公務レポート 令和7年8月
ツールド妻有2025開会式 8月31日(日曜日)
「ツールド妻有2025」開会式でスターターを務めました。
今回は、青森県から鹿児島県まで総勢519名の参加があり、厳しい残暑の一日でしたが、サイクリストの皆さんはさわやかに里山を駆け抜けていました。
コース上に10か所あるエイドステーションでは、地域の皆さんによる地元食材を使った料理のおもてなしのほか、昨年に引き続き、中里中学校の全校生徒がチョークアート制作や豚汁の配付、選手への声援などで大会を盛り上げてくれました。
地域の皆さんに支えられてきた「ツールド妻有」は来年、20回目の記念大会となります。多くの皆様から関わっていただくことで、より一層盛り上がることを期待しています。
スタート前に挨拶を行いました。
参加者の皆さんとの記念撮影
地域おこし協力隊退任報告会 8月 25 日(月曜日)
この8月末で、3年間の地域密着型地域おこし協力隊の任期を満了する服部秀祐隊員から、退任の報告を受けました。
服部隊員は、中里地域釜川四集落担当の協力隊として、東京都日野市から移住・着任し、地域の情報発信をはじめ、農業や高齢者支援など、幅広い分野に取り組んでくれました。
退任後は、市内企業に就職されます。これからも地域の担い手として、様々な場面で活躍してくれることを期待しています。
活動報告の様子
服部隊員とともに
瀬戸内国際芸術祭2025視察 8月 22日(金曜日)~24日(日曜日)
瀬戸内海に点在する香川県の島々を舞台に開催されている「瀬戸内国際芸術祭2025」を視察しました。
高松港では、各島へ向かう船を待つ観光客の行列ができており、地域芸術祭が、観光振興や交流人口の拡大に大きく貢献していることを改めて実感しました。
東かがわ市では特産の手袋に焦点を当てた作品が展示されていたほか、さぬき市では市内で生まれた平賀源内に着想を得た作品が展開されるなど、アートを通じて、地域産業やゆかりのある偉人といった地域の特色が、より効果的に発信されていると感じました。
現在、当市では、大地の芸術祭の通年プログラム「越後妻有夏秋2025」を開催中です。アートの力を生かして持続可能な地域づくりを進めていきます。
実行委員長の池田豊人知事から今後の展望を伺いました。
東かがわ市の上村一郎市長から作品の説明をお聞きしました。
大地の芸術祭でも活躍されている塩田千春さんの作品を鑑賞しました。
水稲の渇水被害の現地視察 8月 20 日(水曜日)
今夏の高温と少雨による渇水被害の状況を視察しました。
野口地内の圃場では、生産者の方から生育状況や、「コシヒカリの水田に優先して水を入れたため、もち米の穂が生育不良により黒ずんでしまった」との話を聞きました。
また、椌木地内の圃場では、渇水により枯れている稲や、8月初旬の降雨で葉の色が回復している稲を確認しました。
市では、7月14日から渇水対策として用水確保に対する支援を行っていますが、引き続き、各地域の状況を注視しながら適切な支援を行っていきます。

