信濃川生物生息実態調査

更新日:2021年04月01日

枯れ葉に止まっている、青いミヤマシジミ(オス)の写真

 十日町市では、信濃川中流域沿川の自然環境の実態を把握するため、信濃川本流とつながりの深い支川における魚類や水生生物の生息状況の調査を行っています。
 また、信濃川中流域の十日町市域の河川敷は、貴重な蝶であるミヤマシジミ(環境省レッドリスト絶滅危惧IB類(EN)に指定。新潟県レッドデータブック絶滅危惧II 類に指定。)の生息地になっているため、生息状況の調査を行っています。

調査場所

魚類・水生生物生息調査

  • 平成27年度…貝野川、飛渡川、川治川
  • 平成28年度…北沢川、田川、清津川
  • 平成29年度…小海川、思川、羽根川
  • 平成30年度…入間川、当間川、七川

ミヤマシジミ生息調査

  • 平成26年度…水防・高水敷公園(水辺の楽校つまりっ子ひろば)付近
  • 平成27年度…水防・高水敷公園(水辺の楽校つまりっ子ひろば)付近

調査内容

魚類・水生生物生息調査

  • 信濃川と支川の合流点付近における魚類・水生生物(底生動物)の生息調査(春季、秋季に各調査1回以上実施)
  • 水温、pH、透視度、水深、流速等の簡易な物理化学的な水質調査
  • 捕獲、確認した魚類・水生生物の確認種リストを整理及び、解説シート等の資料作成
  • 底生動物について、指標生物による水質判定やスコア法などによる水質の評価や検証

ミヤマシジミ生息状況調査

  • 調査地は、水防・高水敷公園(水辺の楽校つまりっ子ひろば)
  • 目視によるミヤマシジミの生息状況の確認(現地調査は、5月から11月に5回以上実施)
  • 成虫、幼虫、卵を確認対象とし、成長段階、個体数、生息場所の環境などを記録(成虫については、雌雄の別を記録)
  • 生息確認位置等をマッピング、分布状況を図化し、分布地と環境要因の関わりを確認
  • ミヤマシジミ以外の蝶類についても可能な限り確認種名等を記録
緑の植物の上に止まっている、ミヤマシジミ(メス)の写真
黄色い花に止まっている、ミヤマシジミ(オス)の写真

調査結果

平成26年度

平成27年度

平成28年度

平成29年度

平成30年度

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 建設課 克雪利水係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁3階)
直通電話番号:025-761-7412
ファックス番号:025-752-4635


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