公務レポート 令和7年1月
若手農業者の皆さんとの「市長とふれあいトーク」 1月31日(金曜日)
市内の若手農業者の皆さん9名にお越しいただき、「市長とふれあいトーク」を行いました。
担い手不足や、物価高騰の影響による経費の増大、昨今の異常気象による記録的な高温など、農業を取り巻く課題は多くある中、参加者の皆さんから「農業は楽しく、元気な人が多い」、「辛いこともあるが、農業をやっていて後悔はしていない」などのお話があり、心強く感じました。
また、十日町市で農業をすることのやりがい、やっていて良かったこと、課題など、様々な声を伺うことができ、大変有意義な時間となりました。
今回伺ったご意見等を参考にしながら、今後も地域農業のさらなる発展に向け、取組を進めてまいります。

ふれあいトークの様子

参加者が持参された加工品(干し芋)をいただきました
小堺医師絵画展視察 1月31日(金曜日)
県立松代病院の医師である小堺浩一さんの個展「最後の空が尽きた後に」を視察しました。
この個展は、松代地区のカールベンクス古民家カフェ『澁い』を会場に開催されていて、海外メディアの映像などを基にパレスチナの惨状を題材にした絵画が多く展示されています。どの絵も非常に精緻に描かれていて、戦争の悲惨さが伝わって来ました。
小堺先生は、ご祖父が松代地域の儀明集落のご出身だそうで、大地の芸術祭で当地域を訪れた際、古民家再生を手掛けるカール・ベンクスさんと出会ったことがきっかけとなり、群馬県の病院から県立松代病院に異動されて来られたそうです。
大地の芸術祭が縁となって、様々な方が十日町市に魅力を感じて訪れたり、移住して活躍されていることをうれしく思います。このような動きがより広がっていくよう取り組みを進めてまいります。

戦争の悲惨さが伝わってくる絵画が多く展示されています

カール・ベンクスさんから作品を案内していただきました
ケアホームげじょう視察 1月28日(火曜日)
共生型総合施設「ケアホームげじょう」を視察しました。
社会福祉法人十日町福祉会が運営するケアホームげじょうは、下条小・中学校の小中一貫校化に伴い未利用となった一部校舎を活用し、高齢・障がい・こどもの共生型施設として、平成30年にオープンしました。
そして、昨年11月には、小学校跡地に高齢者デイサービスセンターと障がい者向けグループホームを整備する第2期工事が終わり、全面オープンとなりました。
施設では、高齢の方が介護サービスを受けたり、障がいのある人が就労移行訓練や、日常生活の支援を受けながら住まわれている一方で、放課後児童クラブとして子どもが安心して過ごせる環境を提供するなど、多様な在り方を認め合う地域づくりの拠点となっています。
施設を案内いただいた際には、利用者のお年寄りや障がいのある人に混じって、放課後児童クラブの子どもたちも利用していましたが、皆さんが笑顔で明るい表情をされていたのがとても印象的でした。
市内の65歳以上の方の人口は令和2年をピークに減少に転じましたが、障がいをお持ちの人やその介助者の高齢化が進んでいます。市では、このような社会情勢を踏まえ、福祉法人などと連携しながら、皆で支え合える共生社会づくりを進めてまいります。

「貯筋体操」をするデイサービス利用者の皆さん

日中生活介護を利用する皆さんの余暇活動の様子
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更新日:2025年02月10日