公務レポート 令和6年10月

更新日:2024年11月11日

駐新潟大韓民国総領事来訪 10月31日(木曜日)

駐新潟大韓民国総領事館の呉栄煥(オ ヨンファン)総領事が、郭倫秀(カク ユンス)副総領事と共にお越しくださいました。

当市の取組をご紹介する中で、呉総領事からは特に大地の芸術祭に興味を示していただき、「本国でも少子高齢化が進む中、地方活性化対策として参考となるすばらしい取組であり、本国にも紹介したい。」とのありがたいお言葉がありました。また、各国が設置している拠点施設作品のほか、当市の宿泊施設の状況など、多岐にわたるご質問をいただき、とても有意義な意見交換となりました。

その後、限られた時間となりましたが、まつだい農舞台や越後妻有里山現代美術館 MonETなどの芸術作品をご案内させていただきました。

今後も様々な交流を通して、地域活性化に取り組んでまいります。

左から、郭副総領事、私、呉総領事、副市長

当市の取組をご説明しました

まつだい「農舞台」をご案内しました

越後妻有里山現代美術館MonETをご案内しました

優良工事表彰式 10月29日(火曜日)

昨年度完了した、市発注の選定対象工事39件の中から優良なもの1件を選定し、施行した事業者に対して表彰状を授与しました。

表彰対象の「十日町除雪センター」は、施工において高い評定点を得ただけでなく、複数の工事が関連する中で適切な工程管理のもとに完成し、ほかの工事の模範となるものでした。

公共工事による社会資本整備は、市民の安全、安心の確保に非常に大きな役割を果たしています。日頃より、良好な施工にご尽力いただいている建設事業者の皆様に感謝するとともに、本表彰制度が良好な施工体制と品質確保に向けた意欲の向上に繋がることを期待しています。

受賞した「丸山・協和特定共同企業体」の皆さんとともに

NTT東日本との防災活動協力に関する協定締結式 10月29日(火曜日)

東日本電信電話株式会社新潟支店(NTT東日本新潟支店)との間に「災害時における相互協力に関する基本協定」を締結しました。

本協定では、発災時の優先順に沿った電信電話網の復旧等のほか、計画的な樹木伐採などの予防策が盛り込まれています。

ライフラインと並んで、災害時における通信インフラ確保の重要性は高まるばかりです。これからも、高度情報化社会に対応した防災・減災対策を進めてまいります。

災害等によるネットワークの中断・破断等に備えます。

全国川西会議 10月28日、29日(月曜日、火曜日)

千手中央コミュニティセンターを会場に全国川西会議総会を開催しました。

総会には「奈良県川西町」、「兵庫県川西市」、「山形県川西町」、の首長及び議長からご出席いただき、災害時の相互支援に関する対応などを審議しました。

コロナ禍の影響などで、参加自治体の首長が一堂に会したのは5年ぶりとなりました。総会後には、越後妻有里山現代美術館MonETや清津峡渓谷トンネル、光の館などを視察いただき、大地の芸術祭の取り組みを大いに発信できました。

構成市町が東西に分散している全国川西会議のつながりは、地域間交流や災害応援の面で非常に重要です。今後もこの連携を大切にしてまいります。

左から越田兵庫県川西市長、私、小澤奈良県川西町長、茂木山形県川西町長

清津峡渓谷トンネル視察(一番右が私です)

ねぼすけドジョウ養殖場視察 10月28日(月曜日)

中里重地で、ドジョウ「ねぼすけ」の養殖場を視察しました。

ドジョウの無泥養殖を行っている重地の鈴木常治さんから、養殖を始めるきっかけや飼育・販売状況、今後の展望などについて伺いました。

ドジョウの串焼きを私も試食させてもらいましたが、身や骨が柔らかく臭みがないため、淡白で上品な味でした。イベント等で販売しており、売れ行きは大変好調だそうです。

市内や都内の飲食店に卸しているとのことですので、飲食店やイベントなどで見かけましたら、是非、皆さんからも味わっていただきたいと思います。

ドジョウの無泥養殖の方法を伺いました。

エサを食べたあと水面に腹を出してプカプカ浮いて休む姿を見せるのが「ねぼすけ」の由来です。

試食させていただいたドジョウの串焼き

日本最深部縦断ツアー参加 10月26日、27日(土曜日、日曜日)

