公務レポート 令和7年6月
「自治体間連携フォーラム」参加 6月26日(木曜日)・27日(金曜日)
北海道白老町で開催された、世田谷区と交流自治体が事例共有などを行う「自治体間連携フォーラム」に参加しました。
1日目は、「多様な主体による持続可能な地域づくり」をテーマに、当市を含む6市区町村による取組事例の発表がありました。当市は「ゼロカーボンシティの実現に向けて」と題し、太陽光発電やバイオマス発電の取組みや、松之山温泉の地熱発電に加え、JR東日本信濃川発電所からの電力供給や大規模蓄電池の導入を検討していることについて発表しました。
また、2日目は、フォーラムに先立ってウポポイ(民族共生象徴空間)を視察し、アイヌ民族の歴史と文化について深く知ることができました。
今回のフォーラムで発表された各自治体の取組事例を、今後の市政運営に活かしていきます。

参加された首長さんたちとの記念撮影

ガイドさんからアイヌ民族について説明を受けました。
第75回“社会を明るくする運動”内閣総理大臣メッセージ伝達式 6月19日(木曜日)
十日町・津南地区保護司会の皆さんから、第75回“社会を明るくする運動”への協力を呼びかける内閣総理大臣メッセージを受け取り、活動にかける熱い思いや地域での取組について、貴重なお話を伺いしました。
“社会を明るくする運動”は、犯罪や非行の防止と、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
この運動の強調月間である7月には、保護司会や更生保護女性会の皆さんにより、街頭での啓発活動や、小・中学校への訪問活動など、様々な取り組みが行われます。
市でも、引き続き関係機関や団体、市民の皆さんと連携しながら、犯罪のない明るいまちづくりを進めていきます。

保護司会の皆さんと

懇談の様子
新潟県指導農業士会情報交換会 6月17日(火曜日)
「令和7年度新潟県指導農業士会研究集会・通常総会」が、当市の迎賓館ベルナティオを拠点に2日間にわたって開催されました。
「指導農業士」とは、優れた農業経営を行いながら、新規就農者育成などに指導的役割を果たしている、新潟県知事が認定した農業者のことです。
1日目の通常総会後には、合同会社アグリビジネスパートナーズ(宮崎県宮崎市)代表の高津佐和宏様から「儲かる農家」になるための基調講演があり、2日目は市内農業生産法人などの現地視察が行われました。
新潟県全体の農業発展のために、指導農業士の皆さんが若手農業者を導くリーダーとして活躍されることを期待しています。

情報交換会に来賓として出席し、祝辞を述べました

新潟県の農業を牽引する指導農業士の皆さん
「信濃川の河川環境と水利使用の調和に関する覚書」の調印式 6月12日(木曜日)
東日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR東日本」)が、水力発電のために取得した、信濃川発電所宮中取水ダムより信濃川の流水を占用する権利である「水利権」が、令和7年6月30日で期限を迎えるのに合わせ、JR東日本と新たな覚書の調印式を行いました。
JR東日本は、平成22年に水利権を再取得してから、試験放流や河川環境調査をはじめ、首都圏での当市の観光や食材のPRなど、地域との共生に取り組んでいるほか、令和6年9月には「河川環境検討会」を立ち上げ、生物多様性の保全にも真摯に取り組んでいます。
信濃川発電所と地元との共生は、JR東日本の企業価値向上と、十日町市の地域活性化に繋がるものと考えます。今後も、信濃川の河川環境を守りながら地域の魅力を高めるために、大切なパートナーとして共に取り組んでいきます。
覚書に調印しました。(写真左はJR東日本の喜㔟社長)
「下川手少年団の書画作品群」十日町市文化財指定記念祝賀会 6月8日(日曜日)
「下川手少年団の書画作品群」の十日町市文化財指定を記念する祝賀会に参加しました。
この書画作品群は、下川手集落の「下川手少年団」が大正8年から昭和27年の間に制作したもので、総数が2,742点あります。戦前から戦後にかけての時代背景を読み取ることができる全国的に見ても貴重な歴史資料であるため、令和7年3月10日に十日町市指定文化財に指定しました。
祝賀会の冒頭には、新潟大学の柳沼宏寿教授の講演があり、平成20年に書画作品群が発見された経緯や、新潟大学と連携して行われた調査活動についてお聴きしました。
市では「下川手少年団の書画作品群」をはじめとした貴重な歴史資料を、学校教育や生涯学習、文化観光の推進などに活用していきます。

柳沼教授の講演をお聴きしました。

来賓として祝辞を述べました。
信濃川火焔街道連携協議会総会(縄文サミット)出席 6月2日(月曜日)
令和7年度信濃川火焔街道連携協議会総会(縄文サミット)に出席しました。
この協議会は、十日町市、新潟市、三条市、長岡市、魚沼市、津南町が連携しながら、「縄文」をキーワードに地域間交流や情報発信を行ったり、「縄文楽検定」を実施したりしています。
今回の総会では、令和7年度事業計画に関する協議等を行ったほか、多額のご寄附をいただいた株式会社高儀様(電動工具などの製造・販売。三条市。)への感謝状贈呈なども行われました。
今後も、国宝「火焔型土器」や出土地「笹山遺跡」など、「縄文文化」を活用しながら文化観光を推進していきます。
代表監事として会計監査報告を行いました。
感謝状贈呈の様子(左から滝沢亮三条市長、株式会社高儀・元代表取締役 高橋一夫様)。高橋様は、私が三条市収入役だった時の三条市長で、大変お世話になった方です。
※株式会社高儀様、高橋一夫様の「高」の字は、正しくは「はしごだか」で表記しますが、外字のためすべてのブラウザで表示可能な字体に置き換えて掲載しています。
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 企画政策課 秘書係
所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635
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更新日:2025年07月08日