公務レポート 令和6年11月

更新日:2024年12月02日

地域おこし協力隊退任報告会 11月27日(水曜日)

地域おこし協力隊として3年間の任期が満了したブルツ志保里さんが、退任にあたり、これまでの活動実績の報告に来てくれました。

ブルツさんは、「観光・交流による関係人口の創出」をミッションとして、松代の古道を活用したトレイルラン大会「越後まつだい春の陣」の開催などを通した地域と国内外の選手・ボランティアとの交流や、地元中高生との環境保全活動に取り組まれました。

また、こうした活動が多方面から評価され、「新潟女性活躍アワード」やスポーツ庁、文化庁、観光庁連携事業の「スポーツ文化ツーリズムアワード」などを受賞されました。

退任後は、松代地域に定住し、自身が立ち上げた一般社団法人で、春の陣のほか、教育連携活動や環境保全活動に取り組まれるそうです。これからも地域の担い手として、また、地域活性化の仕掛け人として、様々な場面で活躍してくれることを期待しています。

3年間の活動報告を受けました

ブルツさんの今後の活躍が期待されます

十日町バイオマス発電所の視察 11月25日(月曜日)

十日町バイオマス発電所を視察し、設備の見学や意見交換を行いました。

発電所の現場マネージャーの方からは、森林整備の際に出る未利用材をチップ化し、ガスを発生させて発電する仕組みや、安定的な稼働に向け、現在、発電機等の試運転を進めていることの説明とともに、「発電を通じて地域の森林整備の加速や地域の活性化を目指したい」という力強いお話がありました。

今年は地球温暖化を肌身で感じた年でしたが、再生可能エネルギーを創出するこの取り組みが、地域の持続可能な発展につながっていくよう期待しています。

現在の事業進捗状況について説明を受けました

現在、材料となる間伐後の未利用材を、約7000t貯木しているそうです。

十日町市文化協会連合会設立30周年事業「ベートーヴェン交響曲第九コンサート」 11月17日(日曜日)

十日町市文化協会連合会が設立30周年を記念して開催した「ベートーヴェン交響曲第九コンサート」を鑑賞しました。

合唱団は、中学生から80代までの100名を超える市民等が参加し、4月から延べ30回にわたる練習を積み重ねてこられたとのことでした。JR東日本交響楽団のオーケストラやプロの指揮者、プロオペラ歌手の皆さんとともに奏でるハーモニーや一体感はとても素晴らしく、その迫力に圧倒されました。加えて、著名音楽家からも高い評価を受けている段十ろうの響きの良さも相まって、大変素晴らしいコンサートとなりました。

改めて、合唱団や関係者の皆さんのご努力に心より敬意を申し上げます。

これからも文化協会連合会などの関係団体とともに、文化・芸術をはじめとした地域の魅力を最大限に引き出し、「選ばれて住み継がれるまちづくり」の実現に向けて取り組んでまいります。

満員の段十ろうは、割れんばかりの拍手と歓声に包まれていました。

中里地域集落視察 11月12日(火曜日)

中里地域3集落で、集落運営の状況などについてお話を伺いました。

今回お伺いした3集落では比較的標高が高い地域であることから、農道や水路等の維持管理に苦心されていることを伺う一方で、代々受け継がれてきた農地を守ってきた集落の方々の努力と郷土愛を改めて実感することができました。

また、中里地域で活動する地域おこし協力隊の服部隊員も同行し、住民の方と一緒に集落を案内してもらいました。地域の方々に支えられながら、やりがいを持って活動している様子を見て頼もしさを感じました。

今後も、市民の皆さんの声を聞きながら、どの地域でも安心して暮らしが続けられる十日町市を目指してまいります。

下山集落内では、ブロック塀のひび割れの現場でお話を伺いました。

田代集落では、集落内の橋や林道の修繕要望を伺いました。

新里集落では、取水施設の状況等について伺いました。

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」閉会式 11月10日(日曜日)

大地の芸術祭の拠点の一つである「まつだい農舞台」で、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」の閉会式を開催しました。

閉会式では地域の皆様、こへび隊や企業サポーターの皆様をはじめ、関係者の皆様が一堂に会して、その奮闘を共に労いました。約300人の方から参加いただきましたが、会場に来られなかった方も多くおられます。携わってくださった全ての方に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

今回の芸術祭は、インバウンド回復による外国人観光客の増加や、地域内の子どもたちの積極的なかかわりが印象的でした。毎回開催するたびに、新たな動きが生まれ、また、取り組みが深化していくのが、大地の芸術祭の特徴であり強みです。

「アートによる地域活性化」の趣旨からぶれることなく、大地の芸術祭は、地域と共に今後も成長していきます。第10回展の開催を目指して引き続きがんばっていきましょう!

