道の駅「まつだいふるさと会館」への再生可能エネルギー導入
再生可能エネルギーの利用
国道253号沿いにある「道の駅まつだいふるさと会館」では、冷暖房システムの老朽化に伴う更新工事を行い、空調設備の一部に地中熱ヒートポンプシステムを導入しました。また、常時の再生可能エネルギー由来の電気利用と非常時の電源確保を目的に、太陽光発電及び蓄電池設備を導入しました。
各システムの運転状況は館内モニターで見ることができます。
太陽光モジュール | 26キロワット(310ワット×84枚) |
蓄電池システム |
リチウムイオン電池:13キロワットアワー パワーコンディショナー:16.5キロワット |
地中熱ヒートポンプ | 1基(冷房33.5キロワット、暖房37.5キロワット) |
地中熱ヒートポンプ用室内機 | 3台 |
採熱井戸 | 4本×100メートル |
空冷ヒートポンプ |
5台 |
空冷ヒートポンプ用室内機 | 17台 |
パッケージエアコン | 2台 |
ルームエアコン | 3台 |
重油の削減量 | 5,400リットル/年 |
発電量 | 13,000キロワットアワー/年 |
二酸化炭素排出削減量 | 17トン |

屋根に設置した太陽光発電設備
地中熱ヒートポンプシステムの熱電源
館内モニターで太陽光発電及び地中熱ヒートポンプシステムの運転状況を表示しています

地中熱ヒートポンプシステムの運転状況(モニター画面)


職員が子どもたちに設備のしくみを説明をしている様子
まつだいふるさと会館の施設概要の詳細については、下記リンクよりご覧ください。
地中熱ってなに?
地表から深さ10メートルほどの地中は季節を問わず一定の温度を保っています。温度が一定である地中は、夏は涼しく、冬は暖かいという特徴を持っています。この地上との温度差を利用して効率的にエネルギー利用を行うことを、「地中熱」利用を言います。

出典:地中熱利用促進協会
地中熱利用ヒートポンプとは、大地とヒートポンプを組み合わせた冷暖房・給湯システムです。年間を通じて温度が一定の地中熱を利用し、夏は外気より温度の低い地中に温度を放熱し、冬は外気より暖かい温度の地中から熱を採熱します。
詳細については、下記の資源エネルギー庁のホームページまたは環境省の地中熱利用パンフレットをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
環境エネルギー部 環境衛生課 エネルギー政策係
所在地:〒948-0056 新潟県十日町市高田町六丁目915番地2(エコクリーンセンター内)
直通電話番号:025-752-3924
ファックス番号:025-757-1751
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更新日:2024年05月31日