野口地内の圃場にて。生産者の方から被害状況を伺いました。

椌木地内の圃場にて。稲が枯れている状況を確認しました。
令和6年度個人県民税徴収成績優良市町村に対する感謝状受贈 8月 20 日(水曜日)
令和6年度個人県民税の徴収成績が優良であったため、新潟県知事から感謝状をいただきました。当市の徴収率は県内でもトップクラスを維持しており、今回で3年連続9回目の受贈となりました。
これは、市民の皆様の納税意識の高さと、税に対するご理解の賜物であり、私としても大変誇らしい結果であります。この結果を励みとして、これからも公平公正な税政に取り組んでまいります。
新潟県南魚沼地域振興局の星名局長から、新潟県知事の感謝状をいただきました。
感謝状は、正面玄関を入った総合案内の隣に1か月間展示します。
ふるさとミライカレッジのモデル実証事業キックオフ会 8月 17 日(日曜日)
当市と実践女子大学のプロジェクトが総務省の「ふるさとミライカレッジ」のモデル実証事業に採択されたことを受けて、キックオフ会を開催しました。
この事業は、地方自治体と大学が連携し、フィールドワークなどにより地方での暮らしに関わることで、関係人口や移住者の増加を図ることを目的としています。
実践女子大学の須賀由紀子先生は松之山の布川地区と、一色ヒロタカ先生は松代の田野倉集落と、それぞれ10年以上にわたり交流を続けていますが、今回のキックオフ会では、関係者が一堂に会し、これまでの交流の紹介や、地域課題の解決に向けたアプローチについて共有することができました。
学生の皆さんが、専門知識や柔軟な視点、新しいアイデアによって、地域の可能性をさらに広げてくれることを期待しています。
開会にあたり挨拶を行いました。
関係者の皆さんとの記念撮影
棚田みらい応援団「ガチ棚」参加 8月 17 日(日曜日)
星峠の棚田で行われた「ガチ棚」の草刈り作業に参加しました。
「ガチ棚」は、新潟県が主催する「棚田みらい応援団」参加者からの「田植えや稲刈りだけでなく、もっとガチ(本気・真剣)な農作業をしたい」という声を受けて始まった活動です。
星峠の棚田で7月以来2回目の開催となった今回は、花角知事も駆けつけ、県内外からの参加者18人と一緒に、晴天の中で草刈り作業に汗を流しました。
作業後には、知事や参加者、地元の方との意見交換を行い、花角知事からは「今年度を『にいがた棚田みらい元年』として十日町市の棚田を広く発信していきたい」という力強いお話がありました。
市内には、国の「つなぐ棚田遺産」に認定された棚田が14地区(全国最多)あります。先人から託された棚田を未来へとつないでいけるよう、今年3月に設立された「十日町市つなぐ棚田遺産連絡協議会」の取り組みをしっかりとサポートしていきます。

花角知事に星峠の棚田について説明しました。

花角知事(写真左)や参加者と一緒に草刈り作業を行いました。
石川県珠洲市訪問 8月4日(月曜日)
「奥能登国際芸術祭」の開催地である石川県珠洲市を訪問しました。震災後の訪問は昨年4月以来2回目ですが、泉谷満寿裕市長から、改めて能登半島地震・奥能登豪雨の被害の全体像や、復興状況などを伺いました。
市内の一部地区では、現在も土砂が入り込んだままの建物が残っていて、災害復旧の難しさや厳しさを感じた一方、日本遺産に認定されている「キリコ祭り」が復活した地区もあると伺い、市民の笑顔や活気が少しずつ戻ってきていることを感じました。
このような状況のなか、当市としてお役に立てることはないかと考え、珠洲市の特産品を市内で販売する計画を進めています。少しでも珠洲市に元気を届けられるよう、実現に向けて取り組んでいきます。

泉谷市長から市内全体の復旧状況を伺いました。

当市の市民団体がボランティア活動(清掃)を行った奥能登国際芸術祭の作品などを視察しました。
地域おこし協力隊員の委嘱状交付式 8月1日(金曜日)
新たに3名の地域おこし協力隊員に委嘱状を交付しました。今回の委嘱により、現役の隊員が23名と、過去最多になりました。
今回委嘱した藤江理生さんは松代本村地区、牧田爽椰さんは峰方地区、牧田琴微さんは峠地区と、全員が松代地域で活動します。
それぞれがご自身の経験や「おためし協力隊」などを通して住民と交流を深め、地域に魅力を感じたことで着任に至った聞き、とても嬉しく思いました。
協力隊として活動する上で最も重要なことは「地域からの信頼」だと考えます。まずは地域での暮らしに慣れ、集落活動にも参加していくなかで、地域より深く知り、そして自分自身を知ってもらうことで、信頼関係を築いていただきたいと思います。
今後、皆さんがそれぞれのスキルや経験を生かし、地域の方々や先輩隊員と連携しながら活躍してくれることを期待するとともに、隊員としての活動期間が充実したものになることを願っています。

左から、藤江理生隊員、牧田爽椰隊員、牧田琴微隊員
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 企画政策課 秘書係
所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2025年09月03日