ふるさとの清津川を守るために

 新潟県では、清津川及び魚野川における水環境及び水利用の現状の把握並びにそれらの調和のための方策を検討し、実現に努めることを目的」として、「清津川・魚野川流域水環境検討協議会」を設置し、平成17年7月14日に第1回協議会が開催されました。
 また、協議会の中に「水文調査研究チーム」を設け、試験放流の実施等により、取水制限流量の評価及び検証を行ったり、平成21年度からは魚類の生息域適性評価手法を用いながら、検証を進めています。
 その後、清津川分水問題については、水資源を確保するための抜本的解決策を検討する枠組みの形成や暫定措置としての試験放流量の増量を検討していくことなどがもりこまれた協定書が平成22年11月10日、新潟県・南魚沼市・十日町市の三者の間で締結されました。平成22年12月27日に魚野川水資源確保検討委員会が新たに設置され、二協議会で水環境と水利用の調和に向けた検討が進められています。