北川フラムさんがディレクターを務める3つの芸術祭(大地の芸術祭、長野県大町市「北アルプス国際芸術祭」、岐阜県下呂市「南飛騨Art Discovery」)を訪ねる、「日本最深部縦断ツアー」に参加しました。

今年初開催となる「南飛騨ArtDiscovery(アートディスカバリー)」は、第39回国民文化祭及び第24回全国障害者芸術・文化祭「『清流の国ぎふ』文化祭2024」の主要プログラムとして位置づけられており、美濃と飛騨の結節点となる下呂市の特徴が凝縮された作品展開や物産マルシェなど、多くの来訪者が芸術祭を楽しんでいました。

これからも芸術祭を機に地域活性化の輪が広がっていくよう、互いに連携を深めていきます。

2度目の訪問となった「北アルプス国際芸術祭」にて。

No21 ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレット「ささやきは嵐の目のなかに」

「芸術祭の同志」の、大町市の牛越市長と。

「南飛騨ArtDiscovery(アートディスカバリー)」にて。

No5 EBUNE×あぐり「不死への船路/岐阜・下呂漂着」

「大地の運動会」にご参加いただいた、下呂市の田口副市長と。

JCVとの防災活動協力に関する協定締結式 10月23日(水曜日)

新潟県中越地震から20年の節目となったこの日、上越ケーブルビジョン株式会社(JCV)と「災害時等における防災活動協力に関する協定」を締結しました。

この協定にもとづき、災害発生時にはJCVが運営するテレビのコミュニティ放送やインターネットサイトを通して市が把握する被災状況を発信するとともに、日頃より防災情報の発信を通した防災力の強化に協力いただきます。

引き続き、災害に強いまちづくりを進めてまいります。

情報発信体制等の強化により、防災力を高めてまいります。

飛鳥部勝則と、そのコレクション展視察 10月16日(水曜日)

10月4日から11月30日まで「星と森の詩美術館」で開催されている「飛鳥部勝則とそのコレクション展視察」を視察しました。

推理小説家の飛鳥部勝則さん(本名:阿部勝則さん)は、市内在住の作家で、市展や県展などで入賞されている画家としても活躍されているほか、県立高校の現役美術教師として子どもたちをご指導いただいています。小説家としては、1998年に「殉教カテリナ車輪」(東京創元社)で第9回鮎川哲也賞を受賞されたことをきっかけにデビューし、これまで長編13作、短編20作以上を発表されています。

今回の展覧会では、飛鳥部さんがこれまで集めた絵画等のコレクションと、ご自身が描き、小説にも使用した油絵を同時に観ることができ、とても感銘を受けました。

市内には、学生時代に阿部先生から習った方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。ぜひこの機会に御覧いただきたいと思います。

偶然居合わせた飛鳥部さんから、直接お話を伺うことができました

下条地域集落視察 10月15日(火曜日)

下条の東下組地区で活動する地域おこし協力隊員とともに、集落の状況や困り事などについて話を伺いました。

生活道路やバス停の整備、空き家の状況、農地の管理や鳥獣被害など様々な課題がある中で、地域の皆さんが助け合いにより安全・安心な暮らしを築いていることを実感しました。

また、会話の節々から、地域のみなさんと田近隊員との良好な関係を実感し、協力隊員の存在が地域に活力をもたらしていることに頼もしさを感じました。

今後も、集落の実情や課題等を伺いながら、住民と市との協働による地域づくりが発展するよう努めてまいります。

仙之山集落では、市営バス停留所前の水はけ不具合等を確認しました。

平集落では、休耕田やイノシシの被害について話を伺いました。

漉野集落では、道路の要補修箇所等を確認しました。

二子集落では、集落と農地の近況を伺いました。

第48回生誕地まつり視察 10月13日(日曜日)

