定例記者会見(令和3年12月1日)

更新日:2021年12月01日

1.「バス・タクシー割引クーポン事業」(第2弾)を実施します

要旨

今年7月に、「バス・タクシー割引クーポン」を全戸配布しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により利用が落ち込んでいる「バス」・「タクシー」のさらなる利用回復を図るため、第2弾を実施します。

第2弾は、クーポンの額を第1弾より500円アップさせて、1,500円分とします。また今回は、市報12月10日号と合わせて市民の皆さんへ配布することに加え、県の認証を受けた飲食店にも、1店舗につき9,000円分のクーポンを配布し、店舗からお客さまへ渡すなどして、公共交通のさらなる利用促進につなげる考えです。

なお、使用期限は来年の2月末までです。市民の皆さんは、2月末までにぜひクーポンを活用してバスやタクシーを利用してください。また、クーポンを使用する予定のない人は、ご近所でバスやタクシーをよく利用されている方に差し上げることも可能ですので、ぜひバスやタクシーの利用促進のため、ご理解とご協力をお願いします。

2.「まちなか×GAKUENSAI(がくえんさい)2021」を開催します

要旨

協働のまちづくり事業の一環として、中心市街地の施設を活用して、市内の高校生が様々な催しを行うイベント「まちなか GAKUENSAI(がくえんさい) 2021」が開催されます。

開催日は12月19日(日曜日)で、中心市街地の6施設が会場となります。十日町市と津南町の6校の高校生が、自分たちの得意分野や興味のあることをもとに、展示やパフォーマンス、飲食販売、ゲーム等を企画して、多彩な催しを行う予定です。また、当日は新型コロナウイルス感染症予防対策として、会場入口での検温、マスクの着用、手指消毒を徹底するとともに、会場内が密にならない対応をして開催します。

このイベントを通じ、高校生と市民活動団体、ひいてはまちなか全体の連携が図られ、更には高校生の自主性や社会性、地域への愛着を育み、将来のまちづくりの担い手育成に繋がっていくことを願っています。

3.「日本遺産シンポジウム」を開催します

要旨

十日町市には、昨年認定された「究極の雪国とおかまち―真説!豪雪地ものがたり―」と、平成28年に認定された「『なんだ、コレは!』信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化」の2つの日本遺産があります。この2つの日本遺産ストーリーを活用し、文化観光を推進するため、シンポジウムを開催します。

日時は令和4年1月16日(日曜日)で、会場は越後妻有文化ホール「段十ろう」です。基調講演の講師には、日本遺産制度の設立にも尽力され、文化観光分野の第一人者である丁野朗さんを迎えます。また、それぞれの自治体で日本遺産事業に精力的に取り組んでいる、石川県小松市の望月精司さんと、福井県小浜市の下仲隆浩さんからは、それぞれの取組みについて、事例発表を行っていただきます。

このほか、地元の関係者を交えたパネルディスカッションでストーリーを生かした地域のブランド化や、日本遺産活用の可能性などについてのトークを展開する予定です。このほか、詳細は後日改めてお知らせいたします。

参加は無料です(要事前申込)。「文化観光」について市民の皆様と考える機会としたいと思いますので、ぜひ多くの市民の皆さんからの参加をお願いします。

4.「十日町市ふるさとの森づくりプロジェクト」カーボン・クレジットのオフセット証明書贈呈式を行います

当市は二酸化炭素吸収量を確保し、地球温暖化対策を図ることなどを目的に、平成30年度からカーボン・オフセット事業「十日町市ふるさとの森づくりプロジェクト」に取り組んでいます。このたび、当プロジェクトのクレジットを購入してもらったイオンリテール株式会社への、「カーボン・クレジットのオフセット証明書贈呈式」を行います。

贈呈式は、12月15日(水曜日)午前10時から、市役所防災庁舎2階大会議室で行います。式ではイオンリテール株式会社から、クレジット購入目録を贈呈してもらい、当市からはオフセット証明書を贈ります。

今回、同社からは91トン・100万1千円分のクレジットを購入してもらいました。これは、今年7月に県内のイオン各店で行われた「がんばろう新潟・十日町フェア」にあわせて実施された、「ブルーレシートキャンペーン」の期間中、専用ボックスに投函されたレシート総額の1%相当がクレジット購入に充てられています。

