ふるさと納税「とおかまち応援寄附金」受入実績と活用状況

更新日:2024年12月01日

令和5年度寄附金受入状況

令和5年度(2023年4月から2024年3月までの間)は、793,968,798円(34,480件)のご寄附を賜りました。

十日町市では、温かいご支援をくださる皆様のご期待に応えるよう、「選ばれて住み継がれるまち とおかまち」の実現に向けたまちづくりに邁進して参りますので、今後とも変わらぬご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和5年度寄附金活用実績のご紹介

寄附者様からいただいた寄附金を「とおかまち応援基金」に積立てを行い、使い途ごとに管理をしています。積立てを行った後、各年度に実施する事業に活用しています。

令和5年度に寄附金を活用して取組を行った事業をご紹介します。

雪まつりや雪を楽しむイベントの開催

冬季誘客イベント助成事業・観光振興事業(7,500,000円)

ドラゴンと騎士が戦っている様子の雪像

「雪を友とし、雪を楽しむ」という地元住民の想いから、昭和25年2月に始まった十日町雪まつりは、第75回を迎えました。

各地域・団体が取り組む雪像制作・おまつりひろば、メインひろばでのステージショーや花火の打上などに対して助成を行いました。

第75回十日町雪まつりでは、天候に恵まれたこともあり、2日間で延べ46,000人が来訪され、盛況でした。

地域経済の活性化・雇用の確保

小規模事業者等販路開拓支援事業・地域産業総合支援事業(8,400,000円)

地場産野菜を販売する直売所の様子

小規模事業者等販路開拓支援事業

営業マンのいない農畜産物やその加工品など、十日町産品の生産及び販売に取り組む市内事業者の販路拡大を図るため、市内産品の受注ワンストップ化と小規模事業者の営業代行に取り組みました。

首都圏を中心に、店舗と個人のお客様約200件に十日町産品を提供し、多くのファンを獲得することができました。

地域産業で発売された新商品

地域産業総合支援事業

十日町市の産業の総合的な振興を図るため、市内の中小企業に対して次のような支援を実施しています。

1.中小企業人材育成支援事業…社員が研修を受ける際の費用の補助

2.人材確保支援事業…企業PR動画の作成委託費等の補助

3.販路拡大支援事業…展示会、見本市等への出展費用の補助

4.新商品開発支援事業…新商品開発にかかる費用の補助

人材育成や人材確保の支援を7件、販路拡大支援を2件、新商品開発支援を2件実施し、成長に向けて頑張る事業者をバックアップしました。

子育て・教育環境の整備

公立保育所施設整備事業・公立保育所環境整備事業・ 私立保育所施設整備支援事業・小学校施設整備事業・中学校施設整備事業(18,300,000円)

遊具で子どもたちが遊んでいる様子

公立保育所施設整備事業

公立保育所環境整備事業

私立保育所施設整備支援事業

保育所は子ども達が日々の生活や遊びを通して共に育ち合う場です。

公立保育所の老朽化した施設や設備の改修、私立保育所・認定こども園の安全面や衛生面に配慮した設備備品を購入し、支援することで、子ども達が安心してのびのびとすごせる環境を整えました。

玄関改修などの工事、安全柵の設置などの設備更新、並びにソフトブロックなどの備品購入を行うことで、保育環境の向上を図りました。

保育施設に設置された安全柵

小学校施設整備事業

中学校施設整備事業

学校は、未来を担う子ども達が集い、生き生きと学び、生活する場です。また、市民にとっては学習、文化及びスポーツなどの活動の場であるとともに、災害発生時には地域の避難所としての役割を果たす重要な施設です。

市内にある小学校17校・中学校10校は、施設・設備等の老朽化による不具合が生じているため、計画的に改修や修繕工事を実施しています。

小中学校では、施設の改修工事や設備等の修繕工事を小学校で17件、中学校で15件実施し、安心で安全な教育環境の整備を図りました。

資料購入経費(5,900,000円)