携わってくださった全ての方に心からの感謝を伝えました。

会場は、芸術祭の会期中の熱気やエネルギーがそのまま溢れていました。

新潟県立十日町高等学校松之山分校閉校式・感謝の会 11月9日(土曜日)

新潟県立十日町高校松之山分校閉校式と、その後に行われた「松之山分校感謝の会」に出席しました。

松之山分校は、県立高校等再編整備計画に基づいて、77年の歴史に幕を下ろします。閉校式では、最後の在校生代表による「感謝の言葉」を聞き、松之山分校が地域に根差した素晴らしい学校だったことを改めて実感しました。

感謝の会では、スクールバス運行支援や分校存続の働きかけなどをはじめ、分校の発展に長年ご尽力いただいた、松高支援連絡会や東京松之山会の皆様に感謝をお伝えしました。

松之山分校は今年度で閉校となりますが、分校での学びや思い出は、いつまでも地域の皆様の心の中に生き続けるものと思います。

来賓として出席しました。

感謝の会では、松之山分校の発展に長年ご尽力いただいた皆様に感謝をお伝えしました。

実践女子大学との包括連携協定締結式 11月8日(金曜日)

大地の芸術祭をきっかけに松之山布川地区との交流が8年間続いている実践女子大学(東京都日野市)と、互いの持つ資源の有効活用や、相互の交流と発展を図ることを目的として包括連携協定を締結しました。

これまでは、田植えやお祭りへの参加、フィールドワーク等の都市農村交流が主に行われていましたが、これからは「教育・文化及び人材育成」「観光・産業振興」「まちづくり・地域振興」など新たな分野における連携を図り、地域活性化を推進してまいります。

実践女子大学の難波雅紀学長とともに

十日町市文化協会連合会 設立30周年記念式典・祝賀会 11月3日(日曜日)

十日町市文化協会連合会の設立30周年記念式典・祝賀会に出席しました。

式典には約160名の方が出席され、芸術文化の発展に貢献された皆様に表彰状などが授与されました。また、祝賀会では、新保広大寺保存会による「細広大寺」、「新保花笠」、「新保広大寺節」や、十日町市民謡協会による「天神囃子」が披露されるなど、盛大に開催されました。

歴代会長はじめ関係者の方々から「念願かなって、市内に素晴らしい音響の『越後妻有文化ホール 段十ろう』ができたのが、これまで30年の歩みの中でも大きな出来事であり活動の幅が広がった」と感謝のお声をいただき、ありがたかったです。

文化協会連合会が更に発展していくことをお祈りするとともに、これまで以上に『段十ろう』をご活用いただくことで、文化活動団体の活動がより一層充実していくことを期待しています。

式典にて祝辞を述べました

新保広大寺節保存会による「細広大寺」披露の様子

馬場小学校閉校記念式典 11月3日(日曜日)

令和7年3月31日をもって閉校となる馬場小学校の閉校記念式典と記念碑除幕式に出席しました。在校生や卒業生に加えて、歴代の校長先生や職員、PTA会長の皆様をはじめ地域の方々など約300人が出席しました。

参加者全員による校歌斉唱や、伝統のリコーダー演奏で小学校との別れを惜しむ子どもたちの姿は涙を誘いました。校庭に移動しての、閉校記念碑の除幕式では、校歌や在校生全員の手形が記された記念碑を見て、万感胸に迫るものがありました。

馬場小学校はいつまでも地域の皆様の心の中に生き続け、その歴史や思いは、水沢小学校に引き継がれると確信しています。

水沢小学校では、校舎の大規模改修が終わり、馬場小学校との相互交流が行われるなど、統合に向けて着々と準備が進んでいます。市では、子どもたちが新しい環境でも、これまでと同じく学習や生活に適応できるよう取り組んでまいります。

来賓として挨拶をしました。

全校児童による合唱。

閉校記念碑除幕式の様子

十日町市文化財保存活用地域計画認定記念シンポジウム 11月2日(土曜日)

今年7月に、当市の文化財保存活用地域計画が文化庁より認定されたことを記念して、段十ろうでシンポジウムを開催しました。

料理研究家の土井善晴さんをお招きし、「縄文から続く食文化をどう未来へ伝え続けるのか」と題してご講演いただいた後、トークセッション「とおかまちの文化遺産をどうアレンジ(料理)する!?」を行い、市内で活躍されている柳一成さん、村山好明さん、弓削朋子さんが参加され、それぞれの取り組みを発表いただきました。

この計画は、地域総がかりで歴史文化遺産を継承し、文化観光に活かして、地域経済の活性化へつながる好循環を生み出すことを目的としています。今回のシンポジウムを機に、妻有地域の強みの一つである食文化を、より積極的に発信してまいります。

主催者としてあいさつしました

トークセッションの様子

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