公務レポート 令和7年10月
松代地域集落視察 10月29日(水曜日)
松代地域の2つの集落を視察し、近況や困りごと、力を入れていることなどを伺いました。
蓬平集落では、修繕要望のあった市道を確認したほか、つなぐ棚田遺産に認定されている「蓬平の棚田」の維持管理や、Iターンによる移住者が増えている状況などについて確認しました。
また、田野倉集落では、交流を続けている実践女子大学が活動拠点にするため、集落の方と学生が一緒になって改修している空き家や、空き家を活用した大地の芸術祭作品「楽暮 D.I.Y.の家」などを見学しました。
今後も、地域の実情や課題を伺いながら、住民と市との協働による地域づくりを進めていきます。
蓬平集落では、修繕が必要な市道の状況などを確認しました。
田野倉集落では、学生と共に改修している空き家の作業状況などを確認しました。
優良工事表彰式 10月29日(水曜日)
市では、建設工事における良質な施工の確保と、施工事業者の技術力の向上を図ることを目的として、優良な工事を表彰しています。今回、昨年度完了した選考対象工事43件から選定した2件について、施工事業者に表彰状を授与しました。
表彰対象の「水沢小学校」と「西田川橋歩道橋」は、施工において高い評定点を得たのはもちろんのこと、高い品質管理や正確な出来形のほか、複数の工事が関連する中で適切な工程管理のもと完成させるなど、ほかの工事の模範となるものでした。
公共工事による社会資本整備は、市民の安全、安心の確保に非常に大きな役割を果たしています。日頃より、良好な施工にご尽力いただいている建設事業者の皆様に感謝するとともに、本表彰制度が良好な施工体制と品質確保に向けた意欲の向上に繋がることを期待しています。
受賞した「協和・丸山特定共同企業体」、「株式会社村山土建」の皆さんとの記念撮影
十日町看護専門学校卒業生の皆さんとの「市長とふれあいトーク」 10月21日(火曜日)
県立十日町病院と県立松代病院に看護師として勤務されている、県立十日町看護専門学校の卒業生9名にお越しいただき、「市長とふれあいトーク」を行いました。
参加してくれた9名のうち、6名は十日町市、ほかの3名は津南町、南魚沼市、小千谷市と、全員魚沼地域出身の方で、卒業後に地元で働いてくださっていることを大変うれしく感じました。
勤務状況や将来の目標、十日町市で勤務している中で感じていることなどを伺ったほか、十日町看護専門学校の後輩への期待など、十日町市を思う皆さんの気持ちを感じました。
十日町看護専門学校における、当地域の医療を支える人材育成の取り組みをこれからも全力でサポートしていきます。
ふれあいトークの様子
会の最後に皆さんと記念撮影をしました。
山形県川西町誕生70周年記念式典出席 10月18日(土曜日)・19日(日曜日)
「全国川西会議」の構成市町として、山形県川西町の誕生70周年記念式典に出席してきました。
同町は、イギリスの女性旅行家イザベラ・バードが「アジアのアルカディア(桃源郷)」と賞賛した美しい景観で、良質な米や地酒、米沢牛などの特産品は、町内外から非常に高い評価を受けています。
また、式典で上映された「70周年記念オリジナル映像」では、昭和35年に当時の町議会が中心となってオープンした「川西ダリヤ園」が紹介されるなど、これまでの行政と町民が一体となったまちづくりの様子を知ることができました。
自治体名に「川西」がつく縁で始まった山形県川西町、兵庫県川西市および奈良県川西町との連携を今後も大切にしてまいります。
式典前日の「地酒と黒べこまつり」で川西町茂木晶町長と
式典では来賓として紹介いただきました。
十日町市地域おこし協力隊フェス 10月18日(土曜日)
新市誕生20周年記念事業として「十日町市地域おこし協力隊フェス」を一般社団法人里山プロジェクトと共催で行いました。
今回のフェスに合わせて、総務省から担当課長や職員が視察にお越しになるなど、当市の地域おこし協力隊の取組が全国から注目されていることを改めて感じる機会となりました。
また、当日は地域自治組織や受入れ地区の皆さんが、隊員の応援にかけつけてくれている様子を見て、地域と隊員との間に良い関係が育まれていること、そして、そのことが退任後の高い定住率につながっていることを再認識しました。
当市では、平成21年の地域おこし協力隊制度創設当初から協力隊の受入れを開始し、これまでに114人を隊員として委嘱してきました。
現在は、24人の現役隊員が各地区で生き生きと活動してくれています。これからも協力隊の力も借りながら地域活性化に取り組んでまいります。
フェスに協力してくれた隊員や元隊員たち
パネルディスカッションの様子。協力隊に応募した理由は三者三様でした。
エルデネト市(モンゴル)視察団表敬訪問 10月14日(火曜日)