清々しい秋晴れのもと第48回生誕地まつりが開催され、全国各地から集まった約5,000人による市中行進が行われました。

参加者の皆さんが、地域ごとの特徴があしらわれた衣装を身にまとい、郷土芸能や創作ダンスを披露したほか、万灯や纏、鼓笛隊などで盛り上げながら賑やかに行進を行いました。6年ぶりにお越しいただいた庭野日鑛会長先生ご夫妻は、来賓席から温かい拍手を送られるなど、参加者との交流を楽しまれていました。

来月には、「立正佼成会十日町教会発足50周年記念式典」が開催されます。参加者の皆さんからは十日町市を第二のふるさとと感じていただき、市民との交流がより一層深まっていくことを期待しています。

市中行進では、横断幕で歓迎の意をお伝えしました。

 

花角新潟県知事はじめ、多くの来賓の方がお越しになりました。

市道本町西線西田川橋歩道橋架設現場視察 10月11日(金曜日)

現在、歩道橋架設工事を進めている市道本町西線西田川橋の工事現場で、橋げたを設置する作業を視察しました。

重さ約21トン・長さ約37メートルの巨大な橋げたが、大型クレーン2台で吊り上げられる様子は圧巻で、また、深夜かつ秋の川風で少し冷え込む状況の中、工事に携わる皆さんの高い技術力と連携する姿に大きな感銘を受けました。

本町西線は交通量も多く、また、現場近くに「きらきら西保育園」があることなどから、歩行者の安全確保のために10年ほど前から歩道橋整備について様々な検討を進めてきましたが、12月の完成をもっていよいよ実を結びます。

今後も安全・安心なまちづくりのために、さまざまな取組みを進めてまいります。

通行止めを行い、2台の大型クレーンで巨大な橋げたを吊り上げました。道路交通への影響を考慮し、深夜の作業としました。

橋台へ設置後も工事に携わる皆さんが連携して繊細な調整を施していました。この後、床版や高欄が仕上げられて完成となります。

まちの産業発見塾 視察 10月9日(水曜日)

十日町地区雇用協議会では、当市と津南町の中高生から、地域を支える産業や企業について理解を深めてもらうために「まちの産業発見塾」を毎年開催しています。

今年は、43の企業・団体のブース出展がありましたが、特に若手社員の皆さんが自社の取組やこの地域の魅力を自身のことばで生徒に語りかけている姿や、真剣な眼差しで説明を聞く生徒の姿が印象的でした。また、生徒の皆さんが楽しみながら職業体験に取り組んでいました。

最近は、このイベントがきっかけで市内に就職した若者も増えています。これからも、市内企業・団体の情報や、この地域で働くことの魅力を発信して、若者の地元就職や定住を推進してまいります。

生徒の皆さんの真剣な姿が見られました

様々な企業・団体から出展いただきました

六日町温泉旅館組合「雪あねさの会」表敬訪問 10月3日(木曜日)

六日町温泉旅館組合「雪あねさの会」の皆さんが、表敬訪問に来てくれました。

大地の芸術祭が開幕した7月以降、組合に加入する7つの旅館では、合計で関連のお客様約1,000人の宿泊があったとのことで、近隣市町村への経済効果に対して感謝の言葉がありました。

また、芸術祭を応援したいというお気持ちや、南魚沼市民の方からも運営に関わってもらうアイディアなど、芸術祭を活用して、魚沼地域をより一層活性化させたいとの思いを伺いました。

引き続き、芸術祭の魅力を発信するとともに、市内外の事業者様との連携を深めてまいります。

井口組合長と発地会長から、芸術祭に対する感謝や応援の言葉をいただきました

女将さん方と記念撮影をしました

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