5.広聴事業「市長とふれあいトーク」が300回目を迎えます

平成21年度から実施している「市長とふれあいトーク」が、12月21日(火曜日)開催分で300回となります。

この事業は、市長が集落など市民の皆さんのもとを訪れ、まちづくりについて直接語り合う広聴事業です。近年は高齢化率の高い中山間地域の行政区単位で開催しています。これまで13年間、298回にわたり6千人以上の皆さんから参加いただき、12月の2回分を加えて、300回を迎える見込みとなりました。

皆さんのご協力で、このような大きな節目を迎えることができました。深く感謝申し上げます。これからも市民の皆さんの声を聴き、「選ばれて 住み継がれるまち とおかまち」を推進してまいります。

十日町記者クラブ加盟の報道機関の方へ

池谷集落の同意をいただいたので、300回目のみ特別に報道向け公開開催します。取材を希望するときは、添付資料のとおり担当へ事前申し込みをお願いします。

6.「令和3年十日町市議会第4回定例会」に提出する主な議案について

令和3年12月3日(金曜日)に開会する、12月市議会で提案する主な議案を説明します。添付資料と合わせて、ご確認ください。

会期

12月3日(金曜日)から13日(月曜日)まで

主な提出議案

十日町市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定について

課税免除に対する国からの減収補填の根拠法として、新たに「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」が制定されたことに伴い、文言修正等を行うものです。また、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、雇用人数要件の特例措置について、さらに3年間延長するものです。なお、「十日町市企業投資促進条例」につきましても、同様に特例措置の延長を行います。

十日町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

令和4年1月1日から、産科医療補償制度の掛金が引き下げられることから、出産育児一時金をその分引き上げ、支給総額を現行と同額に維持するため、本改正を行うものです。

※そのほかの議案件名は、添付した「資料1」を参照のこと

令和3年度十日町市一般会計補正予算(第9号)ほかの主な概要

補正額と しては、一般会計で 11億773万4千円 の追加、特別会計 では、5会計で 696万1千円 の減額となります。また、12月補正では添付資料のとおり「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」7,126万1千円 を、11の事業に総額で5億2,435万6千円 充当します。

歳出予算

総務費

「ほくほく線運行継続支援事業」では、コロナ禍において安全運行の継続に向け、鉄道設備の整備を行う「北越急行 株式会社」への事業者支援として、出資自治体の出資割合を基に、4,900万円 を計上しました。

「とおかまち応援寄附金募集経費」では、寄附金歳入額で、5,000万円 の増額を見込み、返礼品の購入やポータルサイトの利用料などに、2,780万円 を追加しました。

「ふるさと回帰支援事業」は、地方回帰の流れから、移住者のさらなる増加を見込み、2,175万円 の追加です。

民生費

「介護給付事業」と「訓練等給付事業」の二つの事業に、合わせて 1億6,239万円 を追加しました。障がい者自立支援のサービス利用状況を踏まえ、サービスを必要とする方に対応するための補正です。

衛生費

「新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業」では、2,550万2千円 を追加し、3回目の接種のほか、2回目未接種者に対応します。また、「新型コロナウイルスワクチン接種事業」には、3,064万7千円 を追加し、12歳から15歳を対象とした個別接種に対応します。

農林水産業費

「中山間地域等直接支払交付金事業」は、2,058万3千円 を追加し、新規及び既存の協定による交付対象面積の増加などに対応します。

「鳥獣被害防止対策事業」では、第一種銃猟(じゅうりょう)免許の新規取得者の増加に伴い、28万8千円 を追加します。

商工費

「大地の芸術祭受入対策事業」に、658万4千円 を計上し、これまでの感染対策の経験等を生かし、芸術祭を安全に開催するための態勢構築を図ります。

土木費

「市道除排雪経費」に、6億2,505万円 の追加です。

教育費

県の特別警報発令に伴い、修学旅行の延期で生じたキャンセル料などを補助するため、「修学旅行キャンセル料等補助事業」に、122万円 を計上しました。

また、小学校費 及び 中学校費の施設整備に、合わせて、7,380万円 を計上し、6つの小学校の空調設備を整備し、1つの中学校のトイレ改修を実施します。

「学校給食感染防止対策事業」では、220万1千円 を計上し、今後の感染対策を念頭に、容易に分散して給食が取れるよう、一部の小学校で、食器を軽量化します。

※このほかにもいくつかの事業を追加計上

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 広報広聴係

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