モンゴル国オルホン県エルデネット市の、オユンエルデネ副知事、バーサンスレン主事をはじめ、十日町市内の企業・産業に興味を持つエルデネット市の高校生6人が表敬訪問にいらっしゃいました。
150センチメートル近い積雪があるというエルデネット市へ、平成30年に大型のロータリー除雪車を寄贈したことをきっかけに交流が始まり、その後も着実に交流を続けてきました。
昨夏には、私もエルデネット市を表敬訪問し、当市の課題である人材不足などについて意見交換したことが、今回の視察につながっています。市内の様々な業種の企業や施設を視察した高校生から「ぜひ十日町で働きたい」との声があがり、大変うれしく思いました。
除雪車が縁で始まったエルデネット市との友好交流が、末永く続くことを期待しています。
エルデネット市及び交流協会の皆さんとの記念撮影
夕方に開催された歓迎会の様子
松代地域集落視察 10月10日(金曜日)
松代地域の2つの集落を視察し、近況や困りごと、力を入れていることなどを伺いました。
室野集落では、住民とFC越後妻有の選手たちとが、互いに助け合いながら地域を元気にしている様子をお聞きしたほか、奴奈川キャンパスや実昇清水(じっしょうしみず)などの地域資源を活用して、集落を盛り上げる工夫に、感銘を受けました。
峠集落では、道路や側溝等インフラの修繕が必要な個所を確認しましたが、「星峠の棚田」などの景勝地が多くある中、地域の方が誇りを持って集落を守ってくださっていて大変ありがたく感じました。
また、今回は両集落で、今年度から着任した2名の地域おこし協力隊に会い、地域の方と着実に良好な関係性を築きながら活躍している様子を、頼もしく思いました。
今後も、地域の実情や課題を伺いながら、住民と市との協働による地域づくりを進めていきます。
星峠の棚田に続く道は、かつて学校があった場所を貫くように切り開かれたそうです。
県の名水に選定されている「実昇清水」は、地域の皆さんで大切に手入れされていました。
姉妹都市提携50周年記念イタリア・コモ市訪問 10月2日(木曜日)〜6日(月曜日)
姉妹都市提携50周年を記念し、私を含む市使節団5名と民間の使節団16名で、10年ぶりにイタリア・コモ市を訪問しました。
記念式典では、吹奏楽団による「君が代」の演奏に迎えられ、浴衣姿の学生や、両国の国旗を掲げた多くのコモ市民から、心温まる歓迎を受けました。
2006年から続く青少年交換留学では、約60名が両市を行き来し、文化や言葉を越えた友情を育んできました。こうした市民レベルの交流の積み重ねこそが、友好の礎であることを改めて実感しました。
記念品として、着物の生地で火焔型土器を型取った絵画を贈りました。
コモ市の子どもたちも交えてアレッサンドロ・ラピネーゼ市長と記念撮影をしました。
まちの産業発見塾視察 10月1日(水曜日)
平成29年にスタートし、今回で8回目の開催となる「まちの産業発見塾」を視察しました。この発見塾は、当市と津南町の中高生を対象に、地域を支える産業や企業を知って・理解して・体験する機会を設けることで、将来的な「十日町市・津南町への就業」意識の醸成を図ることを目的に開催しています。
当日は、45の企業・団体が参加し、様々な工夫をしながら生徒たちに独自技術や特色などを熱心に説明されていました。生徒の職業体験を楽しむ姿や真剣な眼差しで説明を聞く姿勢に加え、企業・団体の方々も非常に楽しそうに生徒たちへ語りかけている姿が印象的でした。また、新たな企業や団体が参加するなど、年々成長しているイベントであると強く感じました。
協力いただいた中学校や高校、出展企業・団体の皆さんに感謝するとともに、これからも、この地域で働くことの魅力を発信することで、若者の地元就職や定住を推進していきます。
生徒の皆さんの真剣な姿が見られました。
大ホールのほかに、中ホールやレセプションホールでも出展いただきました。
地域おこし協力隊員の委嘱状交付式 10月1日(水曜日)
新たに2名の地域おこし協力隊に委嘱状を交付しました。今回の委嘱で、現役隊員が24名と過去最多になりました。
赤間宏太郎さんは松里地区、赤間由紀子さんは浦田地区で活動します。お二人はご夫婦で、全国の秘湯をめぐる中で松之山温泉のファンになり、毎年松之山温泉スキー場などを訪れていたことや、大地の芸術祭期間中に「うぶすなの家」に宿泊した際に、地元の方々と交流したことが移住のきっかけになったと伺い、とても嬉しく思いました。
お二人ともスノーボートのインストラクターの資格をお持ちとのことで、これまでの経験やスキルを活かすとともに、地域の方から信頼され、先輩隊員と連携しながら活躍してくれることを期待しています。この3年間がお二人の人生にとって充実した期間になることを願っています。
左から、赤間由紀子隊員、私、赤間宏太郎隊員
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更新日:2025年11月11日