第1回 Snow Rich tokamach! 雪国居住空間コンテスト

更新日:2022年02月08日

雪国居住空間コンテストオンラインメイン画像

年平均積雪2メートル超の雪国・新潟県十日町市で快適に過ごし、暮らしを楽しむための住宅と暮らし体験施設のプラン(アイディア)を競うコンテストです。

主催:新潟県十日町市
企画運営:エフエムとおかまち

コンテストの開催にあたって

日本有数の雪国・新潟県十日町市。豪雪地域とも言われる雪国を生きる歴史や自然の恵が育んだ独特の文化が色濃く残る場所です。一方で、雪国で暮らす大変さから、この地域を離れていく人々もいます。「雪が無ければいい所なのに・・・」「故郷に帰りたいけど雪が・・・」本音と冗談が入り混じるこのような声は色々なところで聞かれます。
しかし近年「雪国だからできる楽しみ」を胸に移住をする人や、雪国の冬を楽しんでいる人たちも増えてきました。このような人々の暮らしに触れると、「厄介な物」「いかにして消すか」という対象物として見ていた雪は、限られた場所のみに与えられた資源であり、それを活かすことで暮らしを豊かにできるのではないかと思えてきます。
雪国での快適な生活や、雪国だからこそ出来る楽しみを「居住空間」として具現化していただくことで、この地域での暮らしが彩られ、これまでとはまた違う魅力的な場所となることを願います。雪国の暮らしを楽しみたい人、雪国で新しい暮らしを始めたい人、・・・そんな人々に届く「雪が待ち遠しくなる、家族の暮らし」のプランをご提案いただくコンテストです。

第1回 Snow Rich tokamach! 雪国居住空間コンテスト 本選会動画のご案内

2022年2月8日に開催された第1回Snow Rich tokamach! 雪国居住空間コンテスト本選会の模様を十日町市公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。

第1回 Snow Rich tokamach! 雪国居住空間コンテスト本選会動画(十日町市公式YouTubeチャンネル)

コンテスト結果のお知らせ

「子育て世帯向け住宅」応募総数33点、「暮らし体験施設」応募総数25点の中から、一次書類審査(ブラインド審査)を通過した各部門5作品の出場となったコンテスト本選会が、2022年2月8日(火曜日)に行われました。

提案者がオンラインで作品のプレゼンテーションを行い、厳正なる審査の結果、各部門最優秀賞1点、優秀賞2点が決定しました。

受賞作品・本選会参加作品の詳細は、本選会動画内でご覧いただけます。下記のリンク先にてご視聴ください。

第1回 Snow Rich tokamach! 雪国居住空間コンテスト本選会動画(十日町市公式YouTubeチャンネル)

※敬称略

「子育て世帯向け住宅」部門・本選会結果
提案者名 作品名
最優秀賞

平野 永子(HRNアーキテクツ)

子供と楽しむ雪国の家
優秀賞 棒田 恵、川上 陸、小林 勉(新潟大学工学部、新潟大学自然科学研究科、和洋女子大学家政学部) 「春・夏・秋・冬」遊ぶ家
優秀賞 石田 伸一(株式会社 石田伸一建築事務所) 雪国で平屋暮らし。

※優秀賞はエントリー順に掲載しています。

「暮らし体験施設」部門 本選会結果
提案者名 作品名
最優秀賞 株式会社 丸山工務所 雪原学舎
優秀賞 田中 智也、今井 博康 OSHIMO(オシモ)
優秀賞 上田 雄貴(大阪工業大学大学院) 雪間のもてなし

※優秀賞はエントリー順に掲載しています。

「子育て世帯向け住宅」部門 受賞作品

最優秀賞(子育て世帯向け住宅)

平野 永子氏(HRNアーキテクツ)

「子供と楽しむ雪国の家」

子育て住宅のビジュアルが表現された図
子育て住宅の室内が表現された図

優秀賞(子育て世帯向け住宅)

棒田 恵氏、川上 陸氏、小林 勉氏(新潟大学工学部、新潟大学自然科学研究科、和洋女子大学家政学部)

