農業インターン&地域おこし協力隊を経て新潟県十日町市へIターン

更新日:2021年04月01日

山あいの中で、コンテナに入った沢山の野菜を笑顔でこちらに見せている赤いジャンパーの男性の写真

プロフィール

  • 氏名:横澤祥太郎さん
  • 年齢:28歳
  • 前住地:埼玉県
  • 出身地:宮城県

新潟県十日町市へIターンするまでの経緯・きっかけ

移住する前は埼玉県で会社員として働いていました。満員電車に乗って家から会社まで通勤を繰り返す日々に違和感を感じていました。そんなときに新潟県十日町市の農業インターンに申し込みをしました。

田舎暮らしに漠然と良いイメージを持っていたのですが、地域のなかで1ヶ月ほど農業体験をさせてもらい、充実した日々を送れたことを覚えています。自然のなかで生活をし、地元の方々と関わるうちに自分が元気になっていくのを実感しました。

このような体験がきっかけとなり、2013年度の地域おこし協力隊に応募しました。任用後は、協力隊として様々な活動をさせてもらうことができました。私が協力隊の際に行なっていた活動は、地域野菜の販売促進活動や、地域の振興会や小学校が主催する行事のお手伝い、イベントの企画運営などです。

協力隊の先輩方には起業する人もいましたが、私は起業するつもりはなかったため、就職という道を選び、十日町市に定住することを決めました。現在は、十日町市役所に勤務しています。

十日町市市民交流センターの赤い文字アートの入った壁際に立つ若い男性と、紫の着物の生地が巻かれて花や赤い帯があしらわれた柱が立っている写真

新潟県十日町市にIターンしてよかったこと

食べ物が美味しいことです。魚沼産コシヒカリはもちろんですが、東京では飲む機会が少なかった日本酒も、十日町市に来て美味しいと感じるようになりました。雪が溶けると収穫できる木の芽やタラの芽などの山菜も大好きです。

畑の4列の畝の上に掘り出された沢山のジャガイモが写真奥まで縦に並んでいる様子と、傍らに立って帽子に長靴を履いて畑を眺めている男性の写真

新潟県十日町市にIターンして苦労したこと

雪掘り(屋根の雪下ろし)は、とても大変でした。どこまでが屋根でどこからが雪庇なのか分からずに足を踏み外してしまい、屋根から落下したこともありました。幸い大事には至らなかったのですが、今では移住当初よりも慎重に雪掘りをしています。

新潟県十日町市にU・Iターンを検討している人へのアドバイスはありますか?

地域の人とうまく付き合うには、気遣いが大切だと思います。互いにコミュニケーションを取り合って、より良い距離感で関わってほしいなと感じます。

新潟県十日町市で好きなこと、風景など

「やまんなかマルシェ」というイベントです。マルシェと言えば、普通、街中でやることが多いと思いますが、このイベントは、市街地から離れた山の中にある集落で開催されています。地域の人も積極的に関わっていて、そういった光景が好きですね。

また、十日町市に来てからロードバイクに乗り始めたのですが、「ツールド妻有」というイベントに毎年参加して、自転車に乗りながら十日町市の棚田の風景を見るのも楽しみです。

黄色い旗が掲げられたスタートのゲートから、自転車競技の参加者達が一斉に走り出してくる様子の写真

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 移住定住推進係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-755-5137
ファックス番号:025-752-4635

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