定例記者会見(令和5年6月12日)

更新日:2023年06月12日

1.「2023年の越後妻有」の夏・秋プログラムについて

要旨

4月29日に開幕した、大地の芸術祭の通年誘客事業「2023年の越後妻有」における夏・秋の主なプログラムについてお知らせします。
越後妻有里山現代美術館MonETでは、7月1日(土曜日)から4回に渡り、4名のゲストキュレーターによる企画展を開催します。
その初回として、アーティスト集団「カタルシスの岸辺」による企画展では、同グループが収集した映像や画像素材を販売する屋台が限定オープンするなど、工夫を凝らした内容となっています。その後も2か月ごとに企画展を予定していますので、新たな作家との出会いをお楽しみください。
絵本と木の実の美術館では、2022年に他界された、ヴォイス・アーティストのおおたか静流さんを偲び、作家の田島征三さんが創りあげた作品とともに、おおたかさんが、これまで歩んできた軌跡を展示します。おおたかさんは、同美術館の宣伝部長を名乗り、鉢集落や多くの人を巻き込みながら盛り上げてくださいました。他にも、香港ハウス、ギャラリー湯山、森の学校「キョロロ」でも企画展を予定しています。
イベントでは、ベリー・スプーンでジャムづくりのワークショップを開催するほか、田野倉集落に伝わる「三九郎キツネ」という民話にちなみ、キツネの仮装をして集落をまわるランニングイベントを開催します。
食のコンテンツでは、上郷クローブ座レストランで、昨年好評だった、雪国の暮らしを描いた『北越雪譜』をモチーフにしたパフォーマンスとともに、地元のお母さんたちが明るく楽しく、地元の旬な食材を使った料理を提供します。
MonETの1階回廊では、ぴりっと辛いかぐら南蛮のピクルスを使った「TSUMARI BURGER」を味わうことができます。
夏以降もアートや食を通じて越後妻有の魅力を発信してまいります。

2.「令和5年 十日町市議会第2回定例会」に提出する主な議案について

要旨

今週、6月16日(金曜日)開会の6月議会で提案する主な議案について説明します。会期は、26日(月曜日)までとなっています。なお、本議会に提案する議案の一覧は、報道資料の資料1に記載のとおりです。
それでは、1つ目の「訴えの提起について」です。
本議案につきましては、湯沢町との境界確定等請求事件について、今週6月5日に言い渡されました判決に不服があることから、控訴を行うことについて地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものであります。なお、判決内容及び理由等につきましては、報道資料の資料2をご覧ください。
次に、「令和5年度 十日町市 一般会計 補正予算(第2号)ほかの主な概要」について説明します。詳細は報道資料の資料3をご覧ください。
まず、「1.補正予算」の補正額は、一般会計で1億9,048万7千円の追加、特別会計では、5会計で1,124万9千円の追加となります。
次に、「2.一般会計の主な補正の内容」です。なお、「重点支援」とある事業は、「コロナ臨時交付金」を財源とするものです。
はじめに、総務費です。「市営バス整備事業」は、今年度末に路線バス鉢線の運行が終了することに伴い、市営バスの代替運行をするため、車両購入費などに、612万5千円を計上しました。「とおかまち応援寄附金募集経費」の200万円は、返礼品の発信力強化に取り組む市内事業者を支援するものです。
次に、民生費では、対象世帯に3万円を支給する「住民税非課税世帯給付金支給事業」に1億5,751万5千円を計上しました。また、「介護・福祉施設等物価高騰対策支援事業」と「私立保育所等運営支援事業」の2事業は合わせて、1,694万円です。電気料等の価格高騰の負担を軽減し、事業運営の安定化に向け支援します。
続いて、衛生費です。コロナワクチンの特例臨時接種が1年間延長したことから、接種体制の確保などに係る経費として、合計で4,913万7千円を追加します。
商工費では、既に予算化している事業とは別に、「プレミアム商品券発行事業」に4,500万円を充て、第二弾として実施します。また、「観光めぐりバス運行支援事業」では、旅行業者が実施する周遊バスの運行を支援し、「新商品等開発支援事業」では、文化観光に資する新商品開発等に要する経費を補助します。この2事業に1,950万円を計上します。
教育費です。「クロアチアホストタウン推進事業」に、105万8千円を追加し、日本とクロアチア共和国の外交関係樹立30周年、そして、当市との友好交流20周年に当たり、記念コンサートなどを実施します。
コロナ臨時交付金の活用事業では、「スポーツ合宿物価高騰等対策支援事業」により、合宿を受け入れる宿泊事業者を支援します。また、「学校給食用食材費高騰対策事業」では、給食費値上げ相当分を市で負担します。これら2事業に、1,074万4千円を計上します。
最後に、「3.新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用額」ですが、今回の6月補正では、12事業に、2億9,051万9千円を充てます。
このほかにも、いくつかの事業において、補正をしています。

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