公務レポート 令和元年7月
絵本と木の実の美術館10周年記念イベント「おったまびっくり!ないちにち」 7月27日(土曜日)
絵本と木の実の美術館が、このたび10周年を迎え、その記念イベントに参加しました。
当美術館は、平成16年度をもって閉校になった十日町市立真田小学校の校舎を再利用し、第4回展となる「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」で「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」としてオープンしました。現在は、NPO法人越後妻有里山協働機構が所有し、鉢集落の皆さんと協働で運営しています。
この日も、鉢集落の皆様はもちろんのこと、田島征三さん、美術館のアンバサダーのおおたか静流さんをはじめ、大勢の関係者の皆様が一堂に会し、これまでの10年を祝うとともに、これからの10年にむけた意欲を共有しました。
当美術館は、「現代アートを通じて地域を元気にする取組」の先駆けであるとともに最も誇れる作品の一つです。鉢集落と美術館をモデルとして、大地の芸術祭を通じた地域づくりを進めていきます。
参加者の皆さんとともに、これからの10年にむけて意欲を共有しました
参加者の皆さんで「10」の一文字を作りました
児童センター建設現場視察 7月17日(水曜日)
8月21日(水曜日)の開館を目指して工事を進めている「児童センターめごらんど」の現場視察を行いました。
建物については、作業がほぼ完了し、あとは内装の細かい部分や外構などの工事が残っている状況でした。
1階の「あそび広場」(遊戯室)に入ると、巨大なネットタワーとチューブスライダーを備えた大型複合遊具がまず目に入ってきました。今後は、エアキャッスルやサイバーホイール、ボールプールなどの遊具を配置し、子ども達が思い切り遊べる空間ができ上がります。また、「うんどう広場」(屋内運動場)は、高い天井と程良く広い床で、遊びの自由度が高い空間になっています。
また、2階には、小さなお子さんでも安心して遊ばせられる「はいはい広場」や「ちびっ子広場」、畳敷きでくつろぎながら過ごせる「こうりゅう広場」があります。
子ども達が楽しく過ごせる空間となっていて、たくさんの笑顔溢れる「めごらんど」の開館がとても待ち遠しくなりました。
帰りには、市民体育館と旧中央公民館の解体工事現場も視察しました。50年間にわたり、当市の社会教育の拠点を担ってきた両施設がその役割を終え、少しずつ姿を消そうとしている場面を目にして、胸に迫るものがありました。
あそび広場の中心にある巨大な複合遊具

大きな役割を終えて、姿を消そうとしている旧中央公民館
中里地域集落視察 7月4日(木曜日)
7月4日(木曜日)に中里地域の葎沢(むぐらさわ)集落と白羽毛集落を視察しました。
最初に視察した葎沢集落は、清津峡地区の国道353号から清津峡渓谷トンネルへ向かう県道清津公園線の入口に位置する集落です。近年は、カモシカやイノシシによる農作物の被害に悩まされていることや市への要望などを聞かせてくれました。
また、カレーキッチンカー「チャドカン」を営んでいる藤村さんと大庭さんのお二人にも偶然お会いし、挨拶を交わしました。県外出身のお二人は、それぞれ異なる時期に清津峡地区で地域おこし協力隊として活動され、藤村さんの退任に併せて、大庭さんと共に市の地域おこし協力隊等起業支援事業補助金などを活用し、この4月に起業されました。市としても大変嬉しい出来事であり、引き続きお二人の挑戦を応援したいと思います。
次に、旧高道山小学校跡地がある白羽毛集落を視察しました。旧高道山小学校や集落内にある道祖神の説明を受け、白羽毛集落の歴史を学ぶことができました。白羽毛集落の皆さんは中里地域で一番まとまりがある集落と自負されていて、集落内の子どもからお年寄りまで幅広い世代が交流をして、親睦を深めていると伺いました。
清津峡地区には、昨年の大地の芸術祭で大人気となった清津峡渓谷トンネルがあり、連日多くの入坑者で賑わっています。この賑わいが地域に波及するように取り組んでいきます。
葎沢集落視察の様子
白羽毛集落視察の様子
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更新日:2021年04月01日