ジェネリック医薬品(後発医薬品)の利用について

更新日:2025年03月12日

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

医療機関で医師から処方され、保険薬局(または医療機関)で受け取る薬(医療用医薬品)には先発医薬品とジェネリック医薬品(後発医薬品)の2種類があります。
先発医薬品とは、医薬品メーカーが初めて作る薬のことで、新薬ともいいます。
それに対してジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許終了後、薬事法に基づき先発医薬品とほぼ同じ有効成分、効き目で製造販売される薬のことです。
ジェネリック医薬品の開発には、期間が先発医薬品ほどかからず、費用も少なくすむため、薬の価格も安くなっています。

ジェネリック医薬品の品質、有効性、安全性

ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同様に様々な基準を守って製造されています。
ジェネリック医薬品の品質、有効性、安全性については厚生労働省で審査されています。
服用にあたって心配なことがあれば、医師や薬剤師へ相談してみてください。

ジェネリック医薬品のある先発医薬品の選定療養

令和6年10月から、ジェネリック医薬品があるお薬で、先発医薬品の処方を希望する場合は、特別の料金がかかります。

(注意)先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等を除きます。

ジェネリック医薬品差額通知書

十日町市国民健康保険加入者のうち、処方された医薬品をジェネリック医薬品に変更することでお薬代の自己負担額が安くなる可能性のある方に、「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」をハガキで通知しています。
ジェネリック医薬品に変更することで、患者さんのお薬代負担を減らすとともに、医療費の高騰を抑え、国民健康保険財政の健全化を図ることができます。
特に、高血圧や糖尿病といった生活習慣病など長期間の服薬が必要な場合に、先発医薬品からジェネリック医薬品に変更することで医療費が長期的に大きく減少することを期待して、利用促進を行っています。
「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」を見ると、現在処方されているお薬と比べてどれくらい安くなるかがわかるので、この機会にジェネリック医薬品の利用をご検討ください。

  • 世帯単位でなく、被保険者別になります。
  • 月単位で3ヶ月前の診療内容が通知されます。
  • 先発医薬品と一番価格が近いジェネリック医薬品によって差額を計算します。
  • 差額が100円以上の場合が通知対象となります。
  • 腫瘍用薬及び精神神経用剤は通知対象となりません。
  • 投与期間14日以上が通知対象となります。
  • 12歳以上の国保加入者が通知対象となります。
  • 通知は三つ折りハガキ形式により、ジェネリック医薬品への変更方法を付記します。
  • 通知には医療機関や調剤薬局の名称は表示されません。

ジェネリック医薬品を希望するときは

ジェネリック医薬品を希望するときは、医師や薬剤師に相談しましょう。
「ジェネリック医薬品希望シール」を貼ったお薬手帳等を医療機関や保険薬局で見せると、簡単に相談することができます(シールがなくても相談できます)。

(注意)先発医薬品によっては、ジェネリック医薬品が発売されていない場合や、病気や体質により変更できないことがあります。
(注意)ジェネリック医薬品の供給不足等により、変更できない場合があります。

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部 市民生活課 国保年金係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁1階)
直通電話番号:025-757-3735
年金担当ダイヤル:025-757-3748
ファックス番号:025-752-6924

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