定例記者会見(令和元年6月10日)

更新日:2021年04月01日

1.国民文化祭事業「ゴスペルの祭典IN新潟」に参加する地元ゴスペルチームのメンバーを募集します

 この秋、「第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」が、初めて新潟県で開催されます。先日行われた「十日町市実行委員会」では、市内で実施する文化団体連携事業2事業、市町村単独事業4事業の合計6つの事業が決まりました。詳細は改めてお知らせします。

 この6つのイベントのうち、10月6日(日曜日)に段十ろうで開催する「ゴスペルの祭典IN新潟」で、市民の皆さんでゴスペルチームを結成し、ステージ発表を行いますので、そのメンバーを募集します。日本ゴスペル音楽協会理事の池末(いけすえ)信(しん)さんをはじめ、同志社女子大学教授の上田(うえだ)信行(のぶゆき)さんや世界的なゴスペルのトップシンガー、リチャード・ハートリーさんから講師となり、段十ろうを会場に計3回の練習を行います。募集人数は、高校生以上の大人が50人、中学生以下が30人の合計80人、申込み期間は6月15日(土曜日)から7月31日(水曜日)まで、電話やファックス、市ホームページから申し込みを行ってください。

 これまでゴスペルを歌ったことのない人も大歓迎です。当市からゴスペルの持つ魅力、素晴らしさを発信する絶好の機会となりますので、大勢の皆さんからの応募をお待ちしています。

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2.「おためし地域おこし協力隊」を始めます

 現在、市内では9人の「地域おこし協力隊」が活動していますが、総務省では地域おこし協力隊の拡充を図ることを目的とし、正式隊員になる前に受け入れ地域を一定期間体験できる「おためし地域おこし協力隊」制度を創設しました。当市ではこの制度を活用し、地域おこし協力隊の配置を希望する地域と隊員希望者とのマッチングを図ります。また、地域おこし協力隊の受け入れを検討中の地域からも、この制度を活用してもらい、協力隊を受け入れる準備をしていただければと考えています。

 今後、この制度を活用して地域と隊員のミスマッチを防ぎ、隊員が円滑に活動できるよう支援します。

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3.ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバルで「世田谷生まれの松代育ち 世田谷マーマレード」が金賞を受賞しました

 交流都市の東京都世田谷区内で採れた夏みかんを、冬の間松代地域に運び込み、マーマレードに加工して商品化した「世田谷生まれの松代育ち 世田谷マーマレード」が、このほど開催された、「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」のプロ部門で、見事金賞を受賞したのでお知らせします。

 今回はプロ部門、アマチュア部門を合わせて千を超える応募の中から、夏みかんを加工してマーマレードにしたのはこの1品のみだということです。このマーマレードは、冬に世田谷区内で採れた農薬不使用の夏みかんを材料に、ブラジル産有機砂糖を使用して加工したもので、保存料は一切使用せずに製造されています。製造者はどぶろくで実績のある松代地区の若井明夫さんで、販売者は世田谷区の「株式会社 用賀mura」です。

 今後は、道の駅まつだいふるさと会館1階「お土産処ふるさと」と、クロステン1階 越後妻有おみやげ館で取り扱っていただきます。

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4.十日町市指定避難所の変更について

 6月15日(土曜日)を基準として、災害対策基本法に則って十日町市指定避難所を変更します。これは、耐震化されている施設や電気・水道等が整っている公共施設などを対象とするもので、指定避難所は一定期間滞在することを想定しています。また、従来の屋外避難所を「指定緊急避難場所」に、屋内避難所を「指定避難所」に名称を変更します。

 なお、災害時の「公助」として、市では現在整備を進めている防災行政無線での情報伝達、指定避難所の対応、救援物資の受入・配送、被害状況確認・復旧、被災者支援などさまざまな対応を行いますが、できることには自ずと限りがあります。個人が周囲から情報を得ながら、自ら判断し行動する「自らの命は自らが守る」という「自助」の意識や、判断に迷っている隣近所への「声の掛け合い」による避難行動など「共助」の役割も重要です。