「「春・夏・秋・冬」遊ぶ家」

子育て住宅の四季がわかる図
子育て住宅の構造図や設計図

優秀賞(子育て世帯向け住宅)

石田 伸一氏(株式会社 石田伸一建築事務所)

「雪国で平屋暮らし。」

子育て住宅のコンセプトを表現したスライド
子育て住宅の中間領域を写した写真と説明文

「暮らし体験施設」部門 受賞作品

最優秀賞(暮らし体験施設)

株式会社 丸山工務所

「雪原学舎」

暮らし体験施設のコンセプトを表現した図
暮らし体験施設の室内を説明する図

優秀賞(暮らし体験施設)

田中 智也氏、今井 博康氏

「OSHIMO(オシモ)」

暮らし体験施設の全体図
暮らし体験施設の室内イメージ図

優秀賞(暮らし体験施設)

上田 雄貴氏(大阪工業大学大学院)

「雪間のもてなし」

暮らし体験施設の全景
暮らし体験施設でできる市民交流のイメージ図

コンテスト本選会(二次審査)出場者・審査員

「子育て世帯向け住宅部門」 本選会出場者

(注)敬称略・応募書類提出順

  1. 平野 永子(HRNアーキテクツ) 「子供と楽しむ雪国の家」
  2. 南雲 裕貴 「雪囲い×土間 ~Snow Xclosure~」
  3. 棒田 恵・川上 陸・小林 勉(新潟大学工学部、新潟大学自然科学研究科・和洋女子大学家政学部) 「「春・夏・秋・冬」遊ぶ家」
  4. 株式会社 丸山工務所 「雪洞(ぼんぼり)の家」
  5. 石田 伸一(株式会社 石田伸一建築事務所) 「雪国で平屋暮らし。」

「暮らし体験施設部門」 本選会出場者

(注)敬称略・応募書類提出順

  1. 八重沢 悟(株式会社サンウッド新潟) 「ireko.tonneru.base」
  2. 田中 智也・今井 博康 「OSHIMO(オシモ)」
  3. 上田 雄貴(大阪工業大学大学院) 「雪間のもてなし」
  4. 株式会社 丸山工務所 「雪原学舎」
  5. 石田 伸一(株式会社 UC Factory) 「苧島の杜」

本選会審査員

審査委員長

関口 芳史 十日町市長

審査員

(注)五十音順

永瀬 俊彦 氏(新潟ベンチャーキャピタル株式会社代表取締役社長・新潟ニュービジネス協議会理事・新潟ベンチャー協会理事)

橋田 竜兵 氏(新潟大学工学部工学科建築学プログラム助教)

堀口 正裕 氏(TURNSプロデューサー・株式会社会社第一プログレス代表取締役社長・総務省地域力創造アドバイザー・TOKYO FM「SkyrocketCompany スカロケ移住推進部」 「デュアルでルルル♪」ゲストコメンテーター)

三輪 良恵 氏(三輪アトリエ一級建築士事務所代表)

コンテストの概要

開催スケジュール

作品応募締切

令和4年1月17日(月曜日)

一次審査(書類審査)

令和4年1月20日(木曜日)

【注意】1月25日(火曜日)までに応募者様へ結果を通知します。

二次審査(プレゼンテーション)

令和4年2月8日(火曜日)

審査員に対して15分程度のプレゼンテーションを実施していただきます。

(審査員:十日町市長、地方移住専門家、住宅建築専門家、ビジネス分野専門家)

参加資格(応募対象者)

コンテストの趣旨に適い、提案要件を満たすプランであれば、どなたでも応募することができます(学生可)。

【注意】副賞として補助金の交付を受けるに当たっては、施工事業者の所在地及び施工場所は十日町市内に限ります。

コンテストの趣旨

本コンテストは、年平均積雪2メートル超の雪国・新潟県十日町市で快適に過ごし、暮らしを楽しむための住宅や暮らし体験施設のプラン(アイディア)を発信し、それらのプランが具現化されることで、十日町市への移住定住の促進を期待する取組みとして行われるものです。

