自主防災組織に対する支援

更新日:2025年04月01日

十日町市では、自主防災組織に対する支援を行っています。支援メニューをご活用いただき、日ごろから災害に対する意識を高めることで、被害の多くを減らすことができます。日頃から防災活動を実施し、災害に強いまちをつくりましょう。

防火防災訓練災害補償等共済

十日町市は防火防災訓練災害補償等共済(共済事業者:財団法人日本消防協会)に加入しています。自主防災組織で防災訓練を実施して万一事故などが発生した場合、市にあらかじめ防災訓練実施の届出を行うことで、先述した共済から補償を受けることができます。
自主防災組織で防災訓練を計画している場合は、以下に添付した『防災訓練計画届出書』を防災安全課、もしくは各支所地域振興課へ提出してください。

自主防災組織が行う防災訓練への講師派遣

1. 事業概要

十日町市では組織のレベルアップを目的に、自主防災組織(または行政区などの地域コミュニティ)が防災訓練などを実施する場合、専門的な知識を有した防災士などを派遣しています。なお、支援・指導内容については、以下の5メニューの中から選択できます(複数選択による総合訓練も可能です)。

支援・指導内容
メニュー 実施内容
防災計画・防災マップ作成支援 防災ワークショップ、DIG(災害図上訓練)などを通じ、組織独自の防災計画や地域ハザードマップ作成について指導を行う。
消火訓練支援 水消火器などによる、初期消火訓練について指導を行う。
救命・救助訓練支援 AEDの操作含め、救命・応急手当手技などについて指導を行う。
避難所運営訓練支援 避難所の立ち上げや運営などについて指導を行う。
防災講話支援 防災教育、防災意識啓発のための研修会に講師を派遣し、講話を行う。
その他 上記に区分されない、防災訓練、防災教育などについて支援を行う。
(内容を聞き取ったうえで、市が必要と認め、かつ派遣される講師が対応できるものに限る。)

 

2. 講師派遣団体

『特定非営利活動法人セーフティネットぼうさい』
所在地:十日町市明石町19番地 電話番号:025‐752‐7353 ファックス:025‐755-5199

3. 申し込み方法など

十日町市防災安全課、もしくは各支所地域振興課までご連絡ください。

なお、講師派遣にかかる費用負担はありませんが、申し込み日程が重なった場合などは、講師派遣ができない場合があります。

また、この事業の派遣対象となるのは、十日町市内の自主防災組織、および行政区などの地域コミュニティが実施する防災訓練に限ります。任意の団体・組織や、法人などが実施するものは対象となりませんのでご注意ください。

訓練用資機材の貸し出し

十日町市では自主防災組織(または行政区などの地域コミュニティ)が防災訓練などを実施する場合、訓練用資機材の貸し出しを行います。

1. 貸し出しする資機材

貸し出しする資機材
資機材名 資機材の概要 貸し出すことができる数
水消火器 薬剤の代わりに水を充てんし、消火器の操作を体験できる資機材です。使用する水は水道から直接充てんできるので、繰り返し訓練に使用することができます。 最大12本
模擬AED・マネキン人形セット 付属するマネキン人形と合わせ、AEDの操作を体験できる資機材です。AEDの起動、電極パッドの貼りつけ、通電まで一連の操作について、音声ガイダンスにしたがい操作訓練ができます。 最大2セット

2. 借用方法

資機材の借用を希望する場合は、以下に添付した『防災訓練用資機材借用申請書』を、『防災訓練計画届出書』とともに十日町市防災安全課、もしくは各支所地域振興課へ提出してください。

借用にかかる費用負担はありませんが、先着順に貸し出しを行いますので、他組織からの借用希望と日程が重なった場合は、貸し出しができない場合があります。

机の上に水消火器と模擬AED・マネキン人形セットが置かれている写真

貸し出しする資機材の画像(左が水消火器、右が模擬AED・マネキン人形セット)

十日町市自主防災組織補助金

概要

市では、自主防災組織が行う、防災活動または防災資機材の整備に要した費用について、1/2の補助金を交付します。補助の条件は、防災活動、防災資機材整備ともに、他団体(消防団、学校、事業所など)との連携となります。防災活動に関しては、他団体が自主防災組織が行う防災活動(防災訓練、講座開催、防災マップ作成、ワークショップ)に参加・参画することが必要となります。防災資機材整備に関しては、整備した防災資機材の台帳を作成し、他団体と共有する他、操作説明を主とした集会を開き、他団体と操作方法を共有することが必要となります。

 ぜひ、この補助金を活用し、地域防災力の向上にお役立てください。

防災活動

補助対象

自主防災組織が他団体(消防団、学校、事業所など)と連携し、防災活動(防災訓練、講座、防災マップ作成、ワークショップ)を実施した際にかかった費用。(補助対象経費は下表のとおり)

補助対象経費

炊き出し材料、詰替用消火薬剤、発煙筒、LPガス、ガソリン、灯油、消火訓練用木材等の購入費、講師謝金、講師交通費、印刷製本費等

 

補助金額

補助対象経費の1/2(限度額1万円、ただし予算の範囲内)

申請回数

1年度に1回のみ

補助対象経費の計算

例1)対象経費が12,500円の場合

12,500円×1/2=6,250円 ⇒ 限度額以下、6,000円を補助(千円未満切捨て)

例2)対象経費が30,000円の場合

30,000円×1/2=15,000円 ⇒ 限度額の10,000円を補助

様式等

防災資機材整備

補助対象

自主防災組織が防災資機材を整備し、他団体(消防団、学校、事業所など)とその情報を共有する際にかかる費用のうち、防災資機材の購入費用。(補助対象品目および情報共有事項(必須事項)は次のとおり)

補助対象品目

土のう袋、消火器、ヘルメット、発電機、投光器、トランシーバー、コードリール、メガホン、ハンドマイク、テント、防水シート、リヤカー、ジャッキ、ロープ、車いす、救急セット、携帯用ラジオ、毛布、担架、給水タンク、AED等

その他市長が必要と認めたもの

 

他団体との情報共有(1、2両方の実施が必須事項)
  1. 整備した防災資機材の台帳を作成し、他団体と共有すること。
  2. 購入した防災資機材の操作説明を主とした集会を開き、他団体と操作方法を共有す

ること。

 

補助金額

補助対象経費の1/2(限度額10万円、ただし予算の範囲内)

申請回数

交付から5年経過で再度申請可能

(例)令和7年交付 → 令和13年に再度申請可能

補助対象経費の計算

例1)対象経費が62,500円の場合

62,500円×1/2=31,250円 ⇒ 限度額以下、30,000円を補助(千円未満切捨て)

例2)対象経費が300,000円の場合

300,000円×1/2=150,000円 ⇒ 限度額の100,000円を補助

様式等

支援に関する問い合わせ先

本庁総務部防災安全課 電話番号:025-757-3197
川西支所地域振興課 電話番号:025-768-4951
中里支所地域振興課 電話番号:025-763-2511
松代支所地域振興課 電話番号:025-597-2220
松之山支所地域振興課 電話番号:025-596-3131

(注意)十日町市自主防災組織補助金については、防災安全課にお問合せください。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 防災安全課 防災安全係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁防災庁舎2階)
直通電話番号:025-757-3197
ファックス番号:025-752-2122

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