてです。

まず、「1 補正予算」についてです。補正額は、一般会計で1,846万5千円の減額、特別会計では、5会計で3,086万3千円の追加となります。

次に、「2 主な補正の内容」についてです。

はじめに総務費についてです。「十日町地域市営バス運行事業」は、67万7千円の 追加です。平日に運行している「市営バス吉田線」について、大地の芸術祭の期間中は増便して、土日や祝日も運行するための経費を計上します。

衛生費では、「看護師、理学療法士等修学資金貸与事業」において、新規の貸与希望者が当初の見込みを 大幅に上回ったことから、210万円を追加で計上します。

次に、農林水産業費です。「加工・直売促進事業」に、1,384万6千円を新たに 計上します。県の補助事業を活用し、この秋に開業を 目指す直売施設を支援します。

次に土木費です。「木造住宅耐震対策事業」では、申請者数が当初の 見込みを上回ったことから、345万円を追加します。

続いて、教育費です。「学区適正化検討事業」は、38万1千円の補正です。「十日町市立中学校のあり方検討委員会」からの提言を受け、学区再編計画の方針策定に向けた検討を丁寧に進めていきます。「十日町市スポーツ振興事業」は、公益財団法人ライフスポーツ財団の「子ども活動支援金」が採択されたことに伴い、100万円を新規に計上します。

最後に「国民健康保険診療所特別会計」です。「川西診療所建設事業」では、資材の高騰や労務単価の上昇などにより、1,444万4千円を追加で計上します。

このほかにも、いくつかの事業において、補正をしています。