十日町情報館で本を貸し出している様子

十日町情報館と各分室の図書館資料を購入しました。

市民の教養・調査研究・レクリエーション・日常生活等に資する資料を、著者の思想的・宗教的・党派的立場にとらわれることなく、多様な観点から公平に選書し、収集しています。

十日町情報館と分室を合わせて3,625冊の図書等を購入し、蔵書数は約26万冊となりました。

市民が様々な課題を自ら解決していくための知識・情報・技術の提供に役立っています。

自然環境の保全・自然エネルギーの活用

再生可能エネルギー活用促進補助事業(3,500,000円)

猫がペレットストーブをのぞき込んでいる様子

地球温暖化対策の推進と地域資源を活用した再生可能エネルギー創出の促進を目的として、家屋等に自然エネルギーを利用した機器及び設備(太陽光発電、定置用蓄電池、地中熱利用、木質バイオマスストーブ等)を設置する場合に補助金を交付しています。

令和5年度は太陽光発電8件、蓄電池2件、木質バイオマスストーブ19件の設備設置費用に対して支援することで再生可能エネルギーの創出が図られました。

障がい者・高齢者にやさしいまちづくり

補聴器等購入費助成事業(1,000,000円)

補聴器をつけている老人の様子

身体障害者手帳の交付の対象とならない難聴の方に対して、補聴器購入費用を助成しています。

補聴器の装用を促進し、コミュニケーション能力の向上を図ることで、積極的な社会参加及び地域交流を支援するとともに、認知症、うつ病等の発症リスクの低減を図っています。

74名に補助し、事業費2,475,000円となりました。

高齢者・障がい者あんしんサービス事業(1,700,000円)

寝たきり老人介護等介護手当支給

日常生活上、困りごとがある高齢者及び障がい者に対し、買い物や掃除、ごみ捨てなどのサービスを提供する団体へ補助金を交付しています。

サービス提供を行う団体を支援することで、地域住民同士の共助の取組みを推進するとともに、利用者の日常生活上の負担軽減を図っています。

サービス提供時間1,742.5時間、事業費1,742,500円となりました。

文化芸術・スポーツの振興

生涯学習・芸術・文化活動助成事業(500,000円)

子どもたちが工作をしている様子

芸術・文化の振興や青少年健全育成のために活動する十日町市内の各団体等の支援・組織強化を図るため、市内の文化団体(十日町市文化協会連合会など)や青少年育成団体(十日町市子ども連絡協議会)への補助を行っています。

各地域の文化団体や、青少年育成団体等の活動支援、組織強化を図ることで、市内全域の文化芸術の振興、青少年の健全育成を進めました。

文化財保存事業(600,000円)

市内に点在する文化財保存活動の様子

十日町市にある有形・無形文化財を対象に、文化財を保存し、かつ、その活用を図り、市民の郷土に対する認識を深め文化の向上に資することを目的に、文化財の維持、管理及び修理等の経費の一部を補助しました。

国・県・市の指定文化財42件(うち有形文化財32件、無形文化財10件)に対して補助金を交付し、文化財の保存・維持管理に寄与することができました。

地域スポーツクラブ活動体制整備事業(500,000円)

子ども達が体育施設でバスケットボールをしている様子

休日の運動部活動を地域クラブ活動に移行するために、受け皿となる「地域スポーツクラブ」の立ち上げや指導者の確保、継続的に活動できる体制づくりなどを支援しました。

3競技(バスケットボール、ソフトテニス、陸上競技)が施行活動を始めました。

課題解決や他のスポーツ6競技も活用できる事例創出が行われ、将来にわたり子ども達が地域でスポーツに継続して親しめる環境づくりを進めました。

道路や住宅の雪対策

雪処理助成事業(100,000円)

屋根などに積もった雪をトラックに積んでいる様子

例年2~4メートルの積雪がある十日町市ですが、処理した雪の捨て場が無く道路に雪を山積みにしなければならないことがあります。そこで、道路に山積みになった雪処理を行う町内に対して負担軽減のために補助金制度を設けています。市道の除雪では手の届かない部分を補う支援として平成25年度から実施しています。

