JR宮中取水ダム魚道・魚道観察室

更新日:2023年05月01日

魚道について

 宮中取水ダムには、上流と下流の間に落差があるため、魚が移動(遡上や降下)しやすくなるように、魚道という魚の通り道を設けています。魚道には色々な種類がありますが、宮中取水ダムには1大型魚道、2小型魚道、3せせらぎ魚道の三つのタイプの魚道が設置されています。色々な種類の魚道を設置されている理由は、宮中取水ダム周辺に20種類を超える魚類が生息していることが確認されていることから、できるだけ多くの魚類が利用できるように、流速や水深に変化を持たせるためです。

施設構造

水がゆるやかに下に向かって流れていく、宮中取水ダム魚道の写真
  • 大型魚道(アイスハーバー型):サケやウグイなどの大型魚類が移動するための魚道
  • 小型魚道(階段式):アユやオイカワなどの小型魚類が移動するための魚道
  • せせらぎ魚道:トウヨシノボリやドジョウなどの魚類が移動するための魚道

写真は宮中取水ダムの魚道です。

魚道観察室について

 平成24年7月1日から宮中取水ダム魚道観察室が新たに設置され、毎年春から秋にかけて一般公開が行われています。魚道観察室は、大型魚道と小型魚道を移動する魚類を水の中から見ることのできる施設です。

設備内容等

川のそばに設置された、魚道観察室の外観の写真
  • 大型魚道と小型魚道の間に設置されており、窓越しに魚類が魚道を移動する様子を見ることができます。
  • 魚道観察室での見ごろは、アユの遡上する6月とサケの遡上する9月中旬から11月中旬です。

写真は魚道観察室です。

観察室から見えるサケの遡上の写真
  • 魚道観察室の一般公開期間は、毎年4月20日から11月20日の午前10時から午後4時までです。(河川の増水時や荒天時、工事期間中は閉鎖となる場合があります。)
  • 魚道観察室に関する問合せ先:JR東日本信濃川発電所 電話番号:0258-82-2702

写真は観察室から見えるサケの遡上です。

イベントの様子

見学ツアーの参加者たちが集まっている、魚道観察室の写真

魚道見学イベントの様子です。
見学ツアーやニジマスのつかみ取りなどが行われました。

写真は見学ツアーの様子です。

子供たちがプールに入り、周りで保護者たちが様子を見ている、魚道見学イベントでのニジマスのつかみ取りの写真

写真はニジマスのつかみ取りの様子です。

宮中取水ダムの地図はこちら

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 建設課 克雪利水係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁3階)
直通電話番号:025-761-7412
ファックス番号:025-752-4635


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