学校生活

更新日:2021年04月26日

冬の小学校では、どんなことをしていますか?

体育の時間、校庭でスキーを習う子供たちの写真

雪国の学校では、冬のあいだグラウンドが使えません。そこで、屋外(おくがい)での体育の授業はノルディックスキー(雪原を走るスキー)やアルペンスキー(山の斜面を滑るスキー)をおこないます。体育館や教室での授業はみなさんと同じです。

十日町市内の小学校の冬休みは、長いのですか?

雪のふらない地方の小学校とほぼ同じです。北海道などもっと寒い地方では、夏休みを短くして、そのぶん冬休みを長くしているようです。

雪がたくさんふって寒いのに、なぜみんなは学校を休まないのですか?

自分の背丈の倍以上ある雪と雪の間を集団登校する子供たちの写真

雪がふっても、学校は休みになりません。雪国の子どもは雪になれていて、大雪でも、ふぶきでも、元気に学校に通っています。

ただし、雪がふるといろいろなものが雪にかくれて見えなくなることがあります。低学年の児童が道路わきの側溝(そっこう)に落ちたりしないように、登校するときは近所の小学生がいっしょになって、集団登校をしています。

また、雪がふっても登校しやすいように道路のじょせつをしっかりと行っています。

小学校の登下校時の服装(ふくそう)をおしえてください

雪の中でも目立つ様にカラフルなスキーウェアを纏って登下校する子供たちと保護者の写真

雪がふるので、温かくて水にぬれにくい服そうで登下校をしています。スキーウェア、ウインドブレーカーを着る人、コートを着る人などがいます。頭には、野球帽や毛糸の帽子をかぶったりしています。足元は長ぐつか、スノートレーニングシューズという足くびから雪が入らないようにした運動ぐつのようなものをはいています。

大雪の中でも目立ちやすいように、冬に外で着る服にはあざやかな色のものが多くあります。校内での服そうは雪のふらない地方の子どもたちと同じです。ただし、上着は長そでで、Tシャツや半そでを着ている人はいません。