9町内に対して241,000円の補助金を交付することができました。除雪に係る負担を少しでも軽減することで、冬期間の暮らしの安心確保に努めました。

克雪すまいづくり支援事業(1,800,000円)

克雪すまいづくり

冬でも安心して暮らせる克雪住宅の普及に努めています。

克雪住宅の方式には落雪式や融雪式、耐雪式などがあり、克雪住宅の新築や改修工事に対して補助金を交付しています。

補助金額は克雪化の方式や住宅の規模、世帯構成などにより異なり、最大最大77万円/戸を交付しています。

克雪化された40戸の住宅に対して、計10,259,000円の補助金を交付しました。

市内NPO法人の支援

NPO活動支援交付金(8,700,000円)

NPO法人が運営する公園で遊ぶ子ども達の様子

十日町市は30以上のNPO法人が、子育て支援や福祉支援、都市部との交流促進、文化スポーツ振興、地域の課題解決への取組など、地域の状況に沿った様々な事業を実施しています。

各NPO法人の活動を支援したいという寄附者の思いを、交付金として届けています。

15団体に交付金を交付しました。

地域自治組織の支援

地域自治組織活動支援交付金(7,200,000円)

和太鼓の練習をする地域の人々の様子

地域自治組織とは、自主的・自立的に地域の活性化や課題解決に取り組む住民組織です。市内13組織が、防災・防犯活動、教育支援、行事の企画運営など、地域に欠かせない様々な活動をしています。

各地域の活動を支援したいという寄附者の思いを、交付金として届けています。

11団体に交付金を交付しました。

災害対策

高温・渇水減収緊急対策支援事業(30,000,000円)

渇水によりひび割れた田んぼの様子

令和5年の異常気象による高温、渇水被害を受け、魚沼コシヒカリの1等米比率は過去に類を見ない11%にまで低下しました。

この等級低下により、農家収入に大きな影響が生じたため、等級、面積等に応じて、個人農家、農業法人にJA仮渡金差額の一部を支援する緊急支援事業を実施しました。

米の等級低下に応じて農業者の収入減を支援したことにより、市内農業者の経営に及ぼす影響を緩和することができました。この支援により令和6年度の作付け面積は前年度並みを維持することができます。

感染症対策

感染症対策のため購入した備品

新型コロナウイルス感染症対策のため、市内各施設において各種備品を購入しました。

市内各施設において、消毒液、ウェットティッシュ、ペーパータオル、不織布マスク、ハンドソープ、抗原検査キット、フェイスシールド等を購入しました。

市長にお任せ

広域観光強化事業(1,000,000円)

広域観光強化のための会議の様子

観光客入込調査・分析及び観光客アンケート調査を実施し、広域観光施策に反映するとともに、十日町市観光協会ブランディング部会による持続可能な観光地域づくりに向けたブランドビジョン策定事業に対して助成を行いました。

十日町市観光協会ブランディング部会が、今後の広域観光施策の指針となる十日町市の観光地域づくりが目指すイメージ(ビジョン)を策定しました。今後はこのブランドイメージ(ビジョン)を効果的なマーケティングに繋げていきます。

巡回タクシー運行事業(3,000,000円)

利用客が巡回タクシーに乗り込む様子

稲荷町踏切拡幅工事に伴い、長期にわたり通行止め規制をやむを得ず実施しました。

この規制により不便が生じる歩行者に対し、当事業でJR飯山線の東西を巡回する無料タクシーを運行し、利便性の回復を図ることができました。

令和4年8月2日~令和5年12月12日(毎週火・金曜日)の142日間を運行し、延べ2,748人の方からご利用いただきました。

これまでの寄附金受入と活用実績

これまでにも多くの皆さまからご寄附をいただきました。

これまでにいただいた寄附金の受入状況と活用状況についてお知らせいたします。

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この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 移住定住推進係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-755-5137
ファックス番号:025-752-4635

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