公務レポート 令和6年12月
南海大地の芸術祭視察 12月24日(火曜日)
中国広東省佛山市南海区で開催されている「芸術在樵山-広東南海大地の芸術祭」を視察しました。
第2回展となるこの芸術祭は、“水の南海”をテーマに、水に関連した作品が多く展開されていて、ドラゴンボートやかつての養蚕施設など、南海地方の文化や産業を背景とした作品が多数あります。
さらに、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」との関わりが非常に深く、北川フラムさんが顧問として就任しているほか、大地の芸術祭の代表的な作家も多数参加しています。
また、各作品での受付方法やガイドブック、作品鑑賞パスポートなど、至るところに越後妻有のノウハウが取り入れられていました。
現代アートを用いた地域活性化が、世界で通じる手法であることを再認識するとともに、これからも互いに刺激を与え合いながら、芸術祭が発展していくことを期待しています。
南海大地の芸術祭実行委員長の佛山市南海区顧書記と。
内水面養殖が行われている池に展開された作品。かつては、池のほとりで魚の糞を肥やしに桑の葉を生産していたそうです。
南海大地の芸術祭総合ディレクターの孫さんと。
使われなくなった養蚕施設を活用した作品
ミティラー美術館視察 12月20日(金曜日)
大池集落にあるミティラー美術館を視察しました。
ミティラー美術館は、昭和56年に廃校となった旧大池小学校を活用した施設で、インドの美術品が数多く展示されています。
長谷川館長からは、「ミティラー美術館のコレクションは、質と量において世界に類がない、とインド政府から高く評価されている」とお聞きしました。貴重な作品が、当市に数多く所在していることに驚きました。
また、周辺には60センチほどの積雪がありましたが、山々と大池のコントラストが美しい雪景色を作り出していました。
話題映画のロケ地に選ばれたことで、「聖地巡礼」をするお客様や、ミティラー美術館を訪れるお客様によって交流人口が増加することを期待しています。

長谷川館長から展示品の説明をしていただきました

映画撮影時の様子をお聞きしました
市道本町西線 西田川橋歩道橋渡り初め式 12月19日(木曜日)
令和4年9月から工事を進めていた市道本町西線の「西田川橋歩道橋」が完工したことから、渡り初め式を開催しました。
これまで西田川橋には歩道がありませんでしたが、このたびの歩道橋の開通により、歩行者の安全が確保され、冬期の消雪パイプの水はね等の問題も解消されます。
式典では、来賓の皆さんや「きらきら西保育園」の園児たちとともに渡り初めを行い、歩道橋の完成を祝いました。
また、銘板は私が揮毫した書を元にしており、市民の皆さんの思いが込められた橋に、市民代表として歩道橋の名前を記すことができ、光栄に思います。
今後も市道の整備・更新を順次おこない、安全・安心なまちづくりを進めてまいります。
主催者として式典であいさつをしました
テープカットの様子
渡り初めの様子

銘板を揮毫しました
国立印刷局による「旧千円札・コンテ画(複製)」贈呈式 12月11日(水曜日)
富士の写真家・故岡田紅陽氏は十日町市中条出身です。
このたび、紅陽氏の作品「湖畔の春」を基にデザインされた、旧千円札の富士山のコンテ画(複製)が、独立行政法人国立印刷局から新潟県に贈られることになり、県庁知事室で行われた贈呈式に出席しました。
会場には、当市が所蔵する紅陽氏の作品、「湖畔の春」「寒村」「日輪」の3点を展示し、贈呈式に華を添えました。
紅陽氏は、生涯をかけて富士山を撮り続け、世界に富士山の名を知らしめたと言われています。今後は、郷土が生んだ紅陽氏の偉業を、より多くの方に知っていただけるよう取り組みを進めてまいります。
贈呈式での記念撮影の様子
紅陽氏の作品を前に花角知事らと懇談しました
農業女性フォーラムin越後妻有 12月7日(土曜日)
市内で活躍されている女性農業者にスポットを当てた「農業女性フォーラムin越後妻有」に出席しました。
「農業女子」という言葉が使われるようになって10年以上が経ちますが、当市でも活躍される女性農業者が増えてきています。
さつまいも加工所を営み、最近ではグッドデザイン・ベスト100を受賞された「株式会社women farmers Japan」や、サッカーと農業を両立させた「FC越後妻有」のほか、地元食材を使った伝統料理の継承をしている「農村地域生活アドバイザー」、食育体験教室などを開催している「食育サポーター」などなど、幅広い分野で活躍されています。
初開催のフォーラムでしたが、約190人の参加者が、女性農業者の活動報告や、移住してきた若者との意見交換に耳を傾けていました。これを機に、女性農業者の皆様の活動がさらに発展していくことを期待しています。