コンテストの部門

「子育て世帯向け住宅」と「暮らし体験施設」の2カテゴリーに分けて募集します。

テーマ(各部門共通)

『雪が待ち遠しくなる、家族の暮らし』

応募プランについて

『子育て世帯向け住宅』部門

雪国の生活を楽しめる個人向け住宅の新築プラン、既存住宅(空き家)のリノベーションプランの提案で、下記ユーザーを想定したプランであること

【想定利用者】

想定年代:30代~40代
想定家族構成:子育て世帯(夫婦+子ども、夫婦+子ども+両親など詳細設定は任意)

 

【審査の視点】

  • 冬期・積雪期も安全・安心に暮らすことができ、ポジティブに暮らせる住環境
  • 2メートル以上の積雪がある場所だから楽しめる要素がある住宅
  • 冬の生活を楽しみつつ、デザイン性、周辺環境への配慮、居住時の快適さなど、年間を通じた居住空間としても優れている住宅
  • 一般的な子育て世帯向けの住宅として実現可能性が高いプラン(建築コスト含む)

『暮らし体験施設』部門

雪国を楽しめる暮らし体験施設(シェアハウス、ゲストハウス等)の新築プラン、既存施設(空き家活用含む)のリノベーションプランの提案で、下記ユーザーを想定したプラン

【想定利用者】
想定年代:20代から40代
想定家族構成:単身、世帯等は問わない

 

【審査の視点】

  • 次のいずれかの要素が表現されているアイディア(『雪国を知らない人に対して「積雪時に施設に滞在してみたい」と思わせるインパクトがあるアイディア』/『雪国に暮らしている人が滞在を体験することで雪の楽しさを再認識することができるアイディア』
  • 2メートル以上の積雪がある場所だから楽しめる要素がある施設
  • 「暮らし体験」のための集客や満足度の高い経験が提供できるための優れた戦略
  • 実現可能性が高いプラン(建築コスト含む)

副賞

『子育て世帯向け住宅』部門

最優秀賞(1プラン)
  • 賞金10万円
  • 令和4年度内に入賞プランを商用化(設計)する場合、補助金30万円を交付
優秀賞(2プラン)
  • 賞金3万円
  • 令和4年度内に入賞プランを商用化(設計)する場合、補助金10万円を交付

『暮らし体験施設』部門

最優秀賞(1プラン)
  • 賞金10万円
  • 令和4年度内に事業化をする場合、補助金500万円(補助率2分の1)交付
  • 令和4年度内に事業化する場合、クラウドファンディング型ふるさと納税活用可(活用には一定の要件を満たす必要があります。)
優秀賞(2プラン)
  • 賞金3万円
  • 令和4年度内に事業化をする場合、補助金150万円(補助率2分の1)交付
  • 令和4年度内に事業化する場合、クラウドファンディング型ふるさと納税活用可(活用には一定の要件を満たす必要があります。)
各部門共通

入賞プランについては、十日町市が行うUIターン促進事業においてPRを行います。

【媒体例】

十日町市UIターン情報誌『I’m home! Tokamachi』

  • 年2回(8月・12月)発行
  • 十日町市全世帯(約2万世帯)に配布、首都圏在住UIターン検討者や首都圏UIターン相談窓口等に配布

十日町市公式ホームページ移住定住サイト『I’m home! Tokamachi』

  • 十日町市公式ホームページ内のUIターン情報専用ウェブサイト
  • 月間PV約11,000

確認事項

  • 補助金の交付を受ける場合、施工事業者は十日町市内の事業者に限ります。
  • 補助金の交付を受ける場合、施工場所は十日町市内に限ります。
  • その他、補助金交付及びクラウドファンディング型ふるさと納税については、別途定める規定に準じた交付となります。

応募方法・コンテスト詳細

下記の特設ウェブサイトで詳細をご覧の上ご応募ください。

Snow Rich tokamach! 雪国居住空間コンテスト 特設ウェブサイト

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 移住定住推進係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-755-5137
ファックス番号:025-752-4635

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