公務レポート 平成29年12月
清津峡エントランス施設建設・清津峡トンネル改修工事合同安全祈願祭 平成29年12月13日(水曜日)
12月13日、清津峡エントランス施設建設工事及び清津峡トンネル改修工事の合同安全祈願祭を行いました。
ここ清津峡は、柱状節理の峡谷美とその下を流れるエメラルドグリーンの清津川が雄大な自然景観を作り出す日本三大渓谷の一つです。
平成8年10月にオープンして以来、200万人もの入坑者が訪れ、昨年は20周年を迎えるなど、当市の重要な観光施設です。しかし、中越地震や十二峠の土砂災害など度重なる災害に見舞われ、近年では入坑者数はピーク時の半分に落ち込んでいる状況でした。
この状況を打開するため、平成28年度に「清津峡渓谷整備事業基本計画」を策定し、「地質・自然・アート」をキーワードとして、今や当市の代名詞とも言える「大地の芸術祭」と連携した整備を進めてきました。
アートの要素を取り入れたエントランス施設やトンネルは、7月から始まる「大地の芸術祭アートトリエンナーレ」に合わせてオープンする予定で、今回の目玉作品となります。
国内外から大勢のお客様が訪れ、峡谷美を堪能していただくとともに、中里の食や文化に触れ、温泉街が賑わうことを期待しています。

十日町市ビジネスコンテスト(トオコン2017) 平成29年12月16日(土曜日)
12月16日、十日町市ビジネスコンテスト「トオコン2017」の本選会を開催し、250人を超える方々からお越しいただきました。
今回で8回目を迎えたトオコンは、創業、第二創業・経験者、学生アイデアの3部門合わせて26件のビジネスプランの応募があり、書類審査を通過した9件が公開プレゼンテーションに臨みました。
本選会に出場した皆さんのプランは地域資源の活用方法や地域課題の解決など、様々な視点でしっかりと研究されていて、とても完成度の高い内容に感じました。
最優秀賞には、第二創業・経験者部門賞、オーディエンス賞のダブル受賞となった、高橋美佐子さん(農家民宿茅屋や)の「雪国base~基地の建設~地元雪国十日町の美味しい自然を知る、食べる。」が輝きました。このプランは、野生鳥獣の利活用を考え、農家民宿女将兼猟師の高橋さんが、安心で安全な野生鳥獣専門の食肉処理施設を作り、精肉加工から商品開発、そして販売まで手掛けるプランです。雪国狩猟の文化と、ジビエ料理の文化を融合させ、当市に新たな特産品が誕生することを期待しています。
このほか、創業部門賞には井比晃さん(株式会社HOME away from HOME Niigata)の「人を旅する十日町」が、学生アイデア部門賞には新潟産業大学(チームGO!GO!)の「ホテルかまくら」が選ばれました。
市では、これらの提案プランが事業化され、安定的な経営が確立されるように専門家のフォローなど、しっかりバックアップしていくとともに、今後も起業にチャレンジしやすい環境と若者や女性がさらに活躍できる環境づくりに積極的に取り組んでまいります。

受賞者の皆さん、参加された皆さん、ありがとうござました。
EU・ジャパンフェスト年末レセプション 平成29年12月22日(金曜日)
12月22日、「EU・ジャパンフェスト」のレセプションに参加してきました。
この「EU・ジャパンフェスト」は、EU加盟国の中から毎年1都市を「欧州文化首都」として定め、様々な芸術文化に関する行事を行っているもので、世界各国から芸術文化団体やアーティストが参加します。この関係者による年末レセプションがデンマーク大使館で開催され、実行委員長よりご招待を受けたので参加してきました。
会場は、各国の大使やアーティスト、芸術文化団体の関係者など約150名が参加し、相互に交流を図りました。また、当市がホストタウンとして交流を深めているドラジェン・フラスティッチ駐日クロアチア大使ご夫妻も参加され、会場にいる多くの方々に十日町の魅力を発信していただきました。私も首都圏にある十日町と縁のあるお店が掲載された「東京で出会える十日町市」を配布するなど、しっかりとアピールしてきました。
十日町市を応援してくれる皆様とのご縁により、今回の機会をいただけたことに感謝するとともに、今後もこうしたご縁を大切に当市の魅力をしっかりと発信してまいります。

ドラジェン・フラスティッチ閣下と共に十日町市の魅力を伝えました。

和やかな雰囲気の中、楽しく交流することができました。
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更新日:2021年04月01日