 こうしたことから、今回の指定避難所の変更にあわせて、緊急時に町内の人が最初に集まり安否確認など行う原則屋外の「地区緊急避難場所」と、原則屋内の「地区避難所」を各町内会などで選定していただきました。これを機会に、各自の避難ルートや安全な避難方法の確認、自主防災組織などのかかわり方の再確認を行っていただき、防災意識の高揚や、組織のさらなる強靭化に繋がってほしいと考えています。

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5.「令和元年 十日町市議会第2回定例会」に提出する主な議案について

 6月14日(金曜日)に開会する、6月議会で提案する主な議案を説明します。

 まず条例関係の主なものを説明します。

 はじめに、「十日町市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について」です。改正条例制定の主旨ですが、長時間労働の是正の措置として、国家公務員において超過勤務命令を行うことができる上限を、国が人事院規則で定めたことから、当市も同様の措置を講じるものです。

 続いて、「十日町市企業設置奨励条例及び、十日町市企業投資促進条例の一部を改正する条例制定について」です。この2つの条例では、企業の投資に伴う常用従業員数の増加を、支援条件や奨励措置の一つとしています。今回の改正は、両条例における「常用従業員」の定義に、65歳以上の人を追加するものです。

 続いて、「十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定について」です。この条例改正は、介護保険法施行令の一部改正に基づき、介護保険料額を引き下げ、低所得者のさらなる負担軽減を図るものです。この負担軽減の強化に伴う、今年度の介護保険料の減収額、約3500万円は、国が2分の1、県と市が4分の1ずつ負担することとしています。

 続いて、「十日町市児童センター条例制定について」です。現在建設中の(仮称)十日町市児童センターが、7月末日竣工、8月開館を予定していることから、本条例を制定するものです。利用対象は、18歳未満の児童および児童の福祉増進に関係する個人または団体としますが、メーンは小学生以下の児童と考えております。なお、使用料は無料とします。

 最後に、「令和元年度十日町市一般会計補正予算(第1号)ほかの主な概要」についてです。

 まず補正予算について説明します。補正額としては、一般会計で2億4740万円の追加、特別会計では6会計で905万2千円の追加です。主な補正の内容を説明します。

 歳出予算の民生費では、介護基盤整備助成事業として介護保険施設・旧「老健きたはら」を特養にて運営する事業者への補助金3000万円を計上しました。

 農林水産業費では、国からの100%交付金を財源として中山間地農業ルネッサンス推進事業に500万円を計上しました。

 商工費では、自治体国際化協会からの2分の1補助金を活用して、冬季誘客イベント助成事業に312万円を計上しました。中里地域観光施設管理経費は、清津峡渓谷トンネル内部や駐車場舗装の改修費として1500万円を追加しました。大地の芸術祭運営事業では、文化庁の補助金内示を受け、2500万円を追加し、補正後額1億2000万円としました。また、大地の芸術祭受入対策事業は、三省ハウスと棚田バンクを拠点とした地域活性化を進めるため、2775万円を計上しました。

 土木費では、松之山地域融消雪施設保護事業は、4263万円の計上です。松之山温泉街の消雪パイプは、松之山温泉の熱源を利用していますが、その熱源となる源泉施設が雪崩により倒壊する恐れがあることから、施設の保護対策経費を計上したものです。

 教育費では、生きた歴史体感プログラム事業に2178万7千円を計上しました。笹山遺跡などにおいて「縄文レストラン」などの歴史体感プログラムを実施する経費です。次に、クロアチアホストタウン推進事業において、オリンピックのテストイベントの事前キャンプ経費として、601万6千円を計上しました。

 災害復旧費ですが、今春の融雪災害復旧事業として農林水産業施設および土木施設に係る予算を追加計上しています。

 このほか、いくつかの事業を追加計上しています。

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