定例記者会見(令和2年2月3日)

更新日:2021年04月01日

1.第71回十日町雪まつりプログラム内容について

 1月27日の「十日町雪まつり正副会長・本部委員合同会議」で、一部プログラムの変更を行いながらも、2月15日(土曜日)・16日(日曜日)の2日間、メインエリアを「越後妻有交流館キナーレ」および「道の駅クロステン十日町」として、第71回十日町雪まつりを開催することを、決定しました。関係各位の力強い協力のおかげで、少雪に負けず開催できることを感謝いたします。

 プログラムについては、新たなメインエリアにおいて、地元の食材を楽しむことができる雪季市、雪上茶席、雪あそびスポットを開設します。また、大地の芸術祭アート作品「マキオ巨人と雪上散歩」が展開され、特設ステージでは、「鬼太鼓座」ステージパフォーマンスも行われます。特設ステージイベントでは、15日(土曜日)に豪雪JAM、纐纈(こうけつ)歩美カルテットによる「雪まつりSpecial Jazz Night」に加え、「キナーレひろば」、「おもてなし広場」とジョイントして、オープニングから夜にかけ、絶え間なくステージイベントが展開されます。

 市内の雪像とおまつりひろばの状況は、雪の芸術展への事前申し込み57点のうち、32点が制作予定、「おまつりひろば」は、事前申込み21か所のうち14か所で開設予定となりました。これらの主なひろばを1日1,000円、乗り放題で巡るバスを20分間隔で運行しますので、地域のおもてなし、交流などをお楽しみください。また、実行委員会では、雪像制作や、「おまつりひろば」の開設を応援するため、希望した団体には雪の運搬を行います。

 第71回を契機に、大きな進化への第一歩を踏み出した十日町雪まつりを、市内・外問わず多くの皆さんから楽しんでいただきたいと考えています。

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2.カーボン・オフセットのクレジットを発行します

 市はこれまでの森林整備を実施した成果として、新潟県カーボン・オフセット制度に基づき、「~棚田・里山・ブナ林~地域のたからを後世に継承する~十日町市ふるさとの森づくりプロジェクト」による二酸化炭素クレジットを発行し、販売を開始します。

 カーボン・オフセットは、地球温暖化対策の1つで、市が森林整備により吸収される二酸化炭素量を企業・団体などに販売する制度です。購入者のメリットとして、企業などが日常の活動により排出する二酸化炭素量に対し、吸収する二酸化炭素量を購入することにより、環境貢献などへのPRが可能になります。

 今回発行したクレジット量227トンは、1トンあたり1万円で販売します。クレジットの購入は、市のホームページにある申込書に必要事項記入し、農林課に申し込んでください。購入した人には、オフセット証明書を発行します。

 クレジット収益を活用して、森林整備を促進し、温暖化防止対策や林業の活性化を図るほか、「十日町市ふるさとの木で家づくり事業」などにも充当し、地元産木材の利用を促進します。

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3.「松之山温泉ふぇすてぃBAR(バル)」が開催されます

 昨年「地酒を楽しむ温泉街」を宣言した松之山温泉街で、2月27日(金曜日)・28日(土曜日)に「松之山温泉ふぇすてぃBAR(バル)」を開催します。

 今回6で6回目となるこのイベントは、「バル券」と呼ばれるチケットを購入し、11軒の参加店舗から好きなお店を選んで、食べ飲み歩きを楽しみます。松之山温泉街の旅館・飲食店がそれぞれ趣向を凝らした料理1品と日本酒1種を用意して、お客さんを迎えます。

 参加店舗での食べ飲み歩きのほかにも、バルに変貌した古民家「地炉」で、松之山が誇る「酒匠(さかしょう)」山岸(やまぎし)裕一(ゆういち)さんがこの日のために厳選した4種の日本酒やおつまみを楽しむことができます。地炉では一緒にイベントを盛り上げる、高崎経済大学の井門(いかど)ゼミの学生がおもてなしします。

 料理やお酒はもちろん、参加店舗の店主・スタッフとの会話も楽しみながら、冬の温泉街をゆったりと散策できるイベントです。ぜひ、参加してみませんか。

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4.「第24回岡山県総社市山手地区と中条地区の冬交流」を開催します

 2月8日(土曜日)から10日(月曜日)まで、岡山県総社市山手地区と当市中条地区との交流を行います。この交流は1336年の南北朝時代の歴史的背景を由縁に、平成9年から始まりました。毎年夏に中条小学校の6年生が山手地区を訪問し、冬には山手小学校の6年生が中条地区を訪れ、お互いにホームステイを行い交流しています。

 24回目を迎える今回の交流は、山手小学校から49人の児童と15人の引率者が当市を訪れ、中条地区の2か所の集会所で両校の児童が宿泊し、交流します。冬交流では、中条小学校で縄文に関する学習会やレクリエーションのほか、ベルナティオのフォーラムセンター周辺で雪遊び体験を行う予定です。

 なお、両小学校の相互訪問による交流は、この冬交流をもって休止となります。

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5.オーストラリア大規模森林火災義援金の募金箱共同設置について

 オーストラリアでは、昨年7月から国内各地で森林火災が相次ぎ、現在もなお延焼中で甚大な被害が拡大しています。当市は松之山地域の浦田地区に建設された、大地の芸術祭作品「オーストラリアハウス」を拠点に、同国との交流を進めていることから、被災地の救援及び支援のため浦田地区と共同で市民募金を行います。

 これまでに日本の本州の約半分にあたる10万平方キロメートル以上が焼失し、死者33人、住宅被害3,000棟以上の被害が確認されています。また、コアラやカンガルーなど固有の野生動物にも甚大な被害が及んでいます。3月22日(日曜日)まで、市内の公共施設などに募金箱を設置し、集められた募金は、オーストラリア赤十字社を通じ被災地に届けます。多くの皆さんからの協力をお願いします。

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6.「第1回にいがた健康経営推進企業表彰」で市内3事業所が「知事賞」および「奨励賞」を受賞しました

 今年度新設された新潟県主催「第1回にいがた健康経営推進企業表彰」で、市内明石町の大島電気株式会社が最高位の「知事賞」を、また市内山野田の株式会社クローバフォーと株式会社ノースラインが「奨励賞」を受賞されました。

 この表彰は、従業員の健康づくりに積極的に取り組んでいる県内企業を表彰するもので、その活動内容を周知し、企業の健康づくりの推進を図ることを目的としています。今回、「にいがた健康経営推進登録企業」447事業所のうち26事業所から応募があり、見事当市内の3事業所が受賞しました。

 大島電気は、協会けんぽなどと連携し、健診結果に対して継続的にサポートしたこと、食生活の見直しに取り組んだこと、また市の「とおかまち健康ポイント事業」に会社全体で参加し、従業員の運動習慣付けに取り組むなど、積極的な健康経営が高く評価されました。株式会社クローバフォーと株式会社ノースラインにおいては、「健康促進100日プロジェクト」として運動を継続する仕組みづくりを行ったことなどが評価されたものです。

 表彰式は、2月7日(金曜日)に県庁で行われます。おめでとうございました。

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