来賓としてあいさつしました

市内で頑張っている女性農業者の活動報告
十日町市立南中学校陸上競技部女子駅伝チーム 新潟県中学校駅伝優勝メンバー表敬訪問 12月6日(金曜日)
11月8日に新潟市で開催された「第34回新潟県中学校駅伝競走大会」で、見事2年ぶり4度目の優勝を果たした南中学校陸上競技部女子駅伝チームの皆さんが表敬訪問に来てくれました。
県大会優勝のお祝いの言葉を伝えるとともに、12月15日に滋賀県で行われる全国大会へ向けた激励を行いました。全チームを代表して阿部杏菜さんが「一人ひとりが強い気持ちを持って、県の代表として悔いの残らないよう頑張ってきたい」と決意を述べてくれました。
高い目標を目指して頑張る選手たちを誇りに思うとともに、南中学校陸上競技部女子駅伝チームの全国大会での活躍を期待しています。
お祝いと激励のあいさつを行いました
全国大会での活躍を期待しています
新潟地方気象台長との面会 12月5日(木曜日)
新潟地方気象台の前多台長から、気象台の最新の取組みや今冬の降雪見込みなどをお聞きしました。
気候変動により、従来経験したことが無いような災害が全国で頻発しているため、気象庁・気象台が発表する注意報・警報や緊急速報などは、私たちの生命や暮らしを守るための大切な「命綱」と言えます。
市では、あんしんメールや防災行政無線等を通じて緊急速報が速やかに届く仕組みを構築していますが、あらためて、緊急時の連絡網やホットライン等について確認しました。
これからも様々な情報を活用しながら、安全・安心なまちづくりを進めてまいります。

新潟地方気象台 前多台長とともに
商工会合併契約書調印式 12月4日(水曜日)
令和7年4月に合併する川西商工会、水沢商工会、中里商工会、松之山商工会及び松代町商工会の「商工会合併契約書調印式」に出席し、立会人として署名しました。
署名後には、これまでの基本協定の締結に向けた作業に対する敬意とともに、今後も各地域における産業の牽引役としてご尽力いただきたい旨をお伝えいたしました。
新たに誕生する商工会がスケールメリットを享受し、高度かつ専門的な相談に対応できる基盤が、更に強化されるものと期待します。
当市としても、より一層強固な組織となる商工会と地域の力を結集し、地域産業の更なる発展と振興のため、連携して取り組んでまいります。

調印後の記念撮影の様子

地域産業の更なる発展を期待します
創立50周年記念 十日町市民吹奏楽団「第50回定期演奏会」 12月1日(日曜日)
十日町市民吹奏楽団創立50周年を記念した「第50回定期演奏会」が、越後妻有文化ホール段十ろうで開催されました。
演奏会では、「十日町市吹奏楽団の雰囲気」、「聴衆の温かさ」、「当市の豊かな自然の情景」などに着想を得て作曲された50周年記念作品『遠のく日々をこの町で~Tenacious Bonds from 1974~』のほか様々な曲目が演奏され、約700名のお客様と感動のひと時を過ごしました。
十日町市民吹奏楽団の50年の歴史に深く敬意を表すとともに、これを契機に、今後の音楽活動がより一層充実していくことを期待しています。

会場の段十ろうが、惜しみない拍手と歓声に包まれました。
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総務部 企画政策課 秘書係
所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635
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更新日:2025年01月20日