定例記者会見(令和2年1月8日)

更新日:2021年04月01日

1.「日本博」主催・共催型プロジェクト「越後妻有雪花火2020」を開催します

 2月29日(土曜日)、「越後妻有雪花火/Gift for Frozen Village2020」を開催します。今年で7回目を迎える雪花火。今回文化庁が進める「日本博」の主催・共催型プロジェクトに認定され、日本の文化芸術を代表するイベントとして開催します。同プロジェクトに採択された50の事業のうち自治体は当市を含め7件選ばれましたが、ほか6件は県・政令都市などで地方の市町村としては当市のみであることから、文化庁からの期待が強く感じられます。

 イベントでは高橋匡太さん演出の「光の花畑」と、雪上花火としては世界最大級の3尺玉花火で、幻想的な雪景色を演出します。この3尺玉はミュージックスターマインと題し、音楽に合わせて打上げられ、今回は初めてこのイベントのために音楽アーティストのmica(ミカ) bando(バンドウ)さんによるオリジナル曲となります。また、飲食エリアでは、妻有地域の食が楽しめる企画を準備しています。

 また、この雪花火を含めた冬のプログラム、“「大地の芸術祭」の里 越後妻有2020冬SNOWART(スノワート)”を、2月15日(土曜日)から3月1日(日曜日)まで開催します。多くのアーティストが参加し、雪国の魅力を楽しく遊びながら感じられる内容です。キナーレ・農舞台の企画展、清津峡渓谷トンネルはもちろん、雪花火の観覧もできるお得な共通チケットも用意してあります。チケットを片手に、ぜひ冬の越後妻有を巡ってみてください。

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2.「大白倉バイトウ」を開催します

 川西地域大白倉集落の「大白倉バイトウ」は、小雪などのため当初予定の1月12日(日曜日)から延期され、1月26日(日曜日)午後5時から開催されます。

 小正月の「奇祭」として、テレビや雑誌などで注目を集めるこの伝統行事は、雪原にケヤキとワラで「バイトウ」と呼ばれる直径8メートル、高さ約10メートルのドーム状の家型を作り、その中で酒盛りをして参加者との親睦を深めます。最後に1年間の無病息災と五穀豊穣を祈りながら家型に火を点け、バイトウの燃え方でその年の稲作の出来具合を占います。バイトウから20メートル以上の火柱が燃え上がる光景は圧巻です。点火は午後8時30分ころを予定しています。

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3.「むこ投げ・すみ塗り」を開催します

 奇祭としてテレビや雑誌などで注目を集める、松之山の伝統行事「むこ投げ・すみ塗り」が、1月15日(水曜日)午後2時から開催されます。

 「むこ投げ」は前年に結婚したお婿さんを、薬師堂から約5メートル下の雪の上へ投げ落とし、お嫁さんは雪まみれになったお婿さんの雪をやさしく払い落とし、夫婦の絆を深めます。今回、地元松之山在住の夫妻と、一般公募で選ばれた夫妻の2組が参加します。その後場所を移動して、「すみ塗り」が行われます。“さいの神”を燃やした灰と雪を混ぜて墨を作り、だれかれとなくお互いの顔に塗り合い、無病息災と家業繁栄を祈ります。

 当日はあま酒の振る舞いもありますので、大勢の皆さんの来場をお待ちしています。

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4.「第58回なかさと交流会」を開催します

 平成3年から沖縄県久米島町(当時仲里村)との間で開催されている、「なかさと交流会」。毎年冬に久米島町児童が当市中里地域を訪れ、夏には受入れを行った当市中里地域の児童が久米島町を訪れます。

 今年は1月23日(木曜日)から26日(日曜日)まで、久米島町の5年生児童12人と引率者が当市を訪れ、交流を行います。滞在中の4日間、学校訪問、2日間のホームステイ、体験学習やスキー・雪国体験などを行う予定です。雪国の環境や風土・習慣は、久米島町の子どもたちだけでなく、引率する大人たちにも感動を与えます。これまでの交流により、家族ぐるみで付き合いが続いているケースもあり、十日町のお米を送ったり、沖縄からは海の幸が届いたり、またお互いの地域に遊びに行くなど、親睦が深まっています。

 この交流が新たなつながりを生み、子どもたちの成長を促すものになるよう期待しています。

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5.「第32回雪原カーニバルなかさと」イベント参加者を募集します

 第32回「雪原カーニバルなかさと」を、3月7日(土曜日)なかさと清津スキー場で開催します。このイベントは、会場となる雪原一面を彩るキャンドルを、来場者自らが製作し、設置や点灯を行う参加型のイベントです。今回、より“参加”という点に特化した新規プログラムを用意し、また従来の内容も拡充しました。

 1つ目として、特設ステージでの音楽やダンスパフォーマンスのためのフリーステージを用意しました。ついては、ジャンルは問いませんので日ごろ培っているパフォーマンスをステージで披露し、一緒にイベントを盛り上げていただく参加者を募集します。2つ目として、来場者アンケートなどで要望のあった「たいまつ滑降」の一般参加枠を新設しました。30人を募集しますので、地元スキー関係者とともに、当イベントのフィナーレに花を添えていただきたいと思います。最後に雪上ドッヂビー大会ですが、今回で第10回となることを記念し、募集チーム数や賞品を拡充します。子どもと大人が一緒に楽しめるイベントですので、大勢の皆さんの参加をお待ちしています。

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6.第12回縄文楽検定を開催します

 当市ほか、長岡市など県内4市1町と連携している信濃川火焔街道連携協議会では、3月1日(日曜日)、十日町情報館で第12回縄文楽検定を実施します。この検定は、「縄文」や「火焔型土器」をテーマにした新潟ならではの検定で、今回も十日町市・魚沼市・長岡市・三条市・新潟市でも同時開催します。

 平成28年4月に、「『なんだ、コレは!』信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化」というストーリーが、日本遺産に認定されました。今回の検定でも、日本遺産のストーリーや構成文化財に関する出題を予定しています。

 申し込みは2月14日(金曜日)までに、往復ハガキで受け付けています。「縄文」を楽しく学べる検定に、参加してみませんか。

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7.お土産用ペーパーバッグデザイン企画最終審査会を開催します

 1月29日(水曜日)午後4時から、十日町商工会議所で十日町市をイメージしたお土産用ペーパーバッグのデザイン企画最終審査会を開催します。

 この取組みは、平成29年11月、一般社団法人滋慶学園グループと連携協定を結んだことをきっかけとして、官学連携プロジェクトの1つとして進めているものです。昨年、滋慶学園グループの、「東京コミュニケーションアート専門学校」の学生の皆さんからデザインしていただき、36作品が提案されました。その後、中間審査として250人から投票してもらい、10作品が今回の最終審査会に進みました。

 最終審査会では、選ばれた10人の学生によるプレゼンテーションを経て、最優秀賞1作品、優秀賞2作品を決定します。なお、最優秀賞作品は、今年6月ころからクロステン物産館、観光協会売店などで使